谷町四丁目駅

大阪市中央区にある大阪市高速電気軌道の駅

谷町四丁目駅(たにまちよんちょうめえき)は、大阪府大阪市中央区谷町四丁目にある、大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) の谷町線中央線の2路線が乗り入れる。駅番号は谷町線がT23、中央線がC18

谷町四丁目駅
9号出入口(2018年10月)
たにまち4ちょうめ
Tanimachi 4-chome
地図
所在地大阪市中央区谷町四丁目
北緯34度40分54.89秒 東経135度31分2.23秒 / 北緯34.6819139度 東経135.5172861度 / 34.6819139; 135.5172861 (谷町四丁目駅)座標: 北緯34度40分54.89秒 東経135度31分2.23秒 / 北緯34.6819139度 東経135.5172861度 / 34.6819139; 135.5172861 (谷町四丁目駅)
所属事業者大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
駅構造地下駅
ホーム各2面2線
乗車人員
-統計年度-
38,897人/日(降車客含まず)
-2022年-
乗降人員
-統計年度-
79,391人/日
-2022年-
開業年月日1967年昭和42年)3月24日
乗入路線 2 路線
所属路線谷町線
駅番号 T23 
キロ程14.2 km(大日起点)
T22 天満橋 (0.9 km)
(1.0 km) 谷町六丁目 T24
所属路線中央線
駅番号 C18 
キロ程11.1 km(コスモスクエア起点)
C17 堺筋本町 (1.0 km)
(1.3 km) 森ノ宮 C19
備考キロ程は営業キロ
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歴史 編集

駅構造 編集

谷町線・中央線ともに相対式2面2線ホームの地下駅。谷町線ホームの方が中央線ホームより下層にあり、中央線ホーム本町寄りに、谷町線ホーム天王寺寄りに通じる連絡階段が設けられている。改札口は中央線ホーム双方の本町寄りに1ヶ所ずつあるほか、森ノ宮寄り付近と東梅田寄り付近にも1ヶ所ずつあり、合計4ヶ所。

当駅は、阿波座管区駅に所属しており、阿波座副管区駅長により当駅および森ノ宮駅を管轄している。

のりば 編集

番線路線行先
谷町線ホーム
1 谷町線天王寺八尾南方面[1]
2東梅田都島大日方面[1]
中央線ホーム
1 中央線森ノ宮長田生駒学研奈良登美ヶ丘方面[1]
2本町大阪港コスモスクエア方面[1]

配線図 編集

Osaka Metro 谷町四丁目駅 構内配線略図
谷町線
東梅田都島大日方面

中央線
阿波座大阪港
コスモスクエア
方面

中央線
森ノ宮長田生駒
学研奈良登美ヶ丘
方面
↓ 谷町線
天王寺文の里八尾南方面
凡例
出典:[2][3][4]


特徴 編集

  • 当駅付近に谷町線〜中央線の短絡線が存在する。谷町線の車両の森之宮検車場への回送時などに使用されている。
  • 駅名・所在地ともに谷町四丁目となっているが、谷町線の駅施設は大半が谷町三丁目に位置する(中央線の駅施設は大手前四丁目に所在)。かつて谷町筋を通っていた大阪市電谷町線本町通との交点に谷町三丁目電停、農人橋通(現・中央大通西行き)との交点に谷町四丁目電停を設置していたこともあって、谷町筋の地下を通る谷町線と中央大通の地下を通る中央線の乗換駅である当駅の駅名には谷町四丁目が採用されている。

利用状況 編集

2020年11月10日の1日乗降人員78,357人(乗車人員:38,932人、降車人員:39,425人)である[5]。Osaka Metroの全107駅中第11位である。

年度別利用状況(大阪府統計年鑑より)
年度調査日乗車人員降車人員乗降人員
1990年11月06日41,95238,82880,780
1995年[注 1]2月15日37,81837,56275,380
1998年11月10日38,88341,72780,610
2007年11月13日41,71943,26584,984
2008年11月11日42,10043,89285,992
2009年11月10日43,59743,96787,564
2010年11月09日42,37243,95886,330
2011年11月08日40,98742,66983,656
2012年11月13日39,88440,77980,663
2013年11月19日40,60241,67982,281
2014年11月11日40,91242,32883,240
2015年11月17日44,49744,97689,473
2016年11月08日44,74045,39190,131
2017年11月14日45,80947,54993,358
2018年11月13日45,48446,63392,117
2019年11月12日45,53346,90192,434
2020年11月10日38,93239,42578,357
2020年11月16日37,76939,10976,878
2020年11月15日38,89740,49479,391

駅周辺 編集

難波宮跡法円坂遺跡の最寄駅で、大手前の官公庁街および大坂城追手口にも近接する。谷町筋側に高架橋地下道を設けた天満橋(土佐堀通)・谷町6(長堀通)・谷町9(千日前通)の各交差点と異なり、谷町4交差点(中央大通)では谷町筋側は平面道路のみで、中央大通側に高架橋を設けて渋滞緩和が図られている。

施設 編集

企業・法人等 編集

教育機関 編集

公的機関等 編集

商業施設 編集

バス路線 編集

駅東側の上町筋には大阪シティバス馬場町停留所と国立病院大阪医療センター停留所があり(62号系統大阪駅前行と住吉車庫前行が停車)、いずれもバスの車内放送で「地下鉄谷町四丁目」と案内される。

2008年3月29日まで赤バス中央ループ)の谷町四丁目停留所が8号出入口付近に設置されていたが、路線廃止とともに停留所も廃止された。また、2014年3月31日まで4号出入口付近に105号系統天満橋行が停車する谷町三丁目停留所が存在していたが、こちらも路線廃止とともに廃止された。

隣の駅 編集

大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
谷町線
天満橋駅 (T22) - 谷町四丁目駅 (T23) - 谷町六丁目駅 (T24)
中央線
堺筋本町駅 (C17) - 谷町四丁目駅 (C18) - 森ノ宮駅 (C19)

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 1996年に行われた調査であるが、会計年度上は1995年度となる。

出典 編集

  1. ^ a b c d Osaka Metro|谷町四丁目”. www.osakametro.co.jp. 2023年6月10日閲覧。
  2. ^ 「特集 短絡線ミステリー6」、『鉄道ファン』、通巻第502号 2003年2月号、10頁、交友社、2003
  3. ^ 井上孝司 『配線略図で広がる鉄の世界 - 路線を読み解く&作る本』 ISBN 978-4-7980-2200-0秀和システム、178頁、2009
  4. ^ 大阪市交通局公式ホームページ - 各駅案内・谷町四丁目駅
  5. ^ 路線別乗降人員(2020年11月10日 交通調査)” (PDF). Osaka Metro. 2021年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月3日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集