バーントゥンポー駅

タイの鉄道駅

バーントゥンポー駅(バーントゥンポーえき、タイ語:สถานีรถไฟชุมทางบ้านทุ่งโพธิ์)は、タイ王国南部スラートターニー県プンピン郡にある、タイ国有鉄道南本線である。

バーントゥンポー駅
バーントゥンポー駅
ชุมทางบ้านทุ่งโพธิ์
Ban Thung Pho Junction
地図
所在地タイ王国の旗 タイ王国
スラートターニー県
プンピン郡
北緯9度7分15秒 東経99度12分6秒 / 北緯9.12083度 東経99.20167度 / 9.12083; 99.20167
駅番号4229
所属事業者タイ国有鉄道
等級二等駅
電報略号ทโ.
駅構造地上駅
ホーム2面2線
開業年月日1916年7月17日
乗入路線
所属路線南本線
キロ程631.00 km(旧トンブリー駅起点)
マルアン (7.08 km)
所属路線キーリーラットニコム支線
キロ程0.00 km(バーントゥンポー駅起点)
(3.35 km) バーンドンラック
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バーントゥンポー駅は、タイ王国南部スラートターニー県人口9万人が暮らすプンピン郡にある。駅の正面側は東向きであり、町の中心部から北西方向にかなり外れた地点に位置する。

二等駅であるが1日に4本(2往復)の普通列車しか停車しない為、利用しづらい。上記2往復のうち1往復は、キーリーラットニコム支線の列車である。

プンピン郡には、タイ南部の物流拠点の一つとして内陸コンテナデポ (ICD) が設置されており、当駅にもコンテナの取扱いを行うためコンテナヤードが設けられている[1]

歴史

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南北3カ所(ペッチャブリー駅ソンクラー駅カンタン駅)から開始された[2]南本線全通工事は、終盤に入った1916年7月17日に南側からの工事がチュムポーン駅まで到達したことに伴い、当駅が途中駅として開業した。1951年に、当駅で分岐するプーケット支線の建設が開始され、1956年4月13日キーリーラットニコムまでの区間が開通し、分岐駅となった[3]

  • 1911年6月9日 【開業】ペッチャブリー駅 - チャアム駅 (36.57km)
  • 1911年11月25日 【開業】チャアム駅 - フワヒン駅 (25.93km)
  • 1914年1月1日 【開業】フワヒン駅 - ワンポン駅 (19.86km)
  • 1914年6月1日 【開業】ワンポン駅 - プラチュワップキーリーカン駅 (69.48km)
  • 1915年12月1日 【開業】プラチュアップキーリーカーン駅 - バーンクルット駅 (58.2km)
  • 1915年3月15日 【開業】バーンクルット駅 - バーンサパーンヤイ駅 (15.99km)
  • 1916年7月17日 【開業】チュムポーン駅 - バーンナ駅 (193.81km)
  • 1956年4月13日 【開業】バーントゥンポー分岐駅 - キーリーラットニコム駅 (31.00km)

駅構造

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単式及び島式1面の複合型ホーム2面2線をもつ地上駅であり、駅舎はホームに面している[4]

脚注

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  1. ^ Annual Report 2020 - ウェイバックマシン(2022年1月21日アーカイブ分) State Railway of Thailand. (2021). p.298-299 より。
  2. ^ 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.31
  3. ^ 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.201
  4. ^ 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)p.277

参考文献

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  • 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
  • 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5

関連項目

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