お命頂戴!(おいのちちょうだい)は1981年10月7日から1981年12月30日までテレビ東京系列で放送されたテレビ時代劇である。

内容

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  • 主人公である奥右筆の内藤左門は、徳川幕府12代将軍徳川家慶の密命を受け世直しを始めた。2人の手下(村雨のお紺・浮雲の七兵衛)を使い、様々な変装で悪と戦う。

キャスト

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「かみそり左門」の異名を取る、家慶の側近で奥右筆。家慶から密命を受けると浪人、板前、渡世人、虚無僧などに変装して事件を捜査する。証拠を掴むと黒の着流しで悪人の前に現れ、「てめえらみてえな悪党を生かしておいたとあっちゃあ、御天道様に申し訳がたたねえんだ! 上様(将軍家慶)から拝領のこの刀(徳川宗家の家紋である「三葉葵」の紋所入りの拝領刀)で、てめえの命を頂戴する!」と決めゼリフをいって拝領刀で斬る(最後に残った大悪を拝領刀で斬る際には、必ず「お命頂戴!」と呟いてから叩き斬った)。町人姿では「左吉」もしくは「左太郎」と名乗り、お紺・七兵衛からは「旦那」と呼ばれている。
髪結い屋「あやめ床」の女将。かつては盗賊をしていた(第12話)。武器は脚に仕込んだ匕首。
露店でいかさまルーレットをしている。以前は山師をしていた(第6話)。武器は刃の付いた鎖。
  • 徳川家慶:伊吹吾郎(第1話、第3話~第6話、第11話~第12話)
左門の直接の上司で、徳川幕府第12代将軍。
「あやめ床」の髪結い。
「あやめ床」の髪結い。
「あやめ床」に通う女町医者。
奥右筆・左門の配下。

スタッフ

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  • プロデューサー : 時崎克彦(テレビ東京)、佐々木康之(歌舞伎座テレビ)、大塚貞夫(歌舞伎座テレビ)
  • 脚本 : サブタイトル参照
  • 監督 : サブタイトル参照
  • 音楽 : 牧野由多可
  • 製作協力 : 京都映画
  • 製作 : テレビ東京、歌舞伎座テレビ

サブタイトル

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話数放送日サブタイトル脚本監督ゲスト
11981年

10月7日

変幻葵殺法 最後の哀しき抱擁鈴木生朗井上梅次松坂慶子佐藤仁哉永井秀明高峰圭二黒須薫
210月14日血染めの陰謀絵図津田幸於唐順棋磯野洋子早川保片岡孝太郎南祐輔野上哲也
310月21日人情慕情の地獄旅鈴木生朗井上梅次入江若葉林成年小笠原弘出水憲司北見唯一岩田直二
410月28日大名殺し悪党列伝家喜俊彦天田俊明奈三恭子本郷直樹松村康世西山辰夫
511月4日孤剣闇を裂く津田幸於唐順棋葉山葉子遠藤征慈永野龍弥北原将光石倉英彦堀北幸夫
611月11日隠し金山決死行鈴木生朗皆元洋之助梅野泰靖日高久美子五味龍太郎須永克彦
711月18日父娘血涙の拷問蔵東条正年南野梅雄瞳順子外山高士綾川香大竹修造柳川清
千葉敏郎笹吾朗中村錦司
811月25日喧嘩商売居合斬り西沢利明市川好郎山口幸生堀内一市
912月2日女ひとり涙の墓標津田幸於三浦リカ早川雄三小田部通麿武周暢丘路千
1012月9日影を操る極悪人吉田義昭唐順棋内田稔佐藤万理有光豊玉生司郎山村弘三
溝田繁、出水憲司
1112月16日仇討ち無情なみだ橋津田幸於家喜俊彦服部妙子剣持伴紀下村節子、永野龍弥、堀内一市
大木晤郎紅萬子
1212月23日女賊怨みの闇将軍鈴木生朗井上梅次長谷直美小林勝彦山口奈美須永克彦、石倉英彦、重久剛一
1312月30日左門殺し屋変化東条正年皆元洋之助沖田駿一近藤宏牧冬吉若宮隆三柳原久仁夫
大橋壮多荒井洸子人見ゆかり

ネット局

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関連項目

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外部リンク

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前後番組

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テレビ東京 水曜21時枠
前番組番組名次番組
斬り捨て御免!
(第2部)
お命頂戴!
ご存知時代劇シリーズ