ウィル・ゲニア

パプアニューギニア出身・オーストラリア代表のラグビーユニオン選手

ウィル・ゲニアWill Genia 1988年1月17日 - )は 、パプアニューギニア出身のラグビーユニオン選手。ポジションはスクラムハーフ

ウィル・ゲニア
秩父宮ラグビー場(2021年4月18日撮影)
フルネームSanchez William Genia
生年月日 (1988-01-17) 1988年1月17日(36歳)
出身地パプアニューギニアの旗 パプアニューギニア ポートモレスビー
身長1.74 m (5 ft 8+12 in)
体重81 kg (12 st 11 lb)
学校ブリスベン・ボーイズ・カレッジ
ラグビーユニオンでの経歴
ポジションスクラムハーフ
在籍チーム花園近鉄ライナーズ
シニア経歴
チーム出場(得点)
2007バリーモア・トルネードス6(5)
2014-2015ブリスベン・シティ3(5)
2015-2017スタッド・フランセ21(10)
2019-花園近鉄ライナーズ()
スーパーラグビー
チーム出場(得点)
2007-2015レッズ114(90)
2018-2019レベルズ23(30)
更新日:  2024年1月8日
代表
チーム出場(得点)
2008 U20オーストラリア
2008-2019 オーストラリア110(90)
更新日:  2024年1月8日

人物 編集

1988年1月17日、ポートモレスビーで生まれる。
身長174cm、体重85kg。

父のキルロイ・ゲニア(Kilroy Genia)は元パプアニューギニア国会議員で大臣を歴任。兄のフランシス(Francis)はラグビー選手で、パプアニューギニア代表。弟のナイジェル(Nigel)もラグビー選手で、クイーンズランド州の高校代表、ラグビーオーストラリア20歳以下代表に選出される。

キャリア 編集

ブリスベン・ボーイズ・カレッジ卒業、カレッジのラグビークラブのチームメイトにジェームズ・ホーウィルがいた。カレッジ在学中、クイーンズランド州のセカンダリースクール(中高一貫システム校)選抜チームに入り、さらに高校代表(SchoolBoys)にも選出される。

2007年、スーパー14(現スーパーラグビー)のレッズに入る。同じポジションのサム・コーディングリー(Sam Cordingley)やベン・ルーカス(Ben Lucas)らとポジション争いをし、やがてレギュラーに定着する。

2009年ワラビーズに選出、トライネイションズオールブラックス戦で代表デビュー。同年の欧州遠征、11月7日のイングランド戦ではマンオブザマッチ(Man of the match)の活躍を見せる。

2010年、レッズのキャプテンに就任。シーズン終了後、チームメイト間の投票によりPlayer of the yearを、ファン投票によりplayer of the year winning the People's Choice awardを受賞。

2011年、スーパーラグビーでレッズ初優勝に貢献し、オーストラリア国内ラグビー記者の投票によりAustralian Super Rugby Player of the Yearを受賞。

2019年、近鉄ライナーズ(現:花園近鉄ライナーズ)に加入。SOクウェイド・クーパー との黄金コンビ復活と話題に。11月17日に行われたトップチャレンジリーグ第1節清水建設ブルーシャークス戦に途中出場で日本での公式戦初出場を果たす[1]

その他 編集

ゲニアは多くの評論家から同じポジションの元ワラビーズ、ジョージ・グレーガンと比較されている。
現役ワラビーズの中でも最強パワーの持ち主で、ベンチプレスは172kgを持ち上げる。

出典 編集

リンク 編集