PDF形式でダウンロードPDF形式でダウンロード

この記事では、Windows 7を使っている場合にパソコンのハードディスクからではなく、USBメモリから起動する方法を解説します。USBメモリから起動すれば、軽量OSの実行から「Clonezilla」などのコマンドラインサービスの使用まで何でも可能です。また、必要に応じてUSBメモリからWindows 7をインストールすることもできます

パート 1
パート 1 の 4:

起動の準備をする

PDF形式でダウンロード
  1. How.com.vn 日本語: Step 1 USBメモリから起動する仕組みを理解する 
    初期設定により、パソコンは内蔵ハードディスクからOSの情報を読み取ることで起動するようになっています。この初期設定を変更したい場合は、差し込んだUSBメモリの優先順位が内蔵ハードディスクよりも高くなるように設定しましょう。
    • パソコンの起動動作設定は、BIOSと呼ばれるメニューにあります。このBIOSとは、パソコンの電源を入れたときに機種固有のキーを押すことでアクセスできる起動前メニューのことです。
    • USBメモリから起動するには、USBメモリを起動可能な状態に設定しなければならず、OSなどのサービスがインストールされたディスクイメージ(ISO)ファイルも必要になります。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 パソコンのBIOSキーを調べる 
    BIOSにアクセスする際に押すキーは、パソコンのメーカーやモデルによって異なります。BIOSキーを調べるには、パソコンのメーカー名やモデル名を「BIOSキー」と一緒に検索エンジンに入力して検索結果を確認します。また、パソコンの取扱説明書がまだある場合は、その取扱説明書を参照しましょう。
    • ファンクションキーのいずれか(例:F12)がBIOSキーに割り当てられているパソコンがほとんどですが、パソコンによってはEscキーやDelキーを使う場合もあります。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 USBメモリをパソコンに差し込む 
    USBメモリは、筐体のUSBポート(長方形)のどれかひとつに差し込めるはずです。
    • 通常、ノートパソコンは筐体の側面に、デスクトップパソコンはタワーの前面または背面にUSBポートがあります。
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 USBメモリから起動できるようにする...
    USBメモリから起動できるようにする まだUSBメモリから起動できない場合は、コマンドプロンプトやWindowsのインストールツールを使って起動できるようにしましょう。
  5. How.com.vn 日本語: Step 5 起動させたいファイルをUSBメモリに追加する 
    起動させたいISOファイルを1回クリックしてから、Ctrl+Cを押してコピーし、USBメモリを開いたら、Ctrl+Vを押してドライバディスクに貼り付けます。
    • 例えば、USBメモリから「Ubuntu Linux」をインストールまたは使用する場合は、「Ubuntu」のISOファイルをUSBメモリのウィンドウに貼り付けましょう。
    • 起動可能なUSBメモリの作成にWindows 7または10のインストールツールを使った場合は、この手順をスキップしましょう。
  6. How.com.vn 日本語: Step 6 作業中のプログラムをすべて保存して終了する 
    BIOSにアクセスする前に作業中のプログラムをすべて保存して終了し、作業内容が失われないようにしましょう。
    広告
パート 2
パート 2 の 4:

BIOSにアクセスする

PDF形式でダウンロード
  1. How.com.vn 日本語: Step 1 「スタート」メニューiconを開く 
    画面の左下にあるカラフルなWindowsのロゴをクリックします。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 シャットダウン
    をクリックする スタートメニューの右側にあります。これをクリックすると、パソコンのシャットダウンが開始されます。
    • このとき、確認画面が表示される場合もあります。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 パソコンのシャットダウンが完了するのを待つ 
    パソコンの動作音が止まったら、次の手順に進みましょう。
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 パソコンの電源ボタンiconを押す 
    パソコンの起動が開始されます。
  5. How.com.vn 日本語: Step 5 すぐにBIOSキーを連打する 
    電源ボタンから指を離したら、すぐにBIOSキーを連打します。BIOS画面が表示されるまでは連打を止めないようにしましょう。
  6. How.com.vn 日本語: Step 6 BIOS画面の読み込みが完了したら、BIOSキーを押すのを止める 
    通常、BIOS画面では青い画面に白い文字が表示されますが、BIOS画面の表示は異なる場合があります。これで、パソコンの起動順序を自由に変更することが可能です。
    広告
パート 3
パート 3 の 4:

起動順序を変更する

PDF形式でダウンロード
  1. How.com.vn 日本語: Step 1 「Boot Order」という項目を見つける 
    BIOSのメイン画面にこのオプションが表示される場合がありますが、おそらくは「Boot Order」という項目が見つかるまで画面上部のタブを左右にスクロールする必要があります(それぞれ左右の矢印キーを使用します)。
    • Boot Orderという専用のタブがある場合も多いですが、おそらくはAdvancedタブにあります。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 「Boot Order」メニューを開く 
    「Boot Order」という項目が見出しではなくメニュー項目の場合は、矢印キーで選択して、 Enterを押しましょう。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 「USB」というオプションを選択する 
    起動デバイスの一覧から「USB」というオプションが見つかるまで下にスクロールします。
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 キーの凡例を調べる 
    画面下部にある場合もありますが、通常は画面の右下にあります。
  5. How.com.vn 日本語: Step 5 選択したオプションを上に移動させる際に使用するキーを確認する 
    通常、選択したオプションを上に移動させるにはキーを押しますが、念のためキーの凡例を確認しましょう。
  6. How.com.vn 日本語: Step 6 「USB」をリストの一番上に移動させる 
    選択した「USB」というオプションが「Boot Order」の一番上に来るまで当該キーを押しましょう。これで、パソコンを再度起動したときに、デフォルトのハードディスクではなく、起動可能な状態のUSBメモリが検出されるようになります。
    広告
パート 4
パート 4 の 4:

USBメモリから起動する

PDF形式でダウンロード
  1. How.com.vn 日本語: Step 1 変更内容を保存して、BIOSを終了する 
    キーの凡例に従って「Save & Exit」キーを押し、プロンプトが表示されたら「Confirm」キーを押します。
    • 例えば、変更内容を保存するにはEscを押し、保存と終了を確認するにはYを押しましょう。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 必要に応じてパソコンを再起動する 
    USBメモリから起動しなかった場合は、ハードディスクが起動デバイスにすでに設定されている可能性があります。その場合は、(USBメモリを差し込んだ状態で)パソコンを再起動してから次に進みましょう。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 USBプログラムのメニューが表示されるまで待つ 
    USBメモリが起動デバイスとして認識されたら、USBメモリにインストールされているプログラムやサービス、メニューが表示されるはずです。
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 画面の指示に従う 
    メニューが表示されたら、USBメモリのプログラムやサービスを実行・インストールしましょう。
    広告

ポイント

  • USBメモリから起動できるようにする際にコマンドプロンプトを使いたくない場合は、「Live Linux USB Creator」などの無料プログラムを代わりに使いましょう。
  • USBメモリが間違ったUSBポートに差し込まれていると、USBメモリが起動デバイスとして認識されない場合があります。その場合は、USBメモリを別のUSBポートに差し込み直してみましょう。
広告

注意事項

  • USBメモリを起動可能な状態に設定すると、USBメモリの中身が消えてしまうので注意しましょう。
広告

このHow.com.vn記事について

How.com.vn 日本語: Luigi Oppido
共著者 ::
パソコン・ITスペシャリスト
この記事の共著者 : Luigi Oppido. ルイージ・オピドはカリフォルニア州サンタクルーズ市のパソコン修理専門店「Pleasure Point Computers」経営者です。25年以上にわたりパソコン修理全般、データ復元、ウイルス除去、アップグレードなどのサービスを請け負っています。また、カリフォルニア中部でKSCOにて放送中の番組、「Computer Man Show! 」の司会者も務めています。 この記事は20,796回アクセスされました。
このページは 20,796 回アクセスされました。

この記事は役に立ちましたか?

⚠️ Disclaimer:

Content from Wiki How 日本語 language website. Text is available under the Creative Commons Attribution-Share Alike License; additional terms may apply.
Wiki How does not encourage the violation of any laws, and cannot be responsible for any violations of such laws, should you link to this domain, or use, reproduce, or republish the information contained herein.

Notices:
  • - A few of these subjects are frequently censored by educational, governmental, corporate, parental and other filtering schemes.
  • - Some articles may contain names, images, artworks or descriptions of events that some cultures restrict access to
  • - Please note: Wiki How does not give you opinion about the law, or advice about medical. If you need specific advice (for example, medical, legal, financial or risk management), please seek a professional who is licensed or knowledgeable in that area.
  • - Readers should not judge the importance of topics based on their coverage on Wiki How, nor think a topic is important just because it is the subject of a Wiki article.

広告