怪談雪女郎』(かいだんゆきじょろう)とは、1968年4月20日に劇場公開された大映製作の映画作品。田中徳三監督、藤村志保主演[1][2]。「雪女」を題材とした映画で[3][4]、ホラー作品に分類されるが、ただのホラー作品に留まらない、胸を締め付けられるようなストーリーでもある[5]

怪談雪女郎
Yukionna
監督田中徳三
脚本八尋不二
製作久保寺生郎 (企画)
出演者藤村志保
音楽伊福部昭
撮影牧浦地志
編集山田弘
製作会社大映京都
配給大映
公開1968年4月20日
上映時間79分
製作国日本の旗 日本
言語日本語
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あらすじ 編集

仏師の与作は師匠を雪女に殺されるが、口外しないことを条件に命だけは助かる。師匠の代わりに国分寺の本尊を彫る事になった与作は、ゆきと知り合い夫婦になる。与作は、ゆきに横恋慕した地頭の嫌がらせで窮地に立たされるが、雪の尽力で助かる。ゆきの姿に雪女の面影を見た与作は、あの晩の出来事を話してしまう。約束を破った与作に怒り、豹変して詰め寄る雪女だったが。夫婦時代の思い出と子供の泣き声に怒りが消え、与作に子供を託して消えていった[6]


配役 編集

スタッフ 編集

併映作品 編集

脚注 編集

  1. ^ キネマ旬報1968年4月下旬号 p.10
  2. ^ 怪談雪女郎”. 日本映画情報システム. 2022年9月2日閲覧。
  3. ^ 銀幕に輝くヒロイン 藤村志保”. ラピュタ. 2022年9月2日閲覧。
  4. ^ 妖怪怪談”. KADOKAWA. 2022年9月2日閲覧。
  5. ^ 怪奇!幻想!恐怖!真夏のホラー映画大会”. 高知県立美術館. 2022年9月2日閲覧。
  6. ^ 『スクリーン特編版 ガメラから大魔神まで 大映特撮映画のすべて』近代映画社、1994年11月5日、44頁。 

外部リンク 編集