イングヴェイ・マルムスティーン

スウェーデンのロックミュージシャン

イングヴェイ・マルムスティーンまたはイングヴェイ・ヨハン・マルムスティーンYngwie MalmsteenYngwie Johan Malmsteen、本名:Lars Johan Yngve Lannerbäck1963年6月30日 - )は、スウェーデン・ストックホルム出身のミュージシャンギタリスト作曲家マルチプレイヤー。アメリカ合衆国在住。「インギー」の愛称で親しまれている(ただ、本人はこの愛称をあまり好く思っていないとされる)。ロック・ギターにクラシック音楽の要素を盛り込み、驚異的な速弾きで80年代以降ギター奏法に大革命をもたらした[2]。日本ではマイケル・シェンカーの「」に対して「王者」と呼ばれる[3]

イングヴェイ・マルムスティーン
基本情報
出生名ラーズ・ヨハン・イングヴェイ・レナーバック
Lars Johan Yngve Lannerbäck
別名イングヴェイ・ヨハン・マルムスティーン
生誕 (1963-06-30) 1963年6月30日(60歳)
出身地 スウェーデン ストックホルム県 ストックホルム
ジャンル
職業
担当楽器
活動期間1983年 -
レーベル
共同作業者
公式サイトOfficial Homepage
著名使用楽器
フェンダー・ストラトキャスター

略歴 編集

1963年6月30日、4人兄弟の末弟としてストックホルムにて出生する。生まれて間もなく両親が離婚し、画家の母に育てられる。10歳までは軍人である父方の「レナーバック(Lannerbäck)」姓を名乗っていた(「マルムスティーン(Malmsteen)」は母方の姓の英語読み)。5歳の誕生日にはプレゼントとしてアコースティック・ギターを、翌年の誕生日にはトランペットを母からもらうが、どちらも興味がなく、やっても長続きしなかったという。

1970年、世界的なギタリスト、ジミ・ヘンドリックスが死去した。TVで彼の特集番組を見て、ギターに興味を持ち練習を始める。また、姉からディープ・パープルレコードを貰い、ここでもまた大きな影響を受け、ギターのコピーをし始める。彼が音楽から影響を受けたのには、姉も関係していたようである。この頃からクラシックも聴き始め、ヴァイオリンの楽譜をギターで弾くことにも挑戦していた。

少年時代は英語と美術の成績はすこぶる良かったものの、甘やかされて育ったため粗暴な少年で不登校気味であった。母親は学校に行かずに家でギターの練習をする生活を許したので、自宅で時間の許す限りギターの練習に費やした。やがて学校の廊下をバイクで走るような問題児になり15歳のときに学校を退学、ギター修理店でリュート製作をしていた。しかし姉のロロ・レナーバックへのインタビューによると仕事はしておらず、いつも自宅地下の練習場でギターを弾いており、食事は祖母に頼っていた[4]

1983年、イングヴェイのデモテープを聴いたシュラプネル・レコーズのマイク・ヴァーニーの誘いでアメリカ合衆国・カリフォルニア州ロサンゼルスへと渡る。地元のメタルバンド「スティーラー英語版」(後にキールを結成するロン・キールが在籍)に加入。同年これを脱退し、グラハム・ボネット率いる「アルカトラス(Alcatrazz)」に加入し名声を得る。

1984年、自らのバンド「ライジング・フォース」を結成。ソロデビューアルバム『ライジング・フォース』をリリース。

1987年6月22日ジャガー・Eタイプを運転中、木に激突するという大事故を起こす。8日間にわたる意識不明の重体で、右手に後遺症による麻痺も煩いリハビリで何とか克服するが、細かな手癖や後のギタープレイ自体にも支障を抱えることになる。

その後、ロサンゼルスを離れ、ニューヨークへ移住。

1988年、4thアルバム『オデッセイ』をリリース。同年、母リグマーが死去。

1989年、ライジング・フォース解散。以降は自身の名で活動をしていく。この頃から現在の住居兼スタジオがあるフロリダ州マイアミへ移る。

1990年、母に続き、兄ビヨンが鉄道事故により他界。

1991年、同郷の歌手であるエリカと結婚。1990年発売のエリカのアルバム『Cold Winter Night』に参加するなど良好な関係ではあったが、1992年に離婚。

1993年、当時の婚約者、アンバーの母により「自分と娘は(イングヴェイに)暴力を受け監禁されている」と通報され、一度は逮捕されるが、誤認と分かり釈放される。アンバーの母親は結婚に反対していた。その後アンバーと再婚も、当時のメンバー、マイク・ヴェセーラとの不倫疑惑(真偽は不明、イングヴェイの一方的な思い込みによる誤解説など諸説ある)に激怒し、1997年離婚。

1998年、現在のマネージャーである3度目の結婚相手・エイプリル夫人と間に長男のアントニオが誕生。翌年、息子と共にBURRN!誌11月号の表紙を飾る。

1999年、アルバム『アルケミー』をリリース。これ以降はライジング・フォース名義で活動していく。

2008年、自らのレコードレーベル「ライジングフォースレコード」設立。

2009年ディープ・パープルと日本でジョイントツアー。

2010年代 編集

2010年11月 『リレントレス』を発売した。2011年2月3日には、リレントレスの宣伝を兼ねて、アメリカのテレビ番組「レイト・ナイト・ウィズ・ジミー・ファロン」に出演した。2011年8月6日 フロリダ州のサンライフ・スタジアムでのセントルイス・カージナルスマイアミ・マーリンズの対戦前セレモニーでアメリカ国歌「星条旗」をソロ演奏し、始球式を行った[5]。2012年7月7日 母国スウェーデンでライブをすることは稀であったが、 スウェーデンイェヴレでの「Getaway Rock Festival 2012」に出演し、ナイトウィッシュマノウォーと並んでヘッドライナーを務めた。8月 公式自伝本『イングヴェイ・マルムスティーン自伝 Yng・WAY-俺のやり方』を発売した。9月 ギター・レッスンや演奏映像を閲覧できる有料会員制Webサイト「Relentless Shred」をオープンした(2015年で閉鎖)。12月5日 『スペルバウンド』を発売、全楽器をイングヴェイが担当し、このアルバム以降は専任ボーカルを迎えず制作するスタイルを取っている。2013年10月20日 LOUD PARK 13で来日、当日はキング・ダイアモンドの出演キャンセルにより急遽ヘッドライナーとして大トリを務めた。2014年6~7月 北米で「Guitar Gods」ツアーを主催した。元ガンズ・アンド・ローゼズのギタリストのロン・サール、ゲイリー・ホーイが主に参加し、ウリ・ジョン・ロートも参加することもあった[6]

2015年2月2日 渋谷公会堂で一夜限りの単独来日公演を実施。2016年4~5月 スティーヴ・ヴァイが主催するGeneration Axeの北米ツアーに初参加した。6月1日 20作目のスタジオ・アルバム『ワールド・オン・ファイア』を発売した。2019年3月29日 『ブルー・ライトニング』を発売し、主にカヴァー曲とブルーズのルーツを辿った楽曲を収録している。

2020年代 編集

2021年3月20日 ラスベガスでの「Yngwie Malmsteen: Fully Live! The Very Best Of」ライブを14.99ドルでオンライン配信した[7]。2021年7月23日 22作目のアルバム『パラベラム』を発売し、コロナ渦でツアーに出られない反面、作品のレコーディングに多くの時間を掛けられたと語っている[8]。2023年7月17日 オンラインギターレッスンのTrueFireにて「Yngwie Malmsteen's MaestroClass」の開講を発表した。自身の曲を題材にして、創造過程や技術的スキルの解説、デモ演奏等を行う[9]。2024年5月 ソロデビュー40周年記念として9年振りの単独来日公演を実施[10]

イングヴェイ・マルムスティーン・ライジング・フォース 編集

イングヴェイ・マルムスティーンズ・ライジング・フォース (YNGWIE J. MALMSTEEN'S RISING FORCE) は、イングヴェイがアルカトラスを脱退した後に結成された。

彼はアマチュア時代にも同名のバンドを結成していたが、自身の主導する音楽活動のために母国スウェーデンより旧知のメンバーを呼び寄せ、オーディションで獲得した新人ボーカリストを加えてバンドとした。

本人も認めているが、ほとんど全ての権限をマルムスティーンが握っていて、バンド名も「イングヴェイ・J・マルムスティーンズ・ライジング・フォース」としていた。そして1986年にジェフ・スコット・ソートを解雇してバンドは解体、マルムスティーンのソロ名義となった。

その後ジョー・リン・ターナーがシンガーとなった際にバンド名義にすることを求められたため、アルバム『オデッセイ』にて一時的にライジング・フォースの名が復活するもののすぐにソロ名義に戻る。

1999年に再びマーク・ボールズを迎えて制作したアルバム『アルケミー』以後またバンド名義を使用するようになっている。

2010年代以降、現在はソロ名義である。

プレイ・スタイルと使用機材 編集

2008年

楽曲の特徴は、俗に言う欧州メタルのスタイルに、ハーモニックマイナー・パーフェクト・フィフス・ビロウというスケール(本人が言うところのフリジアンスケール)とアルペジオを主とした高速なギター・ソロが加わる所である。スウィープ奏法や、エコノミーピッキングなどのテクニックの存在を広く知らしめたとも言われる。インストゥルメンタルに於いては、大部分がインプロヴィゼーションに基づいている。その超絶なスケーリングは、19世紀の名ヴァイオリニストであるニコロ・パガニーニの技巧に多大なる影響を受けたとされる[11]ジミ・ヘンドリックスウリ・ジョン・ロートなどのギタリスト、ジェネシスディープ・パープルクイーン等の影響が強く、それらのバンドが得意としたクラシカルで盛儀なサウンド、リッチー・ブラックモアが初期レインボーで展開・確立した「様式美」をヘビー・メタルに導入し発展させた作風で欧州や日本における人気を確立した。

自らが7歳の時にテレビで観てギターを始めるきっかけになったとされるのがジミ・ヘンドリックスである。またスケーリングやジミの解釈に多大なヒントを与えたのはウルリッヒ・ロートであるとの認識が知られている[要出典]。しかし、マルムスティーン自身(スウェーデン時代に初期スコーピオンズの曲を取り入れ演奏していた映像が残っているにもかかわらず)、ウルリッヒからの影響を否定していたが、現在は肯定に転じ敬愛するギタリストの一人として挙げている[12]

驚異的な速弾きばかりが強調されがちであるが、頻繁に交代するヴォーカリストに合わせて作曲の傾向を変えたり、即興的なフレーズにも冴えを見せる器用なギタリストで、ブルース・ロックもプレイできる(アルバム『トライアル・バイ・ファイアー:ライヴ・イン・レニングラード』の「Spanish Castle Magic」等)。


使用機材は一貫してフェンダー・ストラトキャスターマーシャル・アンプで、リッチー・ブラックモアの影響が大きい(ただし、マルムスティーンは50wモデルの1987を愛用している)。

2008年11月には以前メインで使用していた「DUCK」を傷などの詳細まで再現されたレプリカ Yngwie Malmsteen Tribute Series Stratocaster“PLAY LOUD”が限定100本でフェンダーより定価180万円で発売された。

ストラトキャスター以外にもギブソンレスポール、ストラトキャスターと同じレイアウトに改造したギブソン・フライングV、ギブソンSGを所有し、レコーディングやステージで使用する事がある。また、アルカトラス時代には荒井貿易株式会社がバンド側とエンドースメント契約を交わした事情からアリアプロIIのギターを主にステージで使用し、当時の広告にも登場した。

エフェクターは、最低でもDOD250オーヴァードライヴプリアンプとBOSS NS-2 ノイズ・サプレッサーはラックに組み込まれている。2000年代にDOD社と共同で開発したYJM308プリアンプオーヴァードライヴを使用。2014年1月のNAMM SHOWにてフェンダー社より「Yngwie Malmsteen Over Drive」が発表され、現在はこちらを愛用している。レコーディングでKORG社のギターシンセサイザーシステムを使用していた事もある。『トリロジー』〜『オデッセイ』期のギターテクニシャンであったイアン・ファーガソンは「彼(イングヴェイ)はフットスイッチをとても激しく踏みつけるのでそれらをよく壊す。彼は激しく踏むとエフェクターがよく効くと思っているようだ」と語っている。

ピックアップは10代の頃から30年以上に渡ってディマジオ社製の製品 FS-1、HS-1、HS-2、HS-3、HS-4(旧名 YJM) を使用し蜜月関係を築き上げていたが、2010年よりセイモア・ダンカン製作のピックアップ(YJM FURY STK-S10)を大変気に入り早速使用、ダンカン派に回る事を発表した[13]。ディマジオ社はこの事に対し「当社に対する裏切り行為だ。マルムスティーンは金でダンカンに寝返った」と憤慨している。

2002年、NAMM Summer Session 2002にて、シグネチャー・アンプヘッド Rhino BLACK STAR YJM-50を発表した。Marshall 1987Xを元に製作されている。だが、イングヴェイはほとんど使わずじまいだった模様。

2011年、Winter NAMM SHOW 2011!! にて、シグネチャー・アンプヘッド Marshall YJM100を発表した。Marshall 1959 Plexi headを元に製作されている[14]。なおイングヴェイ自身使用している様子は不明慮な点がある。

2014年、The NAMM Show 2014にて、Yngwie Malmsteen Signature Accessoriesをフェンダーから発表した[15]。中身は、ギグバッグ・ケーブル・弦・チューナー・オーヴァードライヴエフェクト・ストラップである。

2019年、The NAMM Show 2019にて、1988年のシグネチャー・モデルギター発売30周年を記念して、フェンダーカスタムショップより4色(Olympic White、Burgundy Mist、Sonic Blue、Candy Apple Red)のYNGWIE MALMSTEEN SIGNATURE STRATOCASTERが発表された。定価は71万5千円となっている。

2022年、ジム・ダンロップから3種類のシグネチャー・ピック(YJM-01WH:YNGWIE MALMSTEEN 1.5MM、YJM-02RD:YNGWIE MALMSTEEN 2.0MM、YJM-03YL:YNGWIE MALMSTEEN 1.14MM)を発表した[16]

弦は1弦が.008から始まるものだが、ボトムの弦が通常のセットより太いヘヴィーボトムのセットを使用し、弦のアクションは高くセットされている。また彼のトレードマークとなっている「スキャロップ指板」によって軽いタッチで押弦出来ることからあの驚異的な速弾きが生み出される。軟らかいピックでフルピッキングフレーズを弾くとタイムラグが生じるので、ピックはダンロップ製2.0mm厚のかなり分厚い物を使用している。

嫌いな音楽は数あり、特に好きではないのはフュージョンだといわれている[要出典]。理由は「ベースが調子に乗って前に出ているから」であるという[要出典]

出自 編集

イングヴェイ自身の主張によると、先祖はスウェーデン貴族であり、1622年にの鉱山を発見した功績を称えられてスウェーデン国王から伯爵の位を与えられたという。また、マルムスティーンの姓はこれに由来し「マルム」=「銀の」、「スティーン」=「鉱石」の意であるとしている[17]。現在、自宅には伯爵の紋章が飾られている。これをモチーフにした曲が 「Overture 1622」(『マグナム・オーパス』収録)である。

なおスウェーデンの貴族制度は1921年に廃止されたが、当時作成された爵位を持つスウェーデン貴族名簿には父方のレナーバック家も、母方のマルムスティーン家の名前も伯爵の項目には家名が記載されていない。実のところはマルムスティーン家はadliga ätterという爵位が無く身分が一番低い貴族の項目のところに記載されており、イングウェイは傍系ながら一応貴族の血を受け継いでいると思われる。ゆえにマルムスティーン家は無爵の貴族ではあるが、本人が主張するところの伯爵の爵位を持つ一族ではないことは明白である。

エピソードなど 編集

機材について 編集

  • 所有するストラトの数は200本以上、マーシャルヘッドは40台近くを所持している。
  • ベースも多数所有しており、ジャズベースは全てフレットレスである。レコーディングではPJタイプのテレキャスター(愛称「Big Boy」)をメインで使用している。
  • 彼のマーシャルは1971年製マーク2、50ワットである。
  • なぜラージヘッドストラトに拘っているのかについて、マルムスティーンはそれが他の年代のものよりヘッドが大きい分リッチで満たされた気分になるから、とインタビューで応えている。
  • ただし、1985年半ばごろから90年代前半までスモールヘッド・ストラトをステージ上で使用した事があった。

雑誌でのランキング 編集

  • 「TOP 10 Fastest Shredders of All Time」で第3位。(Guitar One誌、2003年)
  • 「音楽史上最悪のロック・ミュージシャン」で第14位。(Blender誌、2003年)
  • 「100 Greatest Metal Guitarists of All Time」で第17位。(Guitar World誌、2004年)
  • 「The 10 Greatest Electric Guitar Players」で第9位。(Time誌、2009年)
  • 「ギター・マガジンが選ぶ! 史上最も偉大なギタリスト100人」で19位。(ギター・マガジン、2010年)
  • 「The 50 Fastest Guitarists of All Time」で第8位。(Guitar World誌、2011年)
  • 「The 100 Greatest Guitarists of All Time」で第43位。(Guitar World誌、2012年)

エピソード 編集

  • ソロ以降は「Yngwie Malmsteen」、「Yngwie J. Malmsteen」、「Yngwie J. Malmsteen's Rising Force」、「Yngwie Johann Malmsteen」の計4種類の名義がある。
  • これまで作ってきたアルバムの中で本人が特に気に入っている(最も出来が良い)ものは

1995年時「Rising Force」、「Trilogy」、「The Seventh Sign」、「Magnum Opus」

2000年時「Rising Force」、「Trilogy」、「The Seventh Sign」、「Alchemy」、「Concerto Suite」

2012年時「Rising Force」、「Alchemy」、「Attack!!」、「Concerto Suite」、「Relentless」

  • アメリカで一番売れた「Odyssey」に関しては、複雑な心境を抱いており大好きとは言い難いと語っている。
  • 1985年6月29日のライヴでは、前座で出演していたTalasのビリー・シーンがステージ場に駆け付けて共演を果たした。また誕生日前日ということもあり、ビリーやマルセル・ヤコブらからパイを顔に投げつけられ、誕生日を祝われた。
  • 1988年、日本ツアーに向かう飛行機内(ファーストクラス)で、メンバーは酷く酔っ払い周囲に迷惑をかけていた。酔っ払い眠ってしまったイングヴェイに、その場にいた女性が水を掛け、それに怒った彼は「Nu jävlar! You released the fucking fury!!」と言い放った。しかし、メンバーがその場面を録音し、2001年にインターネットで流された。このことは後に『アンリーシュ・ザ・フューリー - Unleash The Fury』のタイトルの元ネタにもなった。
  • 1992年に発表した『ファイヤー・アンド・アイス』はオリコンチャートで自身初の総合1位を獲得したアルバムであり、この快挙についてイングヴェイは「初登場で……だろ?もちろん感激だけど、まずは凄く驚いた。うまく言えないほど嬉しいよ」と語った。しかし、首位の翌週には93位に下落してしまいこの記録は「首位から翌週に最多下落したアルバム」として今も破られていない(但し初登場1位→93位を記録したのは初回限定盤。当時のオリコンチャートは同一タイトルでも初回盤と通常盤は別集計だった)。
  • 1993年5月7日放送の『ドラえもん』第1242話「グッドタイムマシン」の回で、ドラえもんの出す道具のディスプレイの一覧の最後に‘YNGWIE MALMSTEEN’と一瞬表示された。このディスプレイには他にもHR/HMのバンドの名前が数多く表示されている。
  • 1994年8月18日には、日本武道館でのUWFインターナショナル 「'94プロレスリング ワールドトーナメント優勝戦」 高田延彦 VS スーパー・ベイダー戦を観戦しに来日した。高田のテーマ曲としてイングヴェイが作曲した「POWER AND GLORY 〜Takada's Theme〜」が入場の際に流され、イングヴェイから花束が贈呈されたが、この時にリングアナウンサーを担当していた声優の小野坂昌也から「イングヴェイ・マルスティーンさん」と名前を間違われて紹介されていた。試合の結果は高田が負け、それ以降この曲は使用されなくなった。ちなみに試合に勝ったスーパー・ベイダーには、優勝賞金3000万円が贈られた。
  • 2001年7月16日に行われた大阪厚生年金会館でのライヴをもって、日本公演の回数が100回目を迎えた(クリニックは含めず)。因みに100回の日本公演を行った海外ミュージシャンはダリル・ホール&ジョン・オーツ(2005年3月21日に100回目)、MR. BIG(2011年4月7日に100回目)、ボン・ジョヴィ(2013年12月4日に100回目)などがいる。
  • デビューから二十代のあいだは187cmの長身に加えスリムかつ端整な風貌であったが、90年代を少し過ぎた頃から太り始め、2002年の『アタック!!』発売時には顎の肉に顔が埋もれるほどまで肥満したが、2010年代頃から太り始めた頃の体型に戻り体系維持に努めている。
  • マルムスティーンのロング・ヘアーは30年近く伸ばし放題で、調髪してもらう以外全くカットすらしていない。さらに、10年近く前からもみあげを蓄えるようになった。
  • かつて飲酒と共に愛煙家だったが現在、喫煙と飲酒はやめている。
  • 車はフェラーリをこよなく愛し、ギターにフェラーリのロゴステッカーを貼っている事が多い。2008年発表のアルバム『パーペチュアル・フレイム』に収録されている楽曲「Red Devil」はイングヴェイの愛車について書かれたものである。ちなみにアルバムの歌詞カード裏は赤いフェラーリをバックにポーズをとるイングヴェイのポスターになっている。
  • CDの開発に携わった伯父からは「コレが未来のレコードだ」と言われ見せてもらったが、その当時はピンと来なかった。
  • 漫画BECKでは、“イングヴェイ楽器店”という名前の楽器店が登場する。
  • ミッキー・ディーはハードロックカフェにて、イングヴェイの妻(当時)アンバーに挨拶をしようと握手のため手を差し出したら、誤解したイングヴェイにいきなり殴りかかられたことがある。しかし、間もなくそれが勘違いだと分かり謝罪を受けたが、この時のことを後日ミッキーはイングヴェイを「太った友達」と形容したうえで、「まあそれが彼だから・・悪い感情は抱いてない」と話している。
  • 2012年に日本のインターネット上でイングヴェイを携帯電話の待ち受け画面にすると金運が上がるというインターネットミームが話題となったことがある[18]
  • ももいろクローバーZの配信シングル『猛烈宇宙交響曲・第七楽章『無限の愛』(Emperor Style)』に参加している[19]
  • 息子のアントニオもギタリストだがプレイ・スタイルはリッチー・ブラックモアからの影響が前面に出ている。

ディスコグラフィ 編集

スタジオ・アルバム 編集

スティーラー 編集

発売年タイトルチャート最高位レーベル備考
USUSJPNUK
1983Steeler-Shrapnel-日本版未発売

アルカトラス 編集

発売年タイトル
(原題)
チャート最高位レーベル備考
JPNUSJPNUSEU
1983ノー・パロール・フロム・ロックン・ロール
No Parole from Rock 'n' Roll
31128PolydorRocshire RecordsRCA旧邦題は『アルカトラス』

ソロ、ライジングフォース名義 編集

発売年タイトル
(原題)
チャート最高位レーベル認定
JPN[20]SWE[21]US[22]UKJPNUSUK & EU
1st1984ライジング・フォース
Rising Force
191460-Polydor
2nd1985マーチング・アウト
Marching Out
18954-
3rd1986トリロジー
Trilogy
161844-
4th1988オデッセイ
Odyssey
1974027
5th1990エクリプス
Eclipse
111211243
6th1992ファイアー・アンド・アイス
Fire & Ice
11112157ElektraElektra
HNE Recordings Ltd
RIAJ:ゴールド(旧)[23]
7th1994セヴンス・サイン
The Seventh Sign
211--Pony CanyonSpitfire
CMC
Steamhammer
Music For Nations
RIAJ:ゴールド(旧)[24]、プラチナ(旧)[25]
8th1995マグナム・オーパス
Magnum Opus
917--Spitfire
Viceroy Music
RIAJ:ゴールド(旧)[26]
9th1996インスピレーション
Inspiration (cover album)
935--Spitfire
Foundation Records
SPV
Steamhammer
Music For Nations
RIAJ:ゴールド(旧)[27]
10th1997フェイシング・ジ・アニマル
Facing the Animal
439--Spitfire
Mercury
Mercury
Dream Catcher
RIAJ:ゴールド(旧)[28]
11th1998エレクトリック・ギターとオーケストラのための協奏組曲 変ホ短調『新世紀』
Concerto Suite for Electric Guitar and Orchestra
10---SpitfireDream Catcher
12th1999アルケミー
Alchemy
11---Spitfire
Dream Catcher
13th2000ウォー・トゥ・エンド・オール・ウォーズ
War to End All Wars
20---
14th2002アタック!!
Attack!!
1737--EpicSteamhammer
15th2005アンリーシュ・ザ・フューリー
Unleash the Fury
23---Universal Music LLCSpitfireSPV
Steamhammer
16th2008パーペチュアル・フレイム
Perpetual Flame
1552--Rising Force RecordsRising Force Records
17th2009エンジェルス・オブ・ラヴ
Angels of Love (instrumental album)
55----
18th2010リレントレス
Relentless
40---
19th2012スペルバウンド
Spellbound
40---
20th2016ワールド・オン・ファイア
World on Fire
24[29]---KING RECORDS
21st2019ブルー・ライトニング
Blue Lightning
35[30]---Mascot Records
22nd2021パラベラム
Parabellum
22[31]---

ミニ・アルバム 編集

ソロ、ライジングフォース名義 編集

発売年タイトル
(原題)
チャート最高位レーベル
JPNJPN
1994アイ・キャント・ウェイト
I Can't Wait
25Pony Canyon

ライブ・アルバム 編集

アルカトラス 編集

発売年タイトル
(原題)
チャート最高位レーベル
JPNUSJPNUSEU
1984ライヴ・センテンス
Live Sentence
21133PolydorRocshire Records-
2010ライヴ'83
Live '83
-WARD RECORDSDeadline Music-
2010ノー・パロール・フロム・ロックン・ロール・ツアー ~ ライヴ・イン・ジャパン 1984.1.28 オーディオ・トラックス
No Parole From Rock 'n' Roll Tour - Live In Japan 1984.1.28 Audio Tracks
---
2018ライヴ・イン・ジャパン1984〜コンプリート・エディション
Live in Japan 1984 - Complete Edition
--Ear Music

ソロ、ライジングフォース名義 編集

発売年タイトル
(原題)
チャート最高位レーベル備考
JPNSWEUSUKJPNUSEU
1989トライアル・バイ・ファイアー:ライヴ・イン・レニングラード
Trial By Fire: Live In Leningrad
203112865Polydor
1998ライヴ!!
Live!!
48---Pony CanyonSpitfire RecordsDream Catcher米国版のタイトルは「Double Live」
2002エレクトリック・ギターとオーケストラのための協奏組曲 変ホ短調 コンチェルト・ライヴ・イン・ジャパン・ウィズ・新日本フィルハーモニー交響楽団
Concerto Suite for Electric Guitar and Orchestra in E flat minor LIVE with the New Japan Philharmonic
29-----
2014スペルバウンド・ライヴ・イン・タンパ
Spellbound Live In Tampa
66---KING RECORDS--

G3 編集

発売年タイトル
(原題)
チャート最高位レーベル
JPNUSJPNUSEU
2004G3 ライヴ:ロッキン・イン・ザ・フリー・ワールド
G3: Rockin' in the Free World
--Epic

Generation Axe 編集

発売年タイトル
(原題)
チャート最高位レーベル
JPNUSJPNUSEU
2019ザ・ギターズ・ザット・デストロイド・ザ・ワールド ~ライヴ・イン・チャイナ
The Guitars That Destroyed the World: Live In China
89-KING RECORDSEar Music

コンピレーション・アルバム 編集

スティーラー 編集

発売年タイトルチャート最高位レーベル備考
USUSJPNUK
2005メタルジェネレイション-ザ・スティーラー・アンソロジー
Metal Generation: The Steeler Anthology
Deadline MusicMajestic Rock

ソロ、ライジングフォース名義 編集

発売年タイトル
(原題)
チャート最高位レーベル備考
JPNUSUKJPNUSEU/UK
1991エクリプス・ダブル・パック
Eclipse Double Pack
70--Polydor--完全限定版 日本だけのスペシャルCDセット
1991クラシック・フォー・ヘヴィー・メタル・キッズ Vol.3 ライジング・フォース&アクセプト編
Classics For Heavy Metal Kids Vol.3
---Polydor--影響を受けたクラシック曲を収録した「BURRN!」とポリドールの共同企画
1991イングヴェイ・マルムスティーン・コレクション
The Yngwie Malmsteen Collection
62--Polydorソロで自身初のベスト・アルバム
1992クラシック・フォー・ヘヴィー・メタル・キッズ Vol.5 イングヴェイ・マルムスティーン編
Classics For Heavy Metal Kids Vol.5
---Polydor--影響を受けたクラシック曲を収録した「BURRN!」とポリドールの共同企画
2000イングヴェイ・マルムスティーン フェイヴァリット・クラシック 1
The young person's guide to the classic.1/Yngwie Malmsteen
---Pony Canyon--イングヴェイ選曲によるクラシック集
2000イングヴェイ・マルムスティーン フェイヴァリット・クラシック 2
The young person's guide to the classic.2/Yngwie Malmsteen
-----
2000アンソロジー 1994-1999
Anthology 1994-1999
41----
2000The Best Of 1990 - 1999----SpitfireDream Catcher米国版のタイトルは「The Best Of '90 - '99」
2001イングヴェイ・マルムスティーン・アーカイヴズ
Yngwie Malmsteen Archives (Boxed Set)
---Pony Canyon--2001年6月クラシック公演来日記念:10枚組ボックス・セット
2002ザ・ジェネシス
The Genesis
94---Rising Force Recordsデモ集
2004王者烈奏〜インストゥルメンタル・ベスト・アルバム
Instrumental Best Album
177----
2005The Millennium Collection: The Best of Yngwie Malmsteen----Polydor-
2006コンプリート・ボックス・ポリドール・イヤーズ
Complete Box Polydor Years (Boxed Set)
---Polydor--
20082 Originals Of Yngwie Malmsteen (Attack / Unleash The Fury)-----SPV
2009High Impact----Rising Force Records-日本盤未発売
2015Now Your Ships Are Burned: The Polydor Years 1984-1990-----Polydor, Universal UMC

シングル 編集

ソロ、ライジングフォース名義 編集

発売年タイトル
(原題)
レーベル品番備考
JPNUSEU/UKJPN
1985スタジオ / ライヴ '85
Studio / Live '85
Polydor-Polydor12MM7015
1985アイ・アム・ア・ヴァイキング
I Am A Viking
Polydor--7DM0130
1986ユー・ドント・リメムバー
You Don't Remember, I'll Never Forget
PolydorPolydorPolydor7DM0164
1988Heaven Tonight-PolydorPolydor-
1990Save Our Love--Polydor-
1990Making Love--Polydor-
1992ティーザー
Teaser
WEA MUSIC K.K.ElektraElektraWMD5-4092
1992ノー・マーシー
No Mercy
ElektraElektraWMD5-4104
1994フォーエヴァー・ワン
Forever One
Pony Canyon--PCDY-00122
1994パワー・アンド・グローリー ~高田延彦のテーマ~
Power And Glory ~Takada's Theme~
--PCDY-00127

映像作品(VHS/LD/DVD/BD) 編集

発売日タイトル発売元規格規格品番定価備考
1984年5月21日メタリック・ライヴ'84
METALLIC LIVE '84
東映ビデオVHSβTE-M570\13,800Alcatrazz名義
LDTE-D026\9,800
1985年5月25日ライヴ'85
Live'85
ポリドールVHS、β6512-8\12,800映像のエフェクト加工有り
1985年6月25日LD5112-8¥8,800
1986年スターズ
Stars
松竹ビデオVHSFU-0125\9,800Hear 'n Aid名義
未DVD化
パイオニアLDSM058-3080¥5,800
1990年11月25日チェイシング・イングヴェイ/トーキョー・ライヴ'85
Chasing Yngwie Live in Tokyo '85
ポリドールVHSPOVV-1701¥4,500映像のエフェクト加工無し
未DVD化
LDPOLV-1703
1995年9月25日
(再発版)
ポリグラムVHSPOVV-1601¥2,980
LDPOLV-1601
1990年4月25日ライヴ・イン・レニングラード
Trial by Fire/Live in Leningrad
ビデオアーツ・ミュージックVHSVAVP-146\4,800
LDVALP-3146
1992年11月1日ポリグラムVHSPOVP-1501\3,800
LDPOLP-1501
1992年4月25日(VHS)
1992年6月25日(LD)
2001年12月19日(DVD)
イングヴェイ・マルムスティーン・コレクション
the YNGWIE MALMSTEEN collection
ポリグラムVHSPOVP-1001\4,893
LDPOLP-1001
ユニバーサルミュージック インターナショナルDVDUIBY-1016¥4,104
1993年7月21日スーパーギタリスト列伝
Hard 'N Heavy Volume 8
日本クラウンVHSCRVE-5014\2,800未DVD化
1993年5月25日レオ・フェンダー・スペシャル
Leo Fender Special
徳間ジャパンVHSTKVB-60540\5,900
LDTKLB-50100
1993年8月25日LIVE ~レオ・フェンダーに捧ぐ~ワーナーミュージック・ジャパンVHSWMV5-7034\3,146Leo Fender Specialのイングヴェイ版
国内のみリリース、未DVD化
1994年7月21日(VHS/LD)
2002年2月20日(DVD)
ライヴ・アット・武道館
Live at Budokan
ポニー・キャニオンVHSPOVP-1001\4,854
LDPCLP-00515\4,854
DVDPCBP-50511\3,800
1998年9月18日(VHS)
2002年2月20日(DVD)
ライヴ!!
LIVE!!
ポニー・キャニオンVHSPCCY-01279\7,800CD2枚付
DVDPCBP-50512\3,800
2000年11月22日ビデオ・クリップス
Video Clips
ポニー・キャニオンVHSPCVP-52956\3,000
DVDPCBP-50299\3,780
2002年1月17日コンチェルト・ライヴ・イン・ジャパン・ウィズ・新日本フィルハーモニー交響楽団
Concerto Suite for Electric Guitar & Orchestra
ポニー・キャニオンVHSPCVP-53060\4,800
DVDPCBP-50498
2004年7月7日
2009年2月4日(再発版)
ライヴ・イン・デンバー
LIVE IN DENVER
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナルDVDEIBP-36\4,700G3名義
再発版はライヴ・イン・デンヴァー
EIBP-118\3,300
2006年12月13日ライジング・フォース:ライヴ・イン・ジャパン’85
RISING FORCE・LIVE IN JAPAN’85
ユニバーサルミュージックジャパンDVDUIBO-1111\3,800ライヴ'85の初DVD化
トライアル・バイ・ファイアー:ライヴ・イン・レニングラード’89
TRIAL BY FIRE・LIVE IN LENINGRAD’89
UIBO-1112初DVD化
2007年1月22日Far Beyond the SunUniversal UKDVD
2009年3月24日LIVE IN BUDOKANRising Force RecordsDVDライヴ・アット・武道館と同じ
LIVE ANIMALライヴ!!と同じ
2009年10月13日LIVE IN KOREA初映像化
2010年1月27日ノー・パロール・フロム・ロックンロール・ツアー - ライブ・イン・ジャパン 1984.1.28
No Parole From Rock'N'Roll Tour - Live In Japan 1984.1.28
ハピネットDVDHMBR-1063\3,800Alcatrazz名義、初DVD化
2010年6月29日Raw LiveRising Force RecordsDVDオフィシャルブートレグ集
2014年9月10日スペルバウンド・ライヴ・イン・オーランド
SPELLBOUND LIVE IN ORLANDO
キングレコードDVDKIBM-455\4,500
2018年9月28日ライヴ・イン・ジャパン1984〜コンプリート・エディション
Live in Japan 1984 - Complete Edition
ワードレコーズBD+2CDGQXS-90341\11,000Alcatrazz名義、初BD化
デジタル・リマスタリング&未公開カメラアングルを含めた完全再編集版
「ジェット・トゥ・ジェット」を初収録
DVD+2CDGQBS-90380\9,000
BDGQXS-90344\7,000
DVDGQBS-90383\6,000
500セット限定Blu-rayボックスWRDZZ-769\20,000
500セット限定DVDボックスWRDZZ-770\20,000

ゲスト参加 編集

発売年名義アルバム名曲名備考
1984サード・ステージ・アラート
3rd Stage Alert
サード・ステージ・アラート
3rd Stage Alert
Adagio (For a Dead Soldier)イングヴェイによる初プロデュース作品
1986ヒア・アンド・エイド
Hear'n Aid
ヒア・アンド・エイド
Hear'n Aid
Stars
1988Tone NorumThis Time...Point Of No Return
1990エリカ・マルムスティーン
Erika
イン・ジ・アームズ・オブ・ア・ストレンジャー
Cold Winter Night
Emergency
1991VariousGuitars That Rule The WorldLeviathan
1994スモーク・オン・ザ・ウォーター ~ディープ・パープルに捧ぐ~
Smoke On The Water: A Tribute
Speed KingVo. Kelly Keeling
1994LazyVo. Joe Lynn Turner
1995Carmine Appice's Guitar Zeusギター・ゼウス
Carmine Appice's Guitar Zeus
This Time AroundVo. Doug Pinnick
1995Various“ブラック・ナイト”ディープ・パープル・トリビュート・アコーディング・トゥ・ニューヨーク
Black Night: Deep Purple Tribute According To New York
BurnVo. Cory Glover
Gt. Lars Y. Loudamp、Guitar Solo
1996ヒューマン・クレイ
Human Clay
ヒューマン・クレイ
Human Clay
Jealousy
SaxonThe Eagle Has Landed Part IIDenim & Leather
ヨハンソン
Johansson
ソニック・ウィンター
Sonic Winter
Enigma Suite
All Opposable Thumbs
Variousクイーン・トリビュート ~ドラゴン・アタック~
Dragon Attack: A Tribute to Queen
Keep Yourself AliveVo. Mark Boals
1997マイク・ヴェセーラ・プロジェクト
MVP
ウィンドウズ
Windows
Say A Prayer
1999VariousHoly Dio: A Tribute to Ronnie James DioGates Of BabyronVo. Jeff Scott Soto
エアロスミス・トリビュート
Tribute To Aerosmith: Not The Same Old Song And Dance
Dream OnVo. Ronnie James Dio
トリビュート・トゥ・ヴァン・ヘイレン 2000
Little Guitars - A Tribute To Van Halen
Light Up The SkyVo. Doug Pinnick
2000トリビュート・トゥ・オジー/バット・ヘッド・スープ
Bat Head Soup - Tribute To Ozzy
Mr. CrowleyVo. Tim "Ripper" Owens
2002Åsa JinderTro, Hopp & Kärlek - Visor Om LivetGöksbypolska
2003デレク・シェリニアン
Derek Sherinian
ブラック・ユートピア
Black Utopia
The Fury
The Sons Of Anu
Axis Of Evil
Variousインフルエンセス・アンド・コネクションズ Vol.1 MR.BIG
Influences & Connections - Volume One: Mr. Big
Daddy, Brother, Lover, Little BoyGuitar Solo, Vo. Joe Lynn Turner
2005RadioactiveTakenShattered
ヴァイオレント・ストーム
Violent Storm
ストーム ・ウォーニング
Storm Warning
Fire In The Unknown
Pain Is For Me
DJ SchmolliSchnipseljagd Vol. 01What's This Name For?
2006Variousブッチャリング・ザ・ビートルズ~ヘッドバッシング・トリビュート
Butchering The Beatles - A Headbashing Tribute
Magical Mystery TourVo. Jeff Scott Soto
デレク・シェリニアン
Derek Sherinian
ブラッド・オヴ・ザ・スネイク
Blood Of The Snake
Blood Of The Snake
The Monsoon
Prelude To Battle
Viking Massacre
2014ももいろクローバーZ猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」(Emperor Style) 猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」 (Emperor Style)配信限定シングル
猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」 (Emperor Style -off vocal ver.-)
2022Variousレガシー:トリビュート・トゥ・レスリー・ウェスト
Legacy: A Tribute to Leslie West
Long Redfeat. Yngwie Malmsteen & Teddy Rondinelli

バンドスコア 編集

初版発売日タイトル出版社ISBN
1984年3月アルカトラスシンコーミュージックISBN 4-401-14096-6
1984年7月ライブ・センテンスドレミ楽譜出版社ISBN 4-8108-5344-6
1990年11月ライジング・フォースドレミ楽譜出版社ISBN 4-8108-5898-7
1990年11月マーチング・アウトドレミ楽譜出版社ISBN 4-8108-5899-5
1986年10月トリロジードレミ楽譜出版社ISBN 4-8108-5894-4
1988年6月オデッセイドレミ楽譜出版社ISBN 4-8108-5895-2
1989年12月トライアル・バイ・ファイアー ライヴ・イン・レニングラードドレミ楽譜出版社ISBN 4-8108-5891-X
1990年8月
1995年8月
エクリプスリットーミュージック
ドレミ楽譜出版社
ISBN 4-8456-0136-2
ISBN 4-8108-5892-8
1994年3月ファイアー・アンド・アイスドレミ楽譜出版社ISBN 4-8108-5916-9
1994年3月セヴンス・サインドレミ楽譜出版社ISBN 4-8108-5946-0
1994年12月アイ・キャント・ウェイトドレミ楽譜出版社ISBN 4-8108-5955-X
1995年3月スモーク・オン・ザ・ウォーター ~ディープ・パープルに捧ぐ~シンコーミュージックISBN 4-4013-4807-9
1995年4月ライブ・アット・武道館ドレミ楽譜出版社ISBN 4-8108-5958-4
1996年1月マグナム・オーパスドレミ楽譜出版社ISBN 4-8108-5960-6
1996年12月インスピレーションドレミ楽譜出版社ISBN 4-8108-5968-1
1998年1月フェイシング・ジ・アニマルドレミ楽譜出版社ISBN 4-8108-5971-1
1998年8月新世紀(カラオケCD付)ドレミ楽譜出版社ISBN 4-8108-6830-3
1999年3月ライヴ !!ドレミ楽譜出版社ISBN 4-8108-5977-0
2000年4月アルケミードレミ楽譜出版社ISBN 4-8108-5980-0
2000年6月アンソロジー 1994-1999ドレミ楽譜出版社ISBN 4-8108-5983-5
2001年3月ウォー・トゥ・エンド・オール・ウォーズドレミ楽譜出版社ISBN 4-8108-5987-8
2003年5月アタック!!ドレミ楽譜出版社ISBN 4-8108-6189-9
2004年5月王者烈奏 : インストゥルメンタル・ベスト・アルバムドレミ楽譜出版社ISBN 4-8108-8572-0
2005年8月アンリーシュ・ザ・フューリードレミ楽譜出版社ISBN 4-2851-0297-8
2009年2月パーペチュアル・フレイムドリーム・ミュージック・ファクトリーISBN 978-4-9044-5604-0
2009年5月エンジェルス・オブ・ラヴドリーム・ミュージック・ファクトリーISBN 978-4-9044-5607-1

特集本、教則関連、その他 編集

初版発売日タイトル出版社ISBN
1990年5月ヤング・ギター5月増刊号 100%イングヴェイ・マルムスティーンシンコーミュージック
1991年、2004年Yngwie Malmsteen REH VIDEO [VHS]・[DVD]YAMAHA
1994年8月君もなれるイングヴェイ・マルムスティーンシンコーミュージックISBN 4-4011-4203-9
1994年12月ヤング・ギター12月増刊 The イングヴェイ・マルムスティーンシンコーミュージック
1995年10月The Ultimate Guitar 第1楽章「速弾き」 [VHS]ポニーキャニオン
1995年10月The Ultimate Guitar 第2楽章「アルペジオ(スウィープ)」 [VHS]ポニーキャニオン
1995年10月The Ultimate Guitar 第3楽章「クラシック」 [VHS]ポニーキャニオン
1996年2月ヤング・ギター2月増刊 100%イングヴェイ・マルムスティーンIIシンコーミュージック
1998年4月[The 100%] イングヴェイ・ヨハン・マルムスティーンシンコーミュージック
1999年6月BURRN! 1999年6月号増刊 METALLION (8)シンコーミュージック
2000年9月イングヴェイ奏法 三部作-PLAY LOUD!- [DVD]ポニーキャニオン
2000年9月イングヴェイ奏法 究極編-PLAY LOUD!-〔FULL-SHRED〕[DVD]ポニーキャニオン
2002年9月ヤング・ギター[エクストラ]03 〜イングヴェイ・マルムスティーン奏法 Vol.1〜シンコーミュージックISBN 4-4011-4287-X
2003年2月ヤング・ギター[エクストラ]10 〜イングヴェイ・マルムスティーン奏法 Vol.2〜シンコーミュージックISBN 4-4011-4296-9
2003年10月ヤング・ギター[エクストラ]22 〜イングヴェイ・マルムスティーン奏法 Vol.3〜シンコーミュージックISBN 4-4011-4315-9
2005年3月ヤング・ギター[ザ・スコア]02 イングヴェイ・マルムスティーンシンコーミュージックISBN 978-4-4011-5581-1
2007年3月ヤング・ギター[ウルトラ・エクストラ]05 〜イングヴェイ・マルムスティーン奏法〜シンコーミュージックISBN 978-4-4011-4415-0
2009年11月ヤング・ギター[ボーナス・エクストラ03] イングヴェイ・マルムスティーン奏法+ポール・ギルバート奏法シンコーミュージックISBN 978-4-4011-4470-9
2007年7月天才ギタリスト イングヴェイ・マルムスティーンシンコーミュージックISBN 978-4-4016-3121-6
2008年8月BURRN! 2008年10月号増刊 METALLION (31)シンコーミュージック
2013年8月イングヴェイ・マルムスティーン自伝 Yng・WAY-俺のやり方シンコーミュージックISBN 978-4-4016-3852-9
2015年7月ヤング・ギター[インタビューズ] イングヴェイ・マルムスティーン vol.1シンコーミュージックISBN 978-4-4016-4193-2
2015年8月ヤング・ギター[インタビューズ] イングヴェイ・マルムスティーン vol.2シンコーミュージックISBN 978-4-4016-4194-9
2016年5月見て・聴いて弾ける! イングヴェイ・マルムスティーン(DVD付)シンコーミュージックISBN 978-4-4011-4572-0
2021年8月イングヴェイ・マルムスティーン ライヴ・ツアー・イン・ジャパン 1984-1994シンコーミュージックISBN 978-4-4016-5091-0

カバー作品 編集

発売年名義アルバム名曲名備考
1993DDT全日本プロレステーマ大全集Vol.2
ALL JAPAN PRO.WRESTLING THE BEST OF THEME MUSIC Vol.2
田上明のテーマ/ECLIPSE
1998Various全日本プロレステーマ大全集Vol.3
THE BEST OF ALL JAPAN PRO-WRESTLING THEME'98
田上明のテーマ/ECLIPSEConcerto Moon
1998屍忌蛇スタンド・プラウド!~オール・フォー・ヘヴィ・メタル
STAND PROUD!-ALL FOR HEAVY METAL
Far Beyond The Sun
Jet To JetVo. 森川之雄
1999Variousギター・オデッセイ ~トリビュート・トゥ・イングヴェイ・マルムスティーン~
A Guitar Odyssey: A Tribute To Yngwie Malmsteen
Big FootChris Amott
Too Young To Die, Too Drunk To LiveStormwind
Hiroshima Mon AmourWicked Ways
Icarus Dream SuiteTreasure Land
Little SavageFirewind
Disciples Of HellMayadome
I'm A VikingPathos
Anguish And FearDestiny
FireDaniel L. Dalley & Power
Dark AgesCarl Johan Grimmark
Rising ForceEvergrey
Bedroom EyesMike Chlasciak
Yngwie 2000Mattias 'IA' Eklundh
2000Variousパワー・フロム・ザ・ノース~スウェーデン・ロックス・ザ・ワールド
Power From The North - Sweden Rocks The World
Disciples Of HellVo. Mats Levén
You Don't Remember, I'll Never ForgetVo. Göran Edman
2001DGMドリームランド
Dreamland
You Don't Remember (I'll Never Forget)Vo. Titta Tani
2002HammerFallクリムゾン・サンダー
Crimson Thunder
Rising ForceVo. Joacim Cans
2004Concerto Moonアフター・ザ・ダブルクロス
AFTER THE DOUBLE CROSS
Hiroshima Mon AmourVo. 井上貴史
2005Supreme Majestyエレメンツ・オブ・クリエイション
Elements of Creation
Far Beyond The Sun
2007Roger Staffelbach's Angel Of Edenジ・エンド・オヴ・ネヴァー
The End Of Never
You Don't Remember, I'll Never ForgetVo. Carsten Lizard Schulz
2008EMPYRIOSザ・グローリアス・シックネス
The Glorious Sickness
Rising ForceVo. Silvio Mancini
2009VariousPRO-WRESTLING NOAH FIGHT for FREEDOM田上明「ECLIPSE」Concerto Moon
2010Labyrinthリターン・トゥ・ヘヴン・ディナイド・パート2~ア・ミッドナイト・オータムズ・ドリーム
Return to Heaven Denied Pt. II: "A Midnight Autumn's Dream"
You Don't Remember, I'll Never ForgetVo. Roberto Tiranti
2010Syuクライング・スターズ -スタンド・プラウド!
CRYING STARS -STAND PROUD!
Never DieVo. 小野“SHO”正利
2011GALNERYUSフェニックス・ライジング
Phoenix Rising
Never Die (Live)Vo. 小野“SHO”正利
2015VindictivWorld Of FearFar Beyond The Sun
2016EVANブルー・ライトニング
Blue Lightning
Far Beyond The Sun
2019NHORHMニュー・ヘリテージ・オブ・リアル・ヘヴィ・メタル・エクストラ・エディション
New Heritage Of Real Heavy Metal extra edition
Don't Let It Endピアノカバー
The Seventh Sign
2021Quadratum From Unlucky Morpheusラウド・プレイング・ワークショップ
Loud Playing Workshop
Far Beyond The Sunヴァイオリンカバー
2021Jeff Scott SotoThe Duets Collection, Vol. 1Don’t Let It EndVo. Jeff Scott Soto, Dino Jelusick
2023Ronnie Romeroレイズド・オン・ヘヴィ・レディオ
Raised On Heavy Radio
You Don't Remember, I'll Never ForgetVo. Ronnie Romero
2023MiyakoEtude Op.23 / 覚醒のエチュードFar Beyond The Sunピアノカヴァー

メンバー 編集

現在のメンバー 編集

過去のメンバー 編集

日本公演 編集

なお1995年の来日時は、今までの最多回数の17公演を行い、かつ最多動員数を記録した。

脚注 編集

  1. ^ a b c Huey, Steve. Yngwie Malmsteen | Biography & History - オールミュージック. 2021年7月10日閲覧。
  2. ^ クラシック、機材、そしてマルムスティーン ヤング・ギター2021年8月号連動”. youngguitarmagazine chanel, YouTube. YOUNG GUITAR (2021年7月9日). 2021年7月12日閲覧。
  3. ^ 特に「YOUNG GUITAR」誌がイングヴェイの記事を掲載する時に使用している。「BURRN!」誌は2000年以降、イングヴェイを「御大」と表現することもある。また、2004年発売のベストアルバムのタイトルは「王者烈奏」である
  4. ^ BURRN!編集部編『BURRN!増刊号メタリオン』31号、2008年8月
  5. ^ 動画:イングヴェイが米大リーグで国歌をソロ熱演
  6. ^ GUITAR GODS 2014 FEATURING YNGWIE MALMSTEEN, ULI JON ROTH, GARY HOEY & BUMBLEFOOT (OF GUNS N ROSES) TO TAKE PLACE THIS SUMMER
  7. ^ イングヴェイ・マルムスティーン、ライヴストリーム・イベント開催
  8. ^ Yngwie Malmsteen launches Parabellum album and video for finger-blistering Wolves At The Door
  9. ^ Yngwie Malmsteen's MaestroClass
  10. ^ 2024年来日ツアー特設HP
  11. ^ 厳密に言えばパガニーニの「カプリーズ24番」を演奏したギドン・クレーメルをテレビで見たのがきっかけである。
  12. ^ YOUNG GUITAR誌 1996年1月号でロート庭をバックに共に表紙を飾っており、対談もしている。
  13. ^ Pickups for Strat® - YJM Fury STK-S10 - Seymour Duncan/Basslines(英語)
  14. ^ Marshall 2011 Press Releases NAMM SHOW公式サイト(英語) 2020年8月22日閲覧
  15. ^ YNGWIE ACCESSORIES fender公式サイト 2014年12月17日閲覧
  16. ^ Yngwie Malmsteen Twitter
  17. ^ 1998年、YOUNG GUITAR4月増刊『The 100% イングヴェイ・マルムスティーン』68P
  18. ^ インギー待ち受けで金運アップの噂 web R25 2012年10月29日
  19. ^ ももクロ「猛烈宇宙交響曲」イングヴェイ参加Ver.配信へ web ナタリー 2014年5月16日
  20. ^ 『Album chart-book complete edition : 1970-2005』オリコン・マーケティング・プロモーション 2006 ISBN 978-4-87131-077-2
  21. ^ スウェーデンのレコード・チャートSverigetopplistan公式サイト(スウェーデン語)
  22. ^ Chart History Yngwie Malmsteen (Billboard 200) Billboard公式サイト(英語)
  23. ^ 日本レコード協会 ゴールドディスク認定ページ 洋楽 アルバム欄 認定年月:1992年3月 2020年9月23日閲覧
  24. ^ 日本レコード協会 ゴールドディスク認定ページ 洋楽 アルバム欄 認定年月:1994年2月 2020年9月23日閲覧
  25. ^ 日本レコード協会 ゴールドディスク認定ページ 洋楽 アルバム欄 認定年月:1995年10月 2020年9月23日閲覧
  26. ^ 日本レコード協会 ゴールドディスク認定ページ 洋楽 アルバム欄 認定年月:1995年7月 2020年9月23日閲覧
  27. ^ 日本レコード協会 ゴールドディスク認定ページ 洋楽 アルバム欄 認定年月:1996年10月 2020年9月23日閲覧
  28. ^ 日本レコード協会 ゴールドディスク認定ページ 洋楽 アルバム欄 認定年月:1997年9月 2020年9月23日閲覧
  29. ^ ORICON NEWS 週間 アルバムランキング 2016年06月13日付
  30. ^ ORICON NEWS 週間 アルバムランキング 2019年04月08日付
  31. ^ オリコン週間 アルバムランキング 2021年07月19日~2021年07月25日 21~30位 | ORICON NEWS 2021年08月02日付

参考文献 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集