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備後東(びんごひがし)は、埼玉県春日部市町丁。現行行政地名は備後東一丁目から備後東八丁目。住居表示実施地区[4]郵便番号は344-0032[2]

備後東
春日部消防署備後分署
春日部消防署備後分署
備後東の位置(埼玉県内)
備後東
備後東
備後東の位置
北緯35度57分21.85秒 東経139度46分21.37秒 / 北緯35.9560694度 東経139.7726028度 / 35.9560694; 139.7726028
日本の旗 日本
都道府県 埼玉県
市町村 春日部市
地区武里地区
人口
2024年(令和6年)1月1日現在)[1]
 • 合計11,096人
等時帯UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
344-0032[2]
市外局番048[3]
ナンバープレート春日部
座標の場所は備後公園を示す

地理 編集

埼玉県の東部地域で、春日部市南部の利根川(大落古利根川)が造り出した自然堤防[5]に位置する地区である。東側で大字藤塚越谷市大字平方、南側で大畑や大場、西側で備後西、北側で一ノ割緑町と隣接する。かつて存在した大字備後で、その中央部を縦貫する東武鉄道伊勢崎線(東武スカイツリーライン)を境とした東半分の区域に相当する。地区の南側境界線上を会之堀川が流れ[6]、その支流の備後川が地内を流れる。地区の東側境界線上を大落古利根川が流れ、越谷市との境界線上にはかつて古利根川(利根川)が流れていた[5]。現在はその場所に会の川[6]と称される小河川が流れる。一ノ割や大場・大畑との境界線上にも利根川が乱流していた河道跡[5]が街路の配置として見てとれる。地区内は主に市街化区域で、主に第一種低層住居専用地域第一種住居地域に指定され、住宅地となっている。地内の一部で農地や生産緑地地区も見られる[6]。国道4号の東側(四丁目および五丁目)は市街化調整区域に指定され、農地が目立つが住宅も多い。

地価 編集

住宅地の地価は、2024年令和6年)の公示地価によれば、備後東6丁目7番19号の地点で9万9,900円/m2となっている[7]

歴史 編集

世帯数と人口 編集

2024年(令和6年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目世帯数人口
備後東一丁目1,011世帯1,884人
備後東二丁目1,174世帯2,322人
備後東三丁目710世帯1,571人
備後東四丁目126世帯305人
備後東五丁目116世帯293人
備後東六丁目564世帯1,121人
備後東七丁目986世帯1,993人
備後東八丁目777世帯1,607人
合計5,464世帯11,096人

小・中学校の学区 編集

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[10]

町目番地小学校中学校備考
備後東一丁目1番21号〜1番39号、28番13号〜28番18号春日部市立武里小学校春日部市立武里中学校春日部市緑小学校春日部市緑中学校へ通学も可能
1番1号〜1番20号、2番〜28番12号、28番19号〜28番36号春日部市立正善小学校春日部市立緑中学校
備後東二丁目1番〜17番51号、17番64号〜34番
17番52号〜17番63号春日部市立武里中学校
備後東三丁目全域
備後東四丁目1番15号〜5番28号春日部市立緑中学校
1番1号〜1番14号春日部市立緑小学校
5番29号〜13番春日部市立正善小学校春日部市立武里中学校
備後東五丁目全域
備後東六丁目全域
備後東七丁目全域
備後東八丁目1番2号〜6番26号、7番6号〜8番25号、8番35号〜8番49号、56番
1番1号、6番27号〜7番5号、8番26号〜8番34号、9番〜55番春日部市立備後小学校

交通 編集

地区の西端を東武鉄道伊勢崎線(東武スカイツリーライン)が通るが、鉄道駅は設置されていない。最寄り駅は同線武里駅[7]、備後東6丁目7番19号の地点からおよそ630 m離れている[7]。また、地図上では一ノ割駅も備後東から近く、1丁目などは徒歩圏内にある。

道路 編集

バス 編集

地内に路線バスの路線は設定されていない。

春日部市コミュニティバス「春バス

地区内を縦貫・巡回する路線は設定されていない。

施設 編集

一丁目
  • 真福寺
  • 香取神社
    • 備後西川会館
  • 備後東第1公園
  • 備後第8公園
  • 備後宮田ちびっ子広場
二丁目
  • 宮田記念公園
  • 備後宮田第2ちびっ子広場
三丁目
  • 備後公園
  • 備後運動広場
四丁目
五丁目
六丁目
七丁目
  • 春日部市 武里東公民館
  • 備後第7公園
八丁目
  • 備後第2公園
    • 東急武里自治会館
  • 備後第1公園

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 大字備後字一の縄、大字備後字宮田、大字一ノ割字出土の各一部より備後東一丁目、大字備後字宮田、大字備後字須賀の各一部より備後東二丁目、大字備後字立野、大字備後字正善、大字備後字田島、大字備後字宮田の各一部より備後東三丁目、大字備後字大道東の一部、および大字備後字堤外、大字粕壁字川久保新田より備後東四丁目、大字備後字大道東の一部より備後東五丁目、大字備後字正善の一部より備後東六丁目、大字備後字正善、大字備後字田島の各一部より備後東七丁目、大字備後字立野、大字備後字田島、大字備後字正善、大字備後字須賀の各一部より備後東八丁目が成立[8]

出典 編集

  1. ^ a b 令和6年人口・世帯数(町(丁)別・男女別・年齢別)”. 春日部市 (2024年5月1日). 2024年5月13日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2024年5月13日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2024年5月13日閲覧。
  4. ^ 住居表示区域内の新築建物の届け出|春日部市公式ホームページ”. www.city.kasukabe.lg.jp. 2024年5月13日閲覧。
  5. ^ a b c 国土地理院の『治水地形分類図』(野田市)等を参照。
  6. ^ a b c 都市計画図(かすかべ オラナビ) - 春日部市(2016年).2024年5月13日閲覧。
  7. ^ a b c 国土交通省地価公示・都道府県地価調査.2019年5月10日閲覧。
  8. ^ a b c 官報』号外 第91号 27頁、平成4年 1992年6月25日付「自治省告示第107号」
  9. ^ 【春日部市】統計書 令和5年版 【第11章_付表】”. 埼玉県オープンデータポータルサイト. pp. 107-131. 2024年6月1日閲覧。
  10. ^ 武里地区の通学区域”. 春日部市 (2021年12月14日). 2024年5月14日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集