世界司厨士協会連盟
世界司厨士協会連盟(せかいしちゅうしきょうかいれんめい、英語: World Association of Chefs' Societies、略称:WACS〈ワックス〉)は1928年10月にパリ・ソルボンヌ大学で設立された世界初の西洋料理の料理人(シェフ)団体で構成された国際組織(非政府組織)である。1880年代末にヨーロッパの料理人が開いた会合がきっかけとなり、1919年に スイス・ジュネーヴにて事務所を創設された。
最初の会議では世界17カ国から選ばれた65人のシェフ、世界36か国・地域の団体が集まり、人々の尊崇を集めていたオーギュスト・エスコフィエ( フランス)が初代名誉会長に選ばれた。2015年時点で、世界100か国・地域の団体などが会員となっている。過去74年間で、世界司厨士協会連盟の国際会議が、世界各国の20の都市で、2年ごとに開催されてきた事が特筆すべき事項である。連盟ではアジア・ヨーロッパ・アフリカ・オセアニア・アメリカ大陸の大統領,副大統領,財務大臣,事務総長,大使,名誉会長から選出された委員によって構成されている。連盟の中にある様々な委員会が、世界的な料理コンテストを主催している。
会議の一覧 編集
脚注 編集
関連項目 編集
- 調理
- ボキューズ・ドール…連盟の委員会が主催する、 フランスの国際的な料理コンテスト
- 世界料理オリンピック…連盟の委員会が主催する、 ドイツの国際的な料理コンテスト
外部リンク 編集
- 世界司厨士協会連盟 - コトバンク
- World Association of Chefs' Societies(英語)
- WACS / 国際友好活動 - 全日本司厨士協会
- WACS世界会議 - 全日本司厨士協会※1990年以降の会議場所が掲載されている。