葉山 レイコ(はやま れいこ、1969年7月13日 - )は、日本女優タレント歌手として活動したこともある。

はやま れいこ
葉山 レイコ
プロフィール
生年月日1969年7月13日
現年齢54歳
出身地日本の旗 日本愛知県名古屋市瑞穂区
血液型A型
公称サイズ([1]時点)
身長 / 体重162 cm / kg
スリーサイズ81 - 56 - 84 cm
靴のサイズ23 cm
活動
デビュー1986年
ジャンルグラビア
モデル内容一般
水着
他の活動女優
歌手
タレント
モデル: テンプレート - カテゴリ

愛知県名古屋市出身[2]。所属事務所浅井企画血液型A型。

経歴 編集

小学生の頃から児童劇団に所属していた[2]。1983年7月16日放送の、「★憧れ!花★夢★星★ -タモリの- キラキラ美少女コンテスト」に出場し、マイアイドル賞を受賞。

1984年、NHK教育テレビの『中学生日記』で芸能界デビュー[3]。同作に出演していたところをスカウトされ、CFに出演。

1986年4月、ダイエーグループが設立したレコード会社サウンドワールド(販売元:ポリドール(現ユニバーサルミュージック合同会社)、サウンドワールドは後にアシーネと合併)のポップス部門第一弾ロリポップ・レーベルより「オフショアの恋人」で歌手デビュー[2]。当初は前年の1985年11月予定と雑誌に掲載されていたが、半年遅れての歌手デビューになった。デビュー当時のキャッチコピー「ハワイアン族のマドンナ」として売り出されるが[4]、シングル2枚を出したのみで、芽が出ないままグラビア中心の活動に移行。

1988年3月、『オトメクラブ』(白夜書房)誌上で初ヌードを披露。翌月、『週刊プレイボーイ』の巻頭グラビアを飾り注目を集め[2]、以後グラビアで人気となる。同年9月には唯一のアダルトビデオ作品、『処女宮 うぶ毛のヴィーナス』に出演、大ヒットとなる(成人指定のビデオは他にも発売されているが、いずれもイメージビデオの域を出るものではない)。

1990年、レコード会社をビクター音楽産業(現JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)に移籍し、3枚目のシングル「何、してた?」を発売。なお当時、移籍第一弾シングルではなくデビュー・シングル(再デビュー)という扱いであった。

1989年、東映Vシネマクライムハンター2 裏切りの銃弾』に出演、女優活動を本格化させる。1991年には『上方苦界草紙』で映画にも進出、女旅芸人役を演じて注目を集めた。代表作にエロティックサスペンス『監禁逃亡』などがある。また、テレビでは、1994年から翌年にかけて『ギルガメッシュないと』に出演するなど、お色気対応も可能なタレントとして深夜番組を中心に活動した。

2000年以降もタレント活動や、舞台を中心とした女優活動を続けている。2006年4月より2007年3月にかけてNHK教育テレビの『スペイン語会話』に生徒役の1人として出演した[2]。2007年4月からはトランスアメリカインターナショナル放送ラジオ番組、『葉山レイコのSoy de Nagoya』でパーソナリティを務めている。2007年4月14日号の週刊現代では、「ラストグラビア」を謳ったグラビアが掲載された。

2014年11月23日、6歳年下の一般男性と結婚[3]

2016年、歌手デビュー30周年を迎え、自身のソロ・ライヴとしては久々となるライヴを2016年12月12日に六本木 REAL DIVA’Sで開催。自身の楽曲「オフショアの恋人」「何、してた?」「鏡の中の私に」や、カヴァー曲を披露した。

エピソード 編集

  • 『スペイン語会話』出演時には、受講中の成績によって進級、落第が決まり、年度末の3月にスペイン語チャンピオン(カンペオーナ)を選出するという演出がなされた。当初落第寸前だった葉山は2006年5月以降、好成績を続けて修め、民部良子ユリエと共にカンペオーナを競ったが、僅差で民部良子に敗れた。

作品 編集

音楽作品 編集

  • 全てシングル作品のみで、単独名義でのアルバム発売はない。

シングル 編集

 発売日タイトル発売元収録曲備考
1st1986年4月25日オフショアの恋人Sound World/ロリポップ
(販売元:ポリドール
  1. オフショアの恋人
  2. Lover Come Back to me
    • 作詞:菊池里佳/作曲:Sigmund Romberg
未CD化
2nd1987年1月25日My Love, My Life ダンスの森は眠らないSound World/ロリポップ
(販売元:ポリドール)
  1. My Love, My Life ダンスの森は眠らない
    • 日本語詞:児島由美/作詞・作曲:G.ROCHEL、C.HIRE
  2. Good-bye My Summer
    • 作詞・作曲:なつみ海
※表題曲はPATTY RYAN 「(You're)My Love,(You're)My Life」のカヴァー。未CD化
3rd1990年3月21日何、してた?ビクター音楽産業
  1. 何、してた?
  2. 純愛迷宮
再デビュー・シングル。
4th1990年7月21日Wet Wetビクター音楽産業
  1. Wet Wet
  2. 恋がうたたね
5th1992年10月21日恋のイリグチ・マンボビクター音楽産業
  1. 恋のイリグチ・マンボ
  2. 愛のデグチ・マンボ
葉山レイコとシトラス・ムスク・ボーイズ名義。
6th1994年4月21日Pスポットの誘惑ビクターエンタテインメント
  1. Pスポットの誘惑
  2. ツボにはまって
    • 作詞:さいとうみわこ/作曲:松田信男
テレビ東京ギルガメッシュNIGHT」挿入歌

その他の楽曲 編集

  • 特記事項除いてCD未発売。
 制作年タイトル作詞・作曲収録作品備考
11986年ウィークエンドは片想い作詞・作曲:児島由美オムニバスセクシービデオ「MAGAZINE VIDEO マドンナ 第4号」に新曲紹介としてフルで収録されている。当初2ndシングルA面曲として発売予定であったが、シングルとしては発売されなかった。
21988年ふたりのパラダイス作詞・作曲:長沢ロー白片アタエ ロー・アイランダース「流れ星ひとつ」(1988年7月21日、テイチク)のB面に収録。葉山レイコ&白片アタエ名義。
3おムコにおいでテレビ放送のみ。THE TSURULIGHT ZONE挿入歌お嫁においで」替え歌。葉山レイコ&ダッシメン名義。
41989年伝説の中に消えないで作詞者・作曲者:不明(クレジットなし)、ジャスラックのデータベースに登録されていない。イメージビデオ「仙女一夜 PART 2 花嫁修行はお好き?」(1989年3月25日、J.V.D.)に収録。
51989年タイトル不詳イメージビデオ「鏡の中の私に」(1989年11月1日、J.V.D.)に収録。レコーディング映像、ライブ映像と共に収録。タイトルのクレジットなし。
6満月の夜ビデオには1コーラスのみしか収録されていない。
7タイトル不詳ビデオには1コーラスのみしか収録されていない。タイトルのクレジットなし。
8鏡の中の私にビデオ「鏡の中の私に(濃縮版)」には割愛され収録されていない。
9ファースト・モーニングビデオ「鏡の中の私に(濃縮版)」には割愛され一部のみしか収録されていない。
101990年たそがれ時間作詞:平井森太郎/作曲:かしぶち哲郎ビデオ/LD『Cote d'Amour』収録。V.A.『編曲の美学 山川恵津子の仕事 Victor Entertainment編』<タワーレコード限定>に収録されて、34年を経て初CD化。
112016年雪の花作詞:葉山レイコ/作曲:不明未発売作品。2016年のソロ・ライヴにて披露した新曲。

オムニバス・アルバム 編集

  • I LOVE“DANCE NUMBER”(APRIL.1990) /V.A.(1990年4月21日、ビクター音楽産業)
※「何、してた?」収録。
  • I LOVE“DANCE NUMBER”(SEPTEMBER.1990)/V.A.(1990年9月21日、ビクター音楽産業)
※「Wet Wet」収録。
  • 編曲の美学 山川恵津子の仕事 Victor Entertainment編/V.A.(2024年5月29日、ビクター/タワーレコード限定)
※「たそがれ時間」収録(初CD化)。

MV集 編集

  • ビデオ/LD『Cote d'Amour』(1990年8月21日、ビクター音楽産業)
※「恋がうたたね」「たそがれ時間」「何、してた?」「Wet Wet」4曲入りミュージック・ビデオ集。

ビデオ作品 編集

アダルトビデオ(成人指定のイメージビデオ含む) 編集

イメージビデオ 編集

  • インパクト・ラヴ(1988年11月21日、J.V.D.
  • プライベート・タイム(1988年12月19日、ピラミッド)
  • 仙女一夜 PART 1 仙女界から来た娘(1989年2月25日、J.V.D.)
  • 仙女一夜 PART 2 花嫁修行はお好き?(1989年3月25日、J.V.D.)
  • 仙女一夜 PART 3 お固い方の桃色ショック(1989年4月25日、J.V.D.)
  • 鏡の中の私に(1989年11月1日、SEXA VISION (J.V.D.))
  • 感じるバディスペシャル(1994年7月22日、ビクター)

主なオムニバス・編集作品 編集

  • MAGAZINE VIDEO マドンナ 第4号(1986年12月23日、宇宙企画)多人数出演:水着、新曲プロモ
  • 葉山レイコ物語(1989年4月19日、10)編集版:「処女宮」未収録シーン含む
  • レイコ・清美・麗奈のトリプルエッチ(1989年8月26日、ミス・クリスティーヌ)オムニバス:「処女宮」未収録シーン含む
  • AV女優 葉山レイコ(1998年12月21日、ビデオバンク)「処女宮」DVD版
  • よみがえる葉山レイコ(2003年3月10日発行、鹿砦社)「鏡の中の私に」「仙女一夜2」他のDVD付き写真集
  • The Best of No.1 葉山レイコ Deluxe(2004年12月10日、ディースリー)「君はファイブスター」DVD版+未収録シーン
  • Legend vol.7 葉山レイコ(2006年11月17日、Graffiti

オリジナルビデオ 編集

出演 編集

テレビドラマ 編集

テレビ番組 編集

映画 編集

舞台 編集

書籍 編集

写真集(再編集版除く) 編集

主要掲載誌(男性誌除く) 編集

  • シノラマ東京1990(アサヒカメラ 1990年1月号 表紙&pp.38-54、撮影:篠山紀信朝日新聞社
  • レイコ-Reiko in Bali(アサヒカメラ 1990年4月号 表紙&pp.7-13、撮影:渡辺達生、朝日新聞社)

脚注 編集

  1. ^ http://asaikikaku.co.jp/talent/profile/hayamareiko
  2. ^ a b c d e 男性を虜にした葉山レイコさん 46歳でも3サイズ変わらず|あの人は今こうしている”. 日刊ゲンダイDIGITAL. 2022年8月21日閲覧。
  3. ^ a b 相手は6歳下!“元祖セクシーアイドル”葉山レイコが結婚!!”. SANSPO.COM (2014年12月6日). 2019年4月1日閲覧。
  4. ^ "女優・タレント/葉山レイコインタビュー〜グラビア界のレジェンドが降臨!". 週刊実話WEB. 日本ジャーナル出版. 8 November 2022. 2022年11月8日閲覧

外部リンク 編集