アレーナ・フォンチ・ノヴァ

ブラジルのスタジアム

アレーナ・フォンチ・ノヴァポルトガル語: Arena Fonte Nova)は、ブラジルバイーア州サルヴァドールにあるサッカースタジアムである。2010年に取り壊されたEstádio Octávio Mangabeiraの跡地に建設され、2013年にはコンフェデレーションズカップが、2014年にはFIFAワールドカップの一部の試合が開催された。

アレーナ・フォンチ・ノヴァ
施設情報
所在地ブラジル,サルヴァドール,ナザレ
R. Lions Club, 217-547
位置南緯12度58分43秒 西経38度30分15秒 / 南緯12.97861度 西経38.50417度 / -12.97861; -38.50417座標: 南緯12度58分43秒 西経38度30分15秒 / 南緯12.97861度 西経38.50417度 / -12.97861; -38.50417
起工2010年
開場2013年4月7日
所有者バイーア州
グラウンド天然芝
ピッチサイズ110 x 75m
建設費5億9100万レアル
設計者Marc Duwe and Claas Schulitz
使用チーム、大会
FIFAコンフェデレーションズカップ2013
2014 FIFAワールドカップ
ECバイーア
ECヴィトーリア
リオデジャネイロオリンピック
収容人員
55,000

前身

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前身のスタジアムは2007年11月25日、ヴィラ・ノヴァFCに勝利し、セリエB昇格を喜んだ65000人を超えるECバイーアサポーターが飛び跳ねたり、ピッチに乱入したことで観客席が落下、7名が死亡300名以上が負傷する事故が起きた。11月初旬にブラジル国内29のスタジアムを調査したシナエンコ(建築構造力学調査組合)という団体が老朽化が進んでいるスタジアムの危険性を指摘し、完成後56年が経過していたフォンチ・ノヴァは最下位にランキングされたばかりだった。この事故の影響で翌日からスタジアムは閉鎖され、2010年に完全に取り壊された。

概要

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サッカーの博物館コンベンション・センター、レストランを併せ持つ。デザインは同じ建築家が設計したこともあり、ドイツブンデスリーガハノーファー96のホームスタジアムAWDアレーナを参考に設計された。

主要国際大会における開催実績

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コンフェデレーションズカップ2013

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日時時間(UTC-3)チーム#1結果チーム#2ラウンド観衆
6月20日19:00  ナイジェリア1-2  ウルグアイグループB26,769
6月22日16:00  イタリア2–4  ブラジルグループA48,874
6月30日13:00  ウルグアイ2–2 a.e.t.(PK戦: 2–3)  イタリア3位決定戦43,382

2014 FIFAワールドカップ

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日時時間(UTC-3)チーム#1結果チーム#2ラウンド観衆
6月13日16:00  スペイン1-5  オランダGroup B48,173
6月16日13:00  ドイツ4-0  ポルトガルGroup G51,081
6月20日16:00  スイス2-5  フランスGroup E51,003
6月25日13:00  ボスニア・ヘルツェゴビナ3-1  イランGroup F48,011
7月1日17:00  ベルギー0-0 (2-1 a.e.t.)  アメリカ合衆国ラウンド1651,227
7月5日  オランダ0-0 (PK戦: 4–3)  コスタリカ準々決勝51,179

脚注

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外部リンク

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