旅路 (1958年の映画)

1958年の映画

旅路』(たびじ、Separate Tables)は、1958年アメリカ合衆国ドラマ映画。監督はデルバート・マン、出演はデボラ・カーリタ・ヘイワースなど。テレンス・ラティガン1954年初演の舞台劇『銘々のテーブル英語版[2]』をラティガン自らの脚色(ジョン・ゲイ英語版との共同脚本)で映画化した作品である。

旅路
Separate Tables
監督デルバート・マン
脚本ジョン・ゲイ英語版
テレンス・ラティガン
ジョン・マイケル・ヘイズ英語版[注 1]
原作テレンス・ラティガン
銘々のテーブル英語版
製作ハロルド・ヘクト
出演者デボラ・カー
リタ・ヘイワース
デヴィッド・ニーヴン
ウェンディ・ヒラー
バート・ランカスター
音楽デイヴィッド・ラクシン
撮影チャールズ・ラング・Jr
編集チャールズ・エニス
マージョリー・ファウラー英語版
ジョージ・ベームラー
製作会社ヘクト=ヒル=ランカスター英語版
配給アメリカ合衆国の旗 ユナイテッド・アーティスツ
日本の旗 UA/松竹
公開アメリカ合衆国の旗 1958年12月18日
日本の旗 1959年3月24日
上映時間100分
製作国アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語英語
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ストーリー 編集

イギリスの海に面した小さな町ボーンマスを舞台に、季節外れの古ぼけた小さな観光ホテル「ボーリガード」に滞在している人々を描いた群像劇

キャスト 編集

日本語吹替版 編集

役名俳優日本語吹替
NETテレビ
アン・シャンクランドリタ・ヘイワース旗和子
シビルデボラ・カー水城蘭子
ポロック少佐デヴィッド・ニーヴン中村正
ジョンバート・ランカスター久松保夫
パット・クーパーウェンディ・ヒラー北里深雪
チャールズロッド・テイラー市川治
その他河村久子
北原文枝
津田まり子
栗葉子
勝田久
日本語吹替版スタッフ
演出
翻訳木原たけし
効果
調整
制作東北新社
解説淀川長治
初回放送1967年3月4日
土曜洋画劇場

※日本語吹替はDVD収録、約95分。

製作  編集

原作の舞台劇は当初、ローレンス・オリヴィエヴィヴィアン・リー(当時は夫婦)が主役を演じる計画があったが、オリヴィエが映画『リチャード三世』の仕事に入っていたため、実現がならなかった[2]

作品の評価 編集

映画批評家によるレビュー 編集

Rotten Tomatoesによれば、17件の評論のうち高評価は65%にあたる11件で、平均点は10点満点中7.5点となっている[4]

受賞歴 編集

映画祭・賞部門候補結果
アカデミー賞作品賞ノミネート
主演男優賞デヴィッド・ニーヴン受賞
主演女優賞デボラ・カーノミネート
助演女優賞ウェンディ・ヒラー受賞
脚色賞ジョン・ゲイ英語版
テレンス・ラティガン
ノミネート
撮影賞(白黒)チャールズ・ラング・Jr
劇・喜劇映画音楽賞デイヴィッド・ラクシン
ゴールデングローブ賞作品賞 (ドラマ部門)ノミネート
監督賞デルバート・マン
主演男優賞 (ドラマ部門)デヴィッド・ニーヴン受賞
主演女優賞 (ドラマ部門)デボラ・カーノミネート

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ クレジットなし[1]
  2. ^ 原作舞台劇でも同じ役を演じた[3]

出典 編集

  1. ^ Separate Tables (1958) - Full Cast & Crew” (英語). IMDb. 2012年5月1日閲覧。
  2. ^ a b 銘々のテーブル”. 青空文庫. 2011年6月15日閲覧。
  3. ^ Separate Tables - インターネット・ブロードウェイ・データベース(英語)
  4. ^ "Separate Tables". Rotten Tomatoes (英語). 2021年3月14日閲覧

外部リンク 編集