銀河鉄道物語

日本のアニメ

銀河鉄道物語』(ぎんがてつどうものがたり THE GALAXY RAILWAYS)は、松本零士原作のSFアニメ漫画作品。略称は「銀鉄」など。

銀河鉄道物語
ジャンルSFアニメ
原作松本零士
アニメ:銀河鉄道物語(第1作)
銀河鉄道物語 〜永遠への分岐点〜(第2作)
監督西本由紀夫 → 冨永恒雄(第2作)
シリーズ構成園田英樹山田靖智(第2作)
キャラクターデザイン木崎文智・竹田逸子 → 加野晃(第2作)
メカニックデザイン渡辺浩二峰岸達実・浜中義美(第2作)
オリジナルメカデザイン:板橋克己
アニメーション制作プラネット
(第2作ではプラネットエンターテイメントに改称)
製作銀河鉄道管理局(第1作)
中部日本放送・銀河鉄道物語プロジェクト(第2作)
放送局放送局を参照
放送期間2003年10月5日 - 2004年4月11日(第1作)
2006年10月5日 - 2007年3月29日(第2作)
話数第1作:全26話、第2作:全26話[1]
OVA:銀河鉄道物語 〜忘れられた時の惑星〜
監督大庭秀昭
シリーズ構成むとうやすゆき長谷川菜穂子
キャラクターデザイン木崎文智竹田逸子千葉道徳
メカニックデザイン渡辺浩二、浜中義美、石野聡、岡武志
オリジナルメカデザイン:板橋克己(零時社)
アニメーション制作プラネットエンターテイメント
製作コモンウェルス・エンターテインメント
発表期間2007年1月24日 - 4月27日
話数全4話
その他DVD発売前の先行特別放送あり
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

本項目では、アニメ作品を中心に記述する。記述する作品は以下の通り。なお、状況に応じて括弧内の略号を使用する。

  • 銀河鉄道物語(TV1)
  • 銀河鉄道物語 〜永遠への分岐点〜(TV2)
  • 銀河鉄道物語 〜忘れられた時の惑星〜(OVA)

概要 編集

アニメは2003年から2007年にかけて、全3シリーズが発表された。『銀河鉄道物語』、『銀河鉄道物語 〜永遠への分岐点〜』はテレビアニメとして、『銀河鉄道物語 〜忘れられた時の惑星〜』はOVAとして制作されている(後述)。

また、松本零士自身の漫画家活動50周年記念作品の漫画も執筆された。こちらは『ビッグコミック』にて『銀河鉄道999』のエピソードの一部として3編、『ビッグコミックスペリオール』2003年11月30日増刊にて『銀河鉄道物語』として書き下ろしたエピソード3編と、同2005年2月15日増刊にて、『銀河鉄道999』42-45話と併せて収録の2編がそれぞれ掲載された。

シリーズを通して、原作者・松本零士が創造した『銀河鉄道999』と同じ世界で物語が繰り広げられる。しかし、同原作者の作品『銀河鉄道999』との関係は、銀河鉄道を舞台にしたこと以外は作品中で語られていない。999号も登場するが、本作ではあくまで銀河鉄道の1列車という役割である。なお、OVA『忘れられた時の惑星』では、SDFと999の関係、『999』の登場人物とSDF小隊の面々との関わりが明かされている(後述)。

この他、『宇宙海賊キャプテンハーロック』や『漂流幹線000』など、様々な松本作品が元ネタになっている設定や小ネタが随所に登場した。

アニメシリーズ 編集

銀河鉄道物語
TVシリーズ第1作。2003年10月から2004年4月までBSフジフジテレビなどで放送。ナレーションは窪田等。総集編を劇場公開の予定があったが、公開を予定していた「秋葉原オリエンタルコミックシアター」が閉鎖となったことからDVDリリースのみとなっている。
銀河鉄道物語 〜永遠への分岐点〜
TVシリーズ第2作。2006年10月から2007年にかけて中部日本放送TBSなどで放送。ナレーションは麻上洋子16:9だがTBS系列制作のため、サイドカットにより4:3で放送。
銀河鉄道物語 〜忘れられた時の惑星〜
OVA作品。2007年1月24日から4月27日にかけて、DVD全4巻が発売された。世界観を共有する『銀河鉄道999』との関係が描かれており、同作のメーテル星野鉄郎車掌なども登場している。発表は上記のTV第2シリーズが先行したが、企画・製作はOVAのほうが先で制作発表時の仮タイトルは『銀河鉄道物語2』だった。また、DVD発売に先駆けて、2006年12月30日から2007年1月5日までパワープラッツで「DVD発売前特別放送」と冠し、PPV方式でテレビ放送された。2007年春にはOVA4巻を再編集・音響修正を施した劇場版が東京・大阪にて単館レイトショーをそれぞれ行われた。この劇場版は2014年5月28日にBlu-ray版が発売されている。

ストーリー 編集

銀河鉄道物語
銀河鉄道の安全を守る空間鉄道警備隊(SDF)を舞台に、SDFでの任務中に殉職した父、そして空間装甲擲弾兵(SPG)としてその任務中に殉職した兄、その二人の遺志を受け継ぎ、SDFに入隊した有紀学ゆうき まなぶ)を中心として、彼が自分の運命を自らの手で切り開いていく。
銀河鉄道物語 〜永遠への分岐点〜
SDFシリウス小隊に入隊してから数々の事件・事故を解決し、一人前の隊員へと成長した有紀学は、新入隊員のキリアン・ブラックの指導を担当していた。生意気な幹部候補生・キリアンの指導に手を焼きながらも、銀河鉄道の軌道上で発生するトラブルをシリウス小隊の仲間たちと共に迅速かつ正確に対処していく。
銀河鉄道物語 〜忘れられた時の惑星〜
時系列的にはTV第1シリーズと第2シリーズ『永遠への分岐点』との間になる。舞台は銀河鉄道が停まらない「忘れられた時の惑星」と呼ばれる星・惑星ヒーライズ。エターナル銀河へ向かう途中であった銀河超特急999号から、銀河鉄道管理局にヒーライズの衛星・デュエートの駅を発車後に事故に巻き込まれたとの救難信号が届く。乗客の安否も星の情報もまったく不明な中、管理局からの緊急出動命令を受けてSDFシリウス小隊は999号の乗客救助に向かう。

登場人物 編集

以下のキャラクターは、本作シリーズの主な登場人物。

有紀 学(ゆうき まなぶ)
- 矢薙直樹
本作の主人公。シリウス小隊の隊員。父・有紀渉、兄・護に影響を受けて育ち、SDFに志願した。
正義感と熱血漢に溢れる青年で、銀河鉄道への想いは厚く多くのことを経験していく中で成長していく。
シュワンヘルト・バルジ
声 - 大塚明夫
シリウス小隊隊長。冷静な判断力と優秀な頭脳、行動力に優れた頼れる指揮官。学の成長を見守る。
ルイ・フォート・ドレイク
声 - 真田アサミ
シリウス小隊通信レーダーパート担当する女性隊員、学とは同期。優秀で何事もそつなくこなす優等生。
デイビッド・ヤング
声 - 緑川光
シリウス小隊運行管理兼メカニックパート担当。お調子者だが、気配りの出来る兄貴分的存在で、シリウス小隊のムードメーカー。
ユキ
声 - 鈴木菜穂子
シリウス小隊専属の医療用セクサロイド(人造人間)。救護パートおよびオペレーターを担当。『銀河鉄道999』のメーテルのような容貌を持つ。初代宇宙戦艦ヤマトの森雪のDNAから作られたアンドロイドだと示唆している
キリアン・ブラック
声 - 石田彰
TV第2シリーズ『永遠への分岐点』より、シリウス小隊の研修生として登場。優秀ながら高飛車かつ生意気な性格で、指導担当の学を悩ませる。研修終了後は銀河鉄道管理局に配属された。生い立ちについては、OVA『忘れられた時の惑星』で描かれている。
有紀 渉(ゆうき わたる)
声 - 井上和彦
学の父にして、シリウス小隊の前隊長。子供思いの優しい父親であったが、銀河鉄道の列車を守り宇宙に散った。
レイラ・ディスティニー・シュラ
声 - 麻上洋子
銀河鉄道を統括する銀河鉄道管理局総司令官。謎の女性で、「レイラ」と「シュラ」の2つの人格を有する。

用語 編集

銀河鉄道(銀河鉄道株式会社
銀河鉄道管理局
空間鉄道警備隊(SDF
[Space Defense Force])
空間装甲擲弾兵(SPG
[Space Panzer Grenadier])
SDFとSPGを参照
車両
銀河鉄道物語の戦闘列車 - 列車ナンバー000〜099はSDF専用列車に割り当てられている。
銀河鉄道物語の非戦闘列車
プロキオン軌道変位事故 (Plokion Orbit Displacement Accident)
重要な劇中設定の1つであり、銀河鉄道最大といわれる鉄道事故。
プロキオン第22地区の空間軌道の変位(転轍違い)により、当該宙域を走行中だった117号レアーニカ・ライナー144号ミソスエクスプレスが衝突した。現場へ急行した有紀渉は、唯一の生存者としてカタリナ・シェリルを救出したが、乗員乗客合わせて1300人以上の死者が出たと言われる。
エイブル (Ebul)
作中の通貨単位。デイビッドがコイントスや賭けに用いる1エイブル硬貨には1000年女王の横顔が肖像としてデザインされている。なお、自動販売機で売られている缶飲料は2ableが相場のようである。
オーバー・ザ・レインボー (Oba-Za-Leinbo)
『永遠の分岐点』で登場した、かつて銀河鉄道管理局で行なわれていた路線拡張計画。
別次元の宇宙に次元トンネルを繋げるという壮大な計画で、次元ホールを造るために管理局で次元シールド掘進機(シールドカッター)が開発された。
銀河鉄道管理局では、この計画自体が公式記録では10年前に中止になったとされているがキリアンの調べで実際には計画自体は実働段階に入っていることが判明、自立型強行次元掘進機が完成品として稼動していた。それが次元断層などの問題を引き起こし、その一つは後に「悪魔の機械」と呼ばれ別次元の宇宙で災いを起していた。
管理局上層部は計画の復活による路線拡張を画策したが、事件の真相に感づいた藤堂司令により次元掘進機の試作品を使用して「シリウス小隊救出作戦」が実行され、ケフェウス・スピカを始めとするSDF全小隊が参加した。

スタッフ 編集

  • 原作・総設定・デザイン - 松本零士
  • 企画・プロデューサー - こんひろし
  • 監督 - 西本由紀夫(TV1)、冨永恒雄(TV2)、大庭秀昭(OVA)
  • シリーズ構成 - 園田英樹(TV1)、山田靖智(TV2)、むとうやすゆき長谷川菜穂子(OVA)
  • キャラクターデザイン - 木崎文智・竹田逸子(TV1&OVA)、加野晃(TV2)、千葉道徳(OVA)
  • オリジナルメカデザイン - 板橋克己
  • メカニックデザイン - 渡辺浩二(TV1&OVA)、峰岸達実(TV2)、浜中義美(TV2&OVA)、石野聡・岡武志(OVA)
  • 美術監督 - 海野よしみ(TV1&TV2)、水谷利治(OVA)
  • 色彩設計 - 川見拓也(TV1&OVA)、今川かずゆき(TV2)
  • 撮影監督 - 岸克芳(TV1)、久保村正樹(TV2&OVA)
  • 音楽 - 青木望
  • 音響監督 - 塩屋翼(TV2&OVA)[2]
  • 音楽プロデューサー - 長良じゅん・前山寛邦(TV1)
  • 音楽ディレクター - 神林義弘・八木仁(TV1)、藤田昭彦(OVA)
  • プロデュース - 相原英雄、岩佐芳弘(TV2)、田中彰(OVA)
  • 制作プロデューサー - 隈部昌二(TV1)、長谷川康雄(TV1&OVA)
  • エグゼクティブプロデューサー - 柳田康友(TV2&OVA)
  • プロジェクトプロデューサー - 尾崎健一(TV2&OVA)
  • アニメーション制作協力 - 銀画屋
  • アニメーション制作 - スタジオ九魔
  • 企画・制作 - プラネット
  • 製作 - BSフジ・銀河鉄道管理局[3](TV1)、中部日本放送・銀河鉄道物語プロジェクト(TV2)、コモンウェルス・エンターテインメント(OVA)

主題歌 編集

オープニングテーマ
「銀河鉄道は遙かなり」(TV1)
作詞 - 相吉志保 / 作曲 - 佐藤健 / 編曲 - 亀山耕一郎 / 歌 - ささきいさおコロムビアミュージックエンタテインメント
「CARRY THE LIGHT」(TV2)
作詞 - Daniel Walker EMI K. Lynn / 作曲・編曲 - Daniel Walker / 歌 - ジャ・ジャアップフロントワークス/ピッコロタウン
エンディングテーマ
「銀河のひかり」(TV1)
作詞・作曲 - 高取ヒデアキ / 編曲 - 青木望 / 歌 - ささきいさお(コロムビアミュージックエンタテインメント)
ALL OF US」(TV2、OVA)
作詞・作曲 - つんく / 編曲 - 鈴木俊介、青木望 / 歌 - 後藤真希(アップフロントワークス/ピッコロタウン)

各話リスト 編集

銀河鉄道物語
話数サブタイトル脚本絵コンテ演出作画監督
メカ作画監督
1旅立ち園田英樹西本由紀夫竹田逸子、千葉道徳
渡辺浩二(メカ作監)
2時の結び目阿部雅司熊谷雅晃大木賢一
3運命の動輪早坂律子下田正美中川聡木崎文智
4永遠という名の……長谷川菜穂子早川啓二坂巻貞彦
5ビッグワン強奪早坂律子石平信司岩田義彦原修一
6闇の慟哭むとうやすゆき原博花井信也荒尾英幸
7闇の慟哭(後編)菊地康仁千葉道徳、竹田逸子
8残照鷲尾市子赤坂三十郎山田徹向山祐治
9記憶の回廊長谷川菜穂子佐山聖子小林哲也大木賢一
10分岐点早坂律子早川啓二坂巻貞彦
11慕情むとうやすゆき下田正美中川聡牛島勇二
12黄昏山田靖智原博花井信也荒尾英幸
13運命列車早坂律子西本由紀夫
赤坂三十郎
中川聡木崎文智、竹田逸子
阿部邦博、千葉道徳
14むとうやすゆき山田徹向山祐治
15共同戦線山田靖智横山広行小林冬至生
16セクサロイドむとうやすゆき深沢学花井信也水井舞
17鎧の女神長谷川菜穂子早川啓二坂巻貞彦
18死活早坂律子西本由紀夫
河本昇悟
西本由紀夫千葉道徳、竹田逸子
19静謐の刻むとうやすゆき原博花井信也荒尾英幸
20選択山田靖智中川聡牛島勇二
21背反早坂律子小野勝巳熊谷雅晃高鉾誠
小林冬至生(メカ作監)
22無常の凮むとうやすゆき下田正美木崎文智、竹田逸子
千葉道徳
23非情なる裁定園田英樹河本昇悟近橋伸隆飯野利明、牛島勇二
24燃える銀河山田靖智原博花井信也荒尾英幸
25命の谺むとうやすゆき赤坂三十郎中川聡飯野利明、牛島勇二
中村橋・空技廠(メカ作監)
26遥かなる想い園田英樹西本由紀夫千葉道徳、竹田逸子
銀河鉄道物語 〜永遠への分岐点〜
話数サブタイトル脚本絵コンテ演出作画監督
1新たなる旅立ち山田靖智もりやまゆうじ近橋伸隆牛島勇二
2冷静と暴走の狭間近橋伸隆熊谷雅晃朴旲烈
3宇宙に咲く花山野辺一記大庭秀昭所俊克桜井木ノ実
服部益実
4スターダスト・ブルース山田靖智富永恒雄高橋滋春山崎正和
美馬健二
5奈落の淵にて鈴木雅詞山中英治中山賢柳瀬譲二
6卒業長谷川菜穂子中川聡宮原秀二武田政次
7青い薔薇鈴木雅詞冨永恒雄熊谷雅晃朴旲烈
8二人だけの任務山田靖智
山野辺一記
所俊克桜井木ノ実
服部益実
9明日へ続く道鈴木雅詞田部伸一阿宮正和中本尚子
もりやまゆうじ
10葬られた未来大庭秀昭中山賢峰岸桃子
11誰がための誇り山田靖智高橋滋春山崎正和
12魂の翼長谷川菜穂子森田浩光成川武千嘉柳瀬譲二
13SDF、絶体絶命(前編)鈴木雅詞内田祐司朴旲烈
14SDF、絶体絶命(後編)所俊克青井青年
15つかの間の幸福山田靖智高橋滋春美馬健二
16招かれざる漂流者大庭秀昭近橋伸隆粟井重紀
17未知への出発藤原潤大関雅幸後藤孝宏
18槍を継ぐ者山野辺一記森田浩光成川武千嘉柳瀬譲二
19霧が呼ぶ鈴木雅詞所俊克若野哲也
桜井木ノ実
20旅路の果て冨永恒雄内田祐司粟井重紀
山本道雄
21再会大川原保豪木村正人
22運命という名の迷宮大関雅幸後藤孝宏
23嵐、その向こうに山田靖智大庭秀昭近橋伸隆高木信二郎
24遥かなる誓い冨永恒雄所俊克青井清年
25[1]我が心のシリウス小隊(前編)むとうやすゆき大庭秀明中川聡吉田秀之
26[1]我が心のシリウス小隊(後編)冨永恒雄近橋伸隆牛島勇二
銀河鉄道物語 〜忘れられた時の惑星〜
話数脚本絵コンテ演出作画監督DVD発売日
1むとうやすゆき下田正美雄谷将仁千葉道徳2007年
1月24日
2井内秀治中川聡牛島勇二2月28日
3望月智充雄谷将仁千葉道徳
増永計介
3月28日
4山中栄治礒崎康行栗井重紀
柳瀬譲二
4月25日

放送局 編集

銀河鉄道物語
放送地域放送局放送期間放送日時備考
日本全域BSフジ2003年10月5日 - 2004年4月11日日曜 0:00 - 0:30(土曜深夜)
関東広域圏フジテレビ2003年10月12日 - 2004年3月27日(第24話まで)
2004年6月17日、6月24日(第25話・第26話)
不定期放送
日本全域ANIMAX2003年11月18日 - 2004年5月25日CS放送
アンパサンド2003年11月1日 - 2004年4月23日ブロードバンド配信
富山県富山テレビ2004年4月5日 - 9月27日月曜 15:30 - 16:00[4]
銀河鉄道物語 〜永遠への分岐点〜
放送地域放送局放送開始放送日時[5]備考
中京広域圏中部日本放送2006年10月5日 - 2007年3月29日木曜 1:45 - 2:15(水曜深夜)製作局
現・CBCテレビ
関東広域圏東京放送2006年10月7日 - 2007年3月31日土曜 2:25 - 2:55(金曜深夜)
宮城県東北放送2006年10月8日 - 2007年4月1日日曜 2:10 - 2:40(土曜深夜)
広島県中国放送日曜 3:45 - 4:15(土曜深夜)
宮崎県宮崎放送2006年10月10日 - 2007年4月3日火曜 1:20 - 1:50(月曜深夜)
新潟県新潟放送火曜 1:25 - 1:55(月曜深夜)
大分県大分放送火曜 2:25 - 2:55(月曜深夜)
岡山県・香川県山陽放送火曜 2:55 - 3:25(月曜深夜)現・RSK山陽放送
長野県信越放送2006年10月12日 - 2007年4月5日木曜 2:25 - 2:55(水曜深夜)
静岡県静岡放送2006年10月14日 - 2007年4月7日土曜 2:45 - 3:15(金曜深夜)
北海道北海道放送2006年10月15日 - 2007年4月8日日曜 2:10 - 2:40(土曜深夜)
福岡県RKB毎日放送2006年10月29日 - 2007年4月22日日曜 2:45 - 3:15(土曜深夜)
近畿広域圏毎日放送2007年1月28日 - 7月1日日曜 2:55 - 3:25(土曜深夜)アニメシャワー第3部
最終2話のみ土曜26:55 - 27:55枠で連続放送

銀河鉄道情報局 編集

銀河鉄道情報局
ラジオ
配信期間2005年9月16日 - 2007年4月2日
配信サイト『銀河鉄道物語』公式サイト
配信日不定期配信(配信スケジュール参照)
配信回数全25回
配信形式ストリーミング
ネット局音泉
パーソナリティ矢薙直樹(有紀学役)
真田アサミ(ルイ・フォート・ドレイク役)
こんひろし(プロデューサー、第13回以降出演)
アシスタント鈴木菜穂子(ユキ役、担当コーナーのみ出演)
その他バックナンバーあり
(公式サイトにて全25回の視聴可能)
テンプレート - ノート
ポータルラジオ

銀河鉄道情報局』(ぎんがてつどうじょうほうきょく)は、『銀河鉄道物語』シリーズのプロモーションを目的としたインターネットラジオ番組である。OVA『銀河鉄道物語 〜忘れられた時の惑星〜』の制作発表を受けて放送を開始した。

パーソナリティは、声優矢薙直樹真田アサミ。また、第13回以降は先述の2人に加え、『銀河鉄道物語』シリーズのプロデューサーこんひろしが参加した。

2005年9月16日から2007年4月12日まで『銀河鉄道物語』公式サイト音泉で全25回が配信された。更新は終了しているが、公式サイトでは現在も聴取可能。不定期に金曜日(後に木曜日)に更新された。また、音泉での配信は公式サイト更新の1週間後に行われた。第12回目の2006年3月10日更新後、一旦休止してリニューアルされた。同年5月12日より再開され、TV第2シリーズ『銀河鉄道物語 〜永遠への分岐点〜』の放送終了、『忘れられた時の惑星』の発表を経た後、第25回(2007年4月12日)を以って配信を終了した。

番組では、「銀河鉄道」に関する川柳を募集して発表する「銀河鉄道川柳部」、リスナーの懺悔にユキ(鈴木菜穂子)が応える「セクサロイドユキの懺悔室」などのコーナーがあった。

その他
  • 番組内では『忘れられた時の惑星』を制作発表時の仮タイトル『銀河鉄道物語2』と呼ぶことがある。
  • ゲストがいる場合、ゲストとのフリートーク、『銀河鉄道物語』に関する情報告知が行われた。
  • 番組内で投稿したメールが採用されると、パーソナリティの矢薙が自腹で制作したという「銀鉄特製缶バッジ」が送られた。

漫画版 編集

銀河鉄道物語
漫画
作者松本零士
出版社小学館
掲載誌ビッグコミック
ビッグコミックスペリオール増刊
話数全5話
その他銀河鉄道999』内のエピソードが3話。
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画
ポータル漫画

アニメと同じ世界観を舞台にしているが、原作ではない。大山トチローの息子である大山昇太が親友・有紀学の名を借りて登場する。また、この漫画版では学は『宇宙海賊キャプテンハーロック』に登場するアルカディア号の乗組員・有紀螢の弟と言及されている。初出では『銀河鉄道物語』として発表されたものの、単行本刊行時に小学館 ビッグコミックスゴールドコミックス『銀河鉄道999』21巻に収録された。サブタイトルに「銀河鉄道物語」とつけられ、『999』エターナル編40話前編・後編と41話の3回分と『銀河鉄道物語』として執筆された5話が収録されている。少年画報社文庫版の銀河鉄道999には銀河鉄道物語の記載は無いが、18巻に下記のタイトルを全話掲載。

単行本収録タイトル 編集

銀河鉄道999
  • 第40話 始発駅「運命」前編
  • 第40話 始発駅「運命」後編 -レイラ・ディスティニー・シュラ-
  • 第41話 始発駅「運命」II -旅人は来り,旅人は行く-
銀河鉄道物語
  • 第1話 運命の涙
  • 第2話 ヘドロのダイヤ
  • 第3話 永遠への分岐点
  • 第4話 星の海を想う
  • 第5話 心の旅人

その他の作品 編集

小説 闇の慟哭 銀河鉄道物語
むとうやすゆき著、2005年11月4日発売。
ドラマCD 銀河鉄道物語 〜最果ての天使アンジェラ〜
TV第1シリーズからのスピンオフ作品。辺境の惑星ザイボルを舞台に、SDFミザール小隊の活躍を描く。有紀学とルイも登場する。イラストおよびキャラクターデザインは増永計介が担当。発売元・販売元はZERO Goods universe。
キャスト
携帯電話向けアプリ 銀河鉄道物語
2006年10月にYahoo!ケータイ,2007年12月にiモード。ジャンルはシミュレーションゲーム。サクセスネットワークスがスーパーライト☆サクセスから提供。有料ダウンロード。
携帯電話向けアプリ 銀河鉄道物語ポーカー
2007年3月にYahoo!ケータイ。S!番組プレイヤーの視聴特典。サクセスネットワークスがタダゲームにて提供。
パチンコ・パチスロ
2006年1月よりパチンコ機『CRフィーバー銀河鉄道物語』が、2008年2月よりパチスロ機『銀河鉄道物語』(以上SANKYO)が、2013年9月からパチンコ機『銀河鉄道物語 〜永遠への分岐点〜』(マルホン工業)が全国のパチンコ店で稼動。
スマートフォン向けソーシャルゲーム 銀河鉄道物語
2012年9月よりGREEにて配信(iPhoneとAndroid対応)。グローバル版「The Galaxy Railways」も同時配信。

脚注 編集

  1. ^ a b c 第25話と第26話は未放送のエピソードであり、DVDに収録された。
  2. ^ TV2では録音演出としてクレジット。
  3. ^ エスピーオーFCC、カルチュア・パブリッシャーズ、住友商事、大広ディー・クリエイト、BSフジ、プラネットの連名。
  4. ^ 「TV STATION NETWORK」『アニメディア』2004年9月号、学習研究社、122頁。 
  5. ^ アニメディア』2007年1月号『TV STATION NETWORK』(テレビ局ネットワーク)102 - 104頁(毎日放送・テレビユー福島を除く)。

関連項目 編集

外部リンク 編集

中部日本放送 木曜1:45枠(水曜深夜)
前番組番組名次番組
銀河鉄道物語 〜永遠への分岐点〜