八日市場駅

千葉県匝瑳市八日市場イにある東日本旅客鉄道の駅

八日市場駅(ようかいちばえき)は、千葉県匝瑳市八日市場イにある、東日本旅客鉄道(JR東日本)総武本線である[1]

八日市場駅
駅舎(2022年2月)
ようかいちば
Yōkaichiba
飯倉 (3.1 km)
(5.1 km) 干潟
地図
所在地千葉県匝瑳市八日市場イ108
北緯35度41分57.4秒 東経140度33分7.7秒 / 北緯35.699278度 東経140.552139度 / 35.699278; 140.552139座標: 北緯35度41分57.4秒 東経140度33分7.7秒 / 北緯35.699278度 東経140.552139度 / 35.699278; 140.552139
所属事業者東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線総武本線[1]
キロ程93.7 km(東京起点)
電報略号ヨチ
駅構造地上駅[1]
ホーム2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
1,435人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日1897年明治30年)6月1日[1]
備考業務委託駅[1]
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八日市場駅
ようかいちば
Yōkaichiba
西八日市場 (1.3 km)
所属事業者成田鉄道
所属路線成田鉄道多古線
キロ程30.2 km(成田起点)
電報略号ヨチ
駅構造地上駅
開業年月日1926年大正5年)12月5日
廃止年月日1946年昭和21年)10月9日
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南口(2022年2月)

歴史 編集

総武本線の千葉 - 銚子間をかつて運行していた普通列車(113系)で、佐倉 - 松岸間で総武本線を経由する列車の行先表示に「八日市場回り」と表示されていた。同路線から撤退した211系3000番台、近年導入された209系2000/2100番台は単に「総武本線」表示のみである。

年表 編集

駅構造 編集

相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]。互いのホームは跨線橋で連絡している[1]

2012年4月頃までは成東駅管理の直営駅であったが、同年4月頃より駅業務がJR千葉鉄道サービス(現在はJR東日本ステーションサービス)へ委託され、業務委託駅となった。成田統括センター管理。

簡易Suica改札機が設置されている。みどりの窓口2006年(平成18年)4月1日に閉鎖され、新たに「もしもし券売機Kaeruくん」が設置された。しかし、「もしもし券売機Kaeruくん」も2012年(平成24年)3月7日限りで廃止され、翌3月8日の初電時刻からは指定席券売機が稼働した。

木造駅舎を備える。1990年代後半に駅舎のトイレが汲取り式から水洗式へと変わった。

駅舎・改札側(北口)と南口広場を結ぶ南北自由通路が2007年(平成19年)9月1日に完成した[5]。また、匝瑳市により南口広場が整備されて2008年(平成20年)7月に、ロータリーと共に完成した。 以前から匝瑳市(当時は八日市場市)は、JR東日本に対して自動改札導入による南口改札設置を求めていた。しかし南口改札設置は実現せず、現在の駅舎・改札(北口)を一旦出て、跨線橋(南北自由通路)で南側に出るという方式となった。跨線橋と駅舎を繋ぐエレベーターと階段の中央に自転車が乗り降りするスロープが設置された。エレベーターは、改札内の跨線橋と改札外の南北自由通路を兼用する構内外共用型である。

改札口付近には精算所があるが、現在は使用されていない。

のりば 編集

この駅は駅舎側のホームが2番線であり、1番線は反対側のホームに当たる。

番線路線方向行先
1総武本線上り成東佐倉千葉方面
2下り飯岡銚子方面

(出典:JR東日本:駅構内図

  • ホームは11両編成までに対応する[1]

利用状況 編集

2022年(令和4年)度の1日平均乗車人員1,435人である。

近年の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。

年度別1日平均乗車人員[統計 1][統計 2]
年度1日平均
乗車人員
出典
1990年(平成02年)2,835[* 1]
1991年(平成03年)2,898[* 2]
1992年(平成04年)2,949[* 3]
1993年(平成05年)2,897[* 4]
1994年(平成06年)2,856[* 5]
1995年(平成07年)2,723[* 6]
1996年(平成08年)2,687[* 7]
1997年(平成09年)2,588[* 8]
1998年(平成10年)2,484[* 9]
1999年(平成11年)2,392[* 10]
2000年(平成12年)[JR 1]2,368[* 11]
2001年(平成13年)[JR 2]2,292[* 12]
2002年(平成14年)[JR 3]2,272[* 13]
2003年(平成15年)[JR 4]2,230[* 14]
2004年(平成16年)[JR 5]2,186[* 15]
2005年(平成17年)[JR 6]2,174[* 16]
2006年(平成18年)[JR 7]2,104[* 17]
2007年(平成19年)[JR 8]2,070[* 18]
2008年(平成20年)[JR 9]2,039[* 19]
2009年(平成21年)[JR 10]2,038[* 20]
2010年(平成22年)[JR 11]1,947[* 21]
2011年(平成23年)[JR 12]1,952[* 22]
2012年(平成24年)[JR 13]1,973[* 23]
2013年(平成25年)[JR 14]2,009[* 24]
2014年(平成26年)[JR 15]1,976[* 25]
2015年(平成27年)[JR 16]1,958[* 26]
2016年(平成28年)[JR 17]1,957[* 27]
2017年(平成29年)[JR 18]1,861[* 28]
2018年(平成30年)[JR 19]1,834[* 29]
2019年(令和元年)[JR 20]1,762[* 30]
2020年(令和02年)[JR 21]1,269
2021年(令和03年)[JR 22]1,399
2022年(令和04年)[JR 23]1,435

駅周辺 編集

匝瑳市役所
匝瑳警察署

匝瑳市中心市街地に位置し、駅周辺の本町通りは古くからの商店街となっており中小商店などが並ぶ。国道126号沿いには大型ショッピングセンターや商業施設、飲食店チェーンストア)などが林立する。

主な商業施設

国道126号沿いの商業施設

バス路線 編集

ジェイアールバス関東

「八日市場駅」停留所が設置されており、JRバス関東東関東支店匝瑳市内循環バス千葉交通が運行する路線が発着する。

隣の駅 編集

※特急「しおさい」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。

東日本旅客鉄道(JR東日本)
総武本線
飯倉駅 - 八日市場駅 - 干潟駅

脚注 編集

記事本文 編集

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n 三好好三『総武線 120年の軌跡 東京・千葉を走る列車と駅のあゆみ』JTBパブリッシング、2014年3月1日、111頁。ISBN 9784533096310 
  2. ^ 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月17日、19頁。 
  3. ^ a b “東京-八日市場が開業 JRバス関東 3年ぶりの高速新路線”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1995年3月3日) 
  4. ^ “みどりの窓口リストラ”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 23 夕刊. (2006年7月11日) 
  5. ^ a b “三世代夫婦ら渡り初め 八日市場駅に南北自由通路完成 80人参加し開通式”. 千葉日報 (千葉日報社). (2007年9月2日) 
  6. ^ a b Suicaをご利用いただけるエリアが広がります。』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2008年12月22日。 オリジナルの2019年5月3日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190503211623/https://www.jreast.co.jp/press/2008/20081218.pdf2018年7月8日閲覧 

利用状況 編集

  1. ^ 千葉県統計年鑑 - 千葉県
  2. ^ 統計そうさ - 匝瑳市
JR東日本の2000年度以降の乗車人員
千葉県統計年鑑

関連項目 編集

外部リンク 編集