堺 晃一(さかい こういち、1986年3月11日 - )は日本の元陸上競技選手、専門は長距離走兵庫県加古川市出身。兵庫県立飾磨工業高等学校駒澤大学卒業。富士通陸上競技部に所属した。

堺 晃一
さかい こういち
Portal:陸上競技
第38回全日本大学駅伝においてトップを走っている、ゴール直前の堺(2006年)
選手情報
国籍日本の旗 日本
種目長距離走10000m走
所属富士通
生年月日 (1986-03-11) 1986年3月11日(38歳)
身長173cm
体重59kg
編集 テンプレートのヘルプを表示する

略歴 編集

大学2年時の第82回箱根駅伝では8区を担当し区間2位の快走。4位からトップに順位を押し上げた。3年時の第83回箱根駅伝では9区区間4位の走りでチームのシード権獲得に貢献。4年時の第84回箱根駅伝では再び9区を担当。トップと15秒差の2位でタスキを受けるとハイペースで突っ込み、2.6kmで先頭の早稲田大学を捉えると8.4kmで単独先頭に立ち、鶴見中継所では1分21秒の差をつける快走で逆転優勝の立役者となった。

卒業後は富士通に入社。2010年のニューイヤー駅伝ではエース区間4区で区間2位の好走を見せた。翌2011年も5区区間4位と好走した。

2015年5月をもって引退、社業に従事する[1]

選手としての特徴 編集

がっしりした体格がセールスポイントであり、向かい風や上りに強く、ロードを得意とする。第83回箱根駅伝では任された9区のコースになぞらえ、「権太坂もさぞや驚いた事でしょう。ふとももがやってきました。」と実況された。

主な戦績 編集

個人 編集

  • 2005年: 高島平20kmロードレース 優勝 (1時間00分43秒)
  • 2006年: 札幌マラソン ハーフの部 優勝 (1時間05分34秒)
  • 2007年: 札幌マラソン ハーフの部 優勝 (1時間05分59秒)
  • 2015年: 玉名ハーフマラソン 優勝 (1時間02分54秒)

駅伝 編集

大会区間距離順位記録備考
2006第82回箱根駅伝8区21.3km区間2位1時間05分17秒
2007第83回箱根駅伝  9区23.2km区間4位1時間11分14秒
2008第84回箱根駅伝9区23.2km区間2位1時間09分14秒駒澤大学総合優勝

自己ベスト 編集

脚注 編集

  1. ^ 陸上競技部 選手引退のお知らせ”. 富士通 (2015年11月7日). 2015年11月8日閲覧。

外部リンク 編集