フラバー』(原題: Flubber)は、1997年アメリカ合衆国の映画作品。1961年のアメリカ映画『うっかり博士の大発明 フラバァ』のリメイク版。製作はウォルト・ディズニー・ピクチャーズ

フラバー
Flubber
監督レス・メイフィールド
脚本ジョン・ヒューズ
ビル・ウォルシュ
原作サミュエル・W・テイラー
製作ジョン・ヒューズ
リカルド・メストレス
製作総指揮デイヴィッド・ニックセイ
出演者ロビン・ウィリアムズ
マーシャ・ゲイ・ハーデン
ジョディ・ベンソン(声)
音楽ダニー・エルフマン
撮影ディーン・カンディ
編集ハーヴェイ・ローゼンストック
マイケル・A・スティーヴンソン
製作会社ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
グレート・オークス
配給アメリカ合衆国の旗 ブエナ・ビスタ・ピクチャーズ
日本の旗 ブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン)
公開アメリカ合衆国の旗 1997年11月26日
日本の旗 1998年3月28日
上映時間95分
製作国アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語英語
興行収入$177,977,226[1]
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ゆうばり国際ファンタスティック映画祭でクロージング上映された。

ストーリー 編集

フィリップ教授は天才科学者。しかし、彼は研究に没頭すると、周りが見えなくなってしまう困った癖を持っていた。そのため、なんと彼は自分の結婚式を二度もスッポかしてしまっていた。彼の婚約者であり、勤めている大学の学長でもあるサラは、次の結婚式こそ最後のチャンスだと宣告する。だが、その三度目の結婚式当日に、フィリップ教授は長年研究していた究極のエネルギー体「フラバー」を発明する。歓喜するフィリップだったが、肝心の結婚式をまたもスッポかしてしまう。これにサラは激怒し、彼との関係をもう終わりにすると言いだしてしまう。しかし、サラが彼との関係をもう終わりにすると言い出しても、ウィルソン・クロフトから「フィリップとの関係を終わりにする事ができない」と誤解され、満足する答えは得られなかった。ちょうどその頃、大学は資金面の問題から閉鎖の危機を迎えていた。フィリップはフラバーを使って大学の危機を救おうと考えるが、街の有力者であるホーニッカー一家も彼の技術を狙っていたのだった。

キャスト 編集

役名俳優日本語吹替
フィリップ・ブレイナード教授ロビン・ウィリアムズ山寺宏一
サラ・ジェーン・レイノルズ学長マーシャ・ゲイ・ハーデン戸田恵子
ウィーボの声ジョディ・ベンソン小原乃梨子
ウィルソン・クロフトクリストファー・マクドナルド辻親八
チェスター・ホーニッカーレイモンド・J・バリー羽佐間道夫[脚注 1]
ベネット・ホーニッカーウィル・ウィトン真殿光昭
スミスクランシー・ブラウン屋良有作
ウェッソンテッド・レヴィン郷里大輔
シルヴィアレスリー・ステファンソン土井美加
マーサ・ジョージエディ・マックラーグ峰あつ子
デイルスコット・マイケル・キャンベル
驚く少年ベンジャミン・ブロック進藤一宏
少年の父親マルコム・ブラウンソン若本規夫
ウィーベットの声ジュリー・モリソンかないみか
フラバーの声スコット・マーティン・ガーシン稲葉実

日本語版製作スタッフ 編集

制作監修:岡本企美子、演出:岡本知、翻訳:石原千麻、録音製作:グロービジョン

スタッフ 編集

脚注 編集

  1. ^ 羽佐間はオリジナル版の『うっかり博士の大発明 フラバァ』では主役を演じている。

参考文献 編集

  1. ^ Flubber”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2012年7月24日閲覧。

外部リンク 編集