ChatGPTの文字数制限に対処する

リクエストをしたら、ChatGPTが突然固まってしまったという経験はありませんか？ChatGPTには文字数制限があり、日本語なら約2000文字（英語の場合は約500語）が上限となっていますが、これはリクエストの内容や、AIに組み込まれているパラメータによって大きく変わってきます。オープンAIがあなたのリクエストを正確に理解できなかった場合、数段落分を入力した時点でいきなり固まってしまうことがあるため、文字数制限に引っかかったように見えるケースもあるかもしれません。ChatGPTの文字数制限と、フリーズしたAIを再度稼働させる方法についての疑問を解消していきましょう。　

押さえるべきポイント

ChatGPTでは、1度に入力や出力ができる文字数に密かに制限が設けられており、上限は日本語で約2000文字（英語で約500語または約4000文字）となっています。
ただし、AIに処理しきれないほど複雑なリクエストをしたために、回答が突然途切れてしまう場合もあるでしょう。
ChatGPTがいきなり固まってしまったら、「［途切れた部分］からのつづき」と指示を出しましょう。

方法 1

方法 1 の 2:

ChatGPTの文字数制限とは？

PDF形式でダウンロード

1
ChatGPTには、日本語で約2000文字（英語では約500語または約4000文字）の文字数制限が密かに設けられていますが、これはリクエスト内容によっても変わってきます。公式に設定されている単語や文字数の制限についてAIに尋ねると、「制限はない」との回答があるというユーザーからの報告もありますが、この回答は正確とは言えないでしょう。公式には文字数や単語数の制限はないとされていますが、確実に回答を得たいなら、指示や質問を2000文字（英語なら500語または4000文字）以内に収めるようにしましょう。また、リクエストの内容が複雑すぎたり、ウェブサイトのキャパシティを超えてしまったりして、回答を得られない場合もあります。大抵の場合、AIからの回答は、約2000文字に達した時点で突然途切れてしまうでしょう。
- ChatGPT Plusに加入しても、AIの回答文字数が増えるということはありません。ただ、回答に要する時間が短縮され、新機能に優先的にアクセスできるようになります。
- 利用規約に違反したりしない限り、ChatGPTが使えなくなるということはありません。^{[1]X出典文献}
広告

方法 2

方法 2 の 2:

固まってしまったChatGPTを再び動かす方法は？

PDF形式でダウンロード

1
ChatGPTに「つづき」と指示を出す　リクエスト内容が複雑過ぎてChatGPTが固まってしまった場合、文章の途中や考えをまとめている途中で、入力が止まってしまうことがあります。他のAIと同様、ChatGPTは常に学習し続けています。言い換えれば、まだプログラムに組み込まれておらず、理解できないパラメータもあるということです。
- ChatGPTが突然固まってしまったら、「［途切れた部分］からのつづき」と指示を出しましょう。大抵はこれで、固まった箇所からの続きをChatGPTが入力し始めます。
あなたの側に原因があって、読み込みがうまくいかなかったと思われる場合は、元々の質問や指示を再度入力しなおしてもよいでしょう。再入力には、ページ下部の「Regenerate response（回答の再生成）」をクリックするという方法もあります。
論文を書く、送付状を作成するといった複雑な作業をChatGPTに依頼する場合、リクエストを細かいセクションに分割するようにします。各セクションについての回答が出揃ったら、それぞれについて、ChatGPTにさらに詳しい解説を求めましょう。
質問や指示を小分けにするのが難しい場合は、AIに概要を作成するように頼みましょう。あなたのほうではタイトルと説明を入力するだけです。その後、ChatGPTに各セクションの作成指示を出しましょう。
ChatGPTに「2000文字で書く」よう指示を出してもよいでしょう。具体的に文字数を指定することで、AIにも目標がわかりやすくなり、密かに設定されている文字数を超えないよう、制限をかけることもできます。文字数を指定する際は2000文字以下（英語の場合は500語または4000文字以下）にしましょう。
広告