宮の沢駅

札幌市西区にある札幌市交通局の駅

宮の沢駅(みやのさわえき)は、北海道札幌市西区宮の沢1条1丁目にある札幌市営地下鉄東西線の起点となる。駅番号はT01

宮の沢駅
2番出口
みやのさわ
Miyanosawa
(1.5 km) 発寒南 T02
地図
所在地札幌市西区宮の沢1条1丁目
北緯43度5分24.1秒 東経141度16分37.9秒 / 北緯43.090028度 東経141.277194度 / 43.090028; 141.277194座標: 北緯43度5分24.1秒 東経141度16分37.9秒 / 北緯43.090028度 東経141.277194度 / 43.090028; 141.277194
駅番号T01
所属事業者札幌市交通局
所属路線札幌市営地下鉄東西線
キロ程0.0 km(宮の沢起点)
駅構造地下駅
ホーム島式 1面2線
乗車人員
-統計年度-
10,350人/日(降車客含まず)
-2020年-
開業年月日1999年平成11年)2月25日[1]
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歴史 編集

  • 1999年(平成11年)2月25日宮の沢駅 - 琴似駅間延伸開業に伴い、設置[1]
    • 開業前の仮称は「勤労者団地前駅」だった。「勤労者団地」の正式名称が昭和40年に「発寒団地」に変更になったのちもこの仮称が用いられていたが、のち「手稲東駅」[2]に変更、更に現在の「宮の沢駅」に決定した。
  • 2008年(平成20年)8月30日6000形電車引退セレモニーの開催
  • 2009年(平成21年)3月3日可動式ホーム柵が稼働開始[3]

駅構造 編集

1面2線の島式ホーム。電車は新さっぽろ側の転轍機から空いている方のホームに進入し、折り返し運転を行う。西側は留置線となっており、それぞれ1編成ずつ留置が可能である(転轍機は設置されていない)。ホームと改札の間にはエレベーター・エスカレーターが設置されている。エスカレーターは大通駅などと異なり、上りと下りで逆を向いて設置されている。

当駅と隣の発寒南駅のホーム内装は他の東西線の駅とは異なり、開業時期の近い東豊線の島式ホーム駅に準じたデザインとなっている。

出口は7ヶ所あり、地上へのエレベーターは1・4・6番出口に設置されている。5番出口・バスターミナルへの通路は長く、この間には札幌市営地下鉄の駅で唯一の動く歩道がある。1番出口は南北線麻生駅1番出口同様、階段を一度下りてからまた上る構造になっており、出口へ通じる通路の途中にも通路移動のためのエレベーターが存在する。さらに防犯の都合上、23時30分以降は閉鎖される。定期券売り場を設置している。

のりば 編集

ホーム路線行先
1・2 東西線大通新さっぽろ方面

利用状況 編集

札幌市交通局によると、2020年度の1日平均乗車人員は10,350人で、微増傾向にある。

近年の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりである。

年度1日平均
乗車人員
出典
1998年(平成10年)9,397[注 1][4]
1999年(平成11年)8,987[4]
2000年(平成12年)9,988[4]
2001年(平成13年)10,714[4]
2002年(平成14年)11,157[4]
2003年(平成15年)10,971[4]
2004年(平成16年)11,124[4]
2005年(平成17年)11,110[4]
2006年(平成18年)11,392[4]
2007年(平成19年)11,437[4]
2008年(平成20年)11,608[4]
2009年(平成21年)11,374[4]
2010年(平成22年)11,445[4]
2011年(平成23年)11,635[5]
2012年(平成24年)12,071[5]
2013年(平成25年)12,493[5]
2014年(平成26年)13,098[5]
2015年(平成27年)13,535[5]
2016年(平成28年)14,222[6]
2017年(平成29年)14,683[6]
2018年(平成30年)14,671[7]
2019年(令和元年)14,504[7]
2020年(令和02年)10,350[8]

駅周辺 編集

西友宮の沢店
札幌市生涯学習センター ちえりあ
札幌市手稲記念館
イシヤチョコレートファクトリー

発寒・宮の沢・西町北の三地区が丁度ぶつかるところに立地。

バス路線 編集

宮の沢バスターミナルが設置されており、駅と地下通路で接続している。また、バスターミナルの他、北海道道124号宮の沢北一条線北5条手稲通)沿いに「西町北20丁目」停留所があり、小樽方面の高速バス等が発着している[9]

その他 編集

  • 駅スタンプは宮の沢駅のイニシャルMの中にちえりあが描かれている[10]

隣の駅 編集

札幌市営地下鉄
東西線
宮の沢駅 (T01) - 発寒南駅 (T02)

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 年度途中に開業したため、開業後の日数(2月25日からの35日間)の平均となっている。

出典 編集

  1. ^ a b 鉄道ジャーナル』第33巻第5号、鉄道ジャーナル社、1999年4月、90頁。 
  2. ^ 『札幌市営交通の歴史 Sapporo Traffic History』1995年3月発行、(編)札幌市交通事業振興公社
  3. ^ ホームドアの設置状況>札幌市東西線国土交通省 2016年2月3日閲覧
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m 地下鉄駅別乗車人員経年変化(1日平均) (PDF)
  5. ^ a b c d e 年度別駅別人員の推移(一日平均) (PDF)
  6. ^ a b 年度別駅別人員の推移(一日平均) (PDF)
  7. ^ a b 年度別駅別人員の推移(一日平均) (PDF)
  8. ^ 年度別駅別人員の推移(一日平均) (PDF)
  9. ^ 地下鉄東西線宮の沢駅周辺のりば案内”. 北海道中央バス. 2019年1月27日閲覧。
  10. ^ 地下鉄駅情報(東西線)”. 札幌市交通事業振興公社. 2016年1月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月8日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集