黄昏のチャイナタウン

黄昏のチャイナタウン』(たそがれのチャイナタウン、The Two Jakes)は、1990年アメリカ合衆国サスペンス映画

黄昏のチャイナタウン
The Two Jakes
監督ジャック・ニコルソン
脚本ロバート・タウン
製作ロバート・エヴァンス
ハロルド・シュナイダー
ジャック・ニコルソン
出演者ジャック・ニコルソン
ハーヴェイ・カイテル
音楽ヴァン・ダイク・パークス
撮影ヴィルモス・スィグモンド
編集アン・グールソード
製作会社パラマウント映画
配給アメリカ合衆国の旗 パラマウント映画
日本の旗 UIP
公開アメリカ合衆国の旗 1990年8月10日
日本の旗 1991年6月28日
上映時間137分
製作国アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$19,000,000[1]
興行収入アメリカ合衆国の旗カナダの旗 $10,005,969[2]
前作チャイナタウン
テンプレートを表示

映画『チャイナタウン』の続編で、前作に引き続いて主演のジャック・ニコルソンが監督も兼任している。

ストーリー 編集

1948年ロサンゼルス私立探偵のジェイク・ギテスは建設会社の経営者ジェイク・バーマンから妻キティの浮気調査を依頼される。

ジェイクはモーテルでキティの浮気の様子を盗聴して探っていたが、そこへバーマンが乱入、相手の男を有無を言わせず射殺してしまう。しかもその被害者は、バーマンの会社の共同経営者であるボディーンだった。

ところが、使用された拳銃はボディーンのものだったことなどから、バーマンは不起訴処分になる。だが、これに納得のいかないボディーンの妻リリアンは、バーマンとジェイクを訴えると息巻く。

それを避けるため調査を続けたジェイクは、ロサンゼルス最大の石油会社ローリー社に行き当たる。また浮気現場で盗聴していたテープには、かつての案件で出会った女性イヴリンの名とその娘のことが語られていた。

ジェイクは今回の依頼の背後に何か巨大な策謀を感じ取り、ローリー社の社長アールに接近、意外な事実を知る。

キャスト 編集

役名俳優日本語吹替
ジェイク・ギテスジャック・ニコルソン仲村秀生
ジェイク・バーマンハーヴェイ・カイテル小林勝彦
キティ・バーマンメグ・ティリー勝生真沙子
リリアン・ボディーンマデリーン・ストウ高島雅羅
コットン・ワインバーガー弁護士イーライ・ウォラック峰恵研
ミッキー・ナイスルーベン・ブラデス麦人
チャック・ニューティ弁護士フレデリック・フォレスト城山知馨夫
ローチ警部補デヴィッド・キース秋元羊介
アール・ローリーリチャード・ファーンズワース大木民夫
タイロントレイシー・ウォルター塚田正昭
ラリー・ウォルシュジョー・マンテル北村弘一
カーンジェームズ・ホン丸山詠二
イヴリン・モーレイフェイ・ダナウェイ
(声のみ)
達依久子
グラディスレベッカ・ブロウサード堀越真己
ラルフ・ティルトンジェフ・モリス加藤正之
マーク・ボディーンジョン・ハケット田原アルノ
リピィーアラン・ウォーニック津田英三
マティ・ローリースー・カールトン久保田民絵
リンダロージー・ヴェラ仲村美緒
リバティーポーリー・ディコッコ稲葉実
サウルジョン・ハーマン・シャナー星野充昭
デトマー判事ウィル・タイナン清川元夢
私服警官トム・ウェイツ
(クレジットなし)

※日本語吹替音声DVD収録

作品の評価 編集

Rotten Tomatoesによれば、20件の評論のうち高評価は65%にあたる13件で、平均点は10点満点中5.9点となっている[3]Metacriticによれば、17件の評論のうち、高評価は7件、賛否混在は9件、低評価は1件で、平均点は100点満点中56点となっている[4]

出典 編集

  1. ^ The Two Jakes (1990)” (英語). IMDb. 2021年2月9日閲覧。
  2. ^ The Two Jakes” (英語). Box Office Mojo. 2021年2月9日閲覧。
  3. ^ The Two Jakes (1990)” (英語). Rotten Tomatoes. 2021年2月9日閲覧。
  4. ^ The Two Jakes Reviews” (英語). Metacritic. 2021年2月9日閲覧。

外部リンク 編集