風船の口を結ぶ方法

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風船の口を結ぶのは簡単そうに見えて、なかなか厄介です。ですが、靴紐のように一度コツをおさえることができれば、苦労していたことも忘れてしまうでしょう。指先は自分が思っている以上に器用に動きます。少し後押しが必要なだけです。

方法 1

方法 1 の 2:

膨らませた風船の口を結ぶ

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風船の構造を理解する　この記事で説明する手順を理解するためにも、風船の部位名をまず学んでおきましょう。下記の名称を暗記しても良いでしょう。あるいは、分からなくなった時に見返すことができれば、それ以降の手順の理解がかなり簡単になるでしょう。
- 「ボディ」とは、風船のいわば本体に当たる部分です。つまり空気で満たされている球体あるいは楕円に膨らんでいる部分を指します。
- 「口」とは空気が吹き込まれる入り口を指し、縁の部分が厚みのある輪になっています。
- 「ネック」とは、ボディと口をつなぐ細長い部位です。
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風船に息を吹き込む　エアコンプレッサーやポンプを使うにしても、昔ながらの方法で息を吹き込むにしても、風船の口から膨らませるものです。膨らませる際に風船が安定せず苦労している場合は、ネックを優しく掴みましょう。
- 空気で満たす必要はありますが、最大限まで一杯にする必要はありません。表面に張りが生まれ形状が崩れなくなったら膨らませる作業を止めましょう。膨らみ過ぎた風船は簡単に割れてしまうだけでなく、口が結びにくくなります。
- ネックの形状も維持しなければなりません。ボディとネックの境界が分かりにくくなるほど膨らんでいる場合は空気の入れ過ぎかもしれません。
空気が抜けないようにする必要があるので、一方の手は常に風船を押さえていることになります。充分に膨らんだことを確認し、ネックをつまみます。
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ネックを伸ばす　次の手順を行うためには、ネック部分が柔らかく伸ばされている必要があるので、空いている方の手（もう一方の手は空気が抜けないように押さえています）を使って、ネックを何回か優しく、そして素早く伸ばしましょう。3～4回伸ばせば充分でしょう。
- 8～15センチほど伸ばせるようにしておきましょう。この後、口を結ぶ際にネックの部分を指に巻きつけるので、ある程度の伸縮性が求められます。これに満たない場合は、口が結びにくくなるでしょう。それ以上伸ばせる場合は、風船が充分に膨らんでいないのかもしれません。
できる限りボディとの境に近い位置ではさみます。口は自分の方を向いているようにしましょう。
この時、ネックをはさんでいる方の手の親指が同じ手の人差し指に押し当てられているようにしましょう。
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伸ばしたネック部分を使って、はさんでいる方の手の親指と人差し指の上からぐるりと輪を作る　はさんでいる指の下まで、口をぐるりと移動させます。この時、中指にまで巻きつけないよう注意しましょう。^{[1]X出典文献}
- ここまで口を伸ばせない場合は、風船が膨らみ過ぎているか、ネックの伸ばし方が足りなかった可能性があります。空気が抜けないよう押さえていた手を緩め、中身を少しだけ逃がしましょう。
この時点で、ネックをはさんでいる方の手の親指と人差し指に風船がピンと張った状態で巻きつけられていることになります。ただし中指は輪に含まれていません。^{[2]X出典文献}
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口を輪に通して逆方向に引っ張る　親指と人差し指を（風船の口もつかんでいます）巻きつけられた輪から引き抜きましょう。
- 親指と人差し指は、その指がある手の方へ、内側に向かって引っ込めるようにしましょう。
口をずっと持ちながら、ここまでの手順を終えていれば結び目ができているはずです。風船が完成しました。
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方法 2

方法 2 の 2:

水風船の口を結ぶ

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口を伸ばして蛇口にはめる　風船の口を蛇口にはめましょう。水の重みで外れてしまわないよう、しっかりとはめます。どうしても風船が滑り落ちてしまう場合は、もう一方の手で膨らむ風船を下から支えましょう。
- 風船の「口」とは、厚みのあるゴムの輪が見られる入口部分です。この口から水や空気で風船を膨らませます。
- 万が一水風船が破裂しても大丈夫な場所で行いましょう。手慣れた人でも破裂させることはよくあります。周りに電子機器や水に弱い貴重品などが置かれていないようにしましょう。
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風船に水を入れる　水道（ホースあるいは噴出口）の蛇口をひねる前に、しっかりとと風船が固定されていることを確認しましょう。水を注ぐ際の適切な速度は、何度も試すうちにつかめるようになりますが、初めのうちはゆっくりと注ぎ、何度も練習して慣れてきたら水流を増すようにしましょう。
- 水風船は、空気や気体混合物で膨らませる風船よりも、一般的に小さく作られているので、普段から空気で膨らませる風船に慣れている人は注意しましょう。
- 水を入れ過ぎると風船は破裂するので、加減を誤ったということが分かります。破裂してしまった時は、その時の水の量を把握しておけば、次回以降それよりも手前の時点で水を止めることができます。
- 水をたくさん入れる場合、下から風船を支えましょう。さもないと、水の重みでネックが伸びてしまい、風船が破裂してしまうでしょう。
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ネックを一方の手の人差し指と中指ではさみながら水風船を蛇口から取り外す　口は上を向いているはずです。また、水の重みでネックは伸びているでしょう。重みで垂れ下がった風船に充分な長さのネックがないように見られた場合は、水が入り過ぎているのかもしれません（5～15センチほどが目安です）。
- 「ネック」とはボディ（膨らませる部位）と口をつなぐ細長い部位を指します。
空いている方の手で口を掴み、ネックをはさんでいる手の親指と人差し指にぐるりと巻きつけ輪を作る　人差し指と中指を完全に一周するように口を引っ張って輪を作りましょう。中指が含まれないよう注意しましょう。
人差し指と親指で口をつまんで押さえます。
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口を輪に通し逆方向に引っ込め、親指と人差し指も引き抜く　
- つまり、親指と人差し指は、その指がある手の方に向かって内側に引っ込めます。
水の重みによって結び目がきつくなり、手順が完了します。水風船が完成しました。
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ポイント

ヘリウムの代わりに、かつては水素が風船を浮かせる物質として使われていました。このように可燃性の高いガスを用いるのは当然ながら危険だということが明らかになってからは、用いられなくなりました。
基本が分かったのであれば、さらに応用してバルーンアニマルに挑戦してみましょう。

注意事項

風船の口を結ぶ際は、ゴムによる擦過傷を指先に負うこともあるので注意しましょう。
用途に適した風船を使いましょう。水風船は小さく作られていて、割れやすくなっています。細長く薄い風船は、ねじってバルーンアニマルを作るためのものです。ラテックス風船は、ヘリウムや酸素で膨らませることを想定しています。例えば、ラテックス風船を水で満たすと、風船が落ちたり破裂した時に誰かが怪我を負ったり、ラテックスアレルギーの友達に症状が出てしまう恐れがあります。
割れた風船の破片は、ペットや小さな子供に危険を及ぼす可能性があります。^{[3]X出典文献}風船が割れた時は、すぐに捨てましょう。水風船の破片が庭先にばらまかれた状態で放置していると、近所の動物（食べようとするかもしれません）を危険にさらす恐れがあります。