この記事の共著者 : Bess Ruff, MA. ベス・ラフはフロリダ州立大学の地理学専攻博士課程の学生です。2016年にカリフォルニア大学サンタバーバラ校の環境科学専門学部にて環境科学と資源管理の修士号を取得後、カリブ海の海洋空間計画プロジェクトに関する調査研究を行い、大学院生としてSustainable Fisheries Groupの研究サポートを行っています。
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すべての基本的な元素は、電子、陽子、中性子でできています。電子とは、原子の一部を構成する負の電荷を帯びた粒子のことです。原子内の電子の数の特定は、化学の基本と言えるでしょう。電子の数は、元素の周期表を利用すれば簡単に割り出せます。その他の重要なポイントとして、元素内の中性子や原子価電子(一番外側の殻にある電子)の数を求める方法などが挙げられるでしょう。
ステップ
- 元素の周期表を用意する 現段階で見つかっているすべての元素を、原子構造別に整理し色分けした表が周期表です。各元素の名前は1~3文字に略され、元素記号として原子量・原子番号と併せて記載されています。[1]
- 周期表は、化学の本やインターネットで探せばすぐに見つかるはずです。
- 元素の原子番号をチェックする 原子番号は枠内の左上隅か元素記号の上に記載されているはずです。原子番号はその元素の陽子の数を表しています。[3] 陽子とは、元素内の正の電荷を帯びた粒子のことです。電子は負の電荷を帯びているので、元素が中性の状態の場合、電子と陽子の数は同じということになります。
- 例えば原子番号が5のホウ素(B)の場合、陽子と電子がそれぞれ5個ずつあります。
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- イオンの電荷を確認する 原子に電子を追加したり、逆に取り除いたりしても元々の属性は何も変わりませんが、電荷は変化します。例えば、K+、Ca2+、N3-のようなイオンになるのです。通常、電荷は原子の略称(元素記号)の右上に小さな文字で記載されます。
- 電子は負の電荷を帯びているため、中性原子に電子を追加することで、負の電荷を帯びたイオンになります。
- 逆に電子を取り除くと、正の電荷を帯びたイオンになります。
- 例えば、N3-は-3の電荷を帯びたイオンであり、Ca2+は+2の電荷を帯びたイオンです。
- 陽イオンの場合は原子番号から電荷を引く 正の電荷を帯びている場合、電子を失ったイオンということになります。残っている電子の数は、原子番号から電荷の数を引いて求めましょう。陽イオンの場合、電子よりも陽子の数の方が多くなっています。
- 例えば、Ca2+は+2の電荷を帯びており、中性のカルシウム原子よりも電子の数は2個少ない状態です。カルシウムの原子番号は20なので、計算すれば、このイオンの電子数は18個だとわかります。
- 陰イオンの場合は原子番号に電荷を足す 負の電荷を帯びている場合、電子を得てできたイオンということになります。電子の数を求める際には、原子番号に電荷の数を足しましょう。陰イオンの場合、電子よりも陽子の数の方が少なくなっています。
- 例えば、N3-は-3の電荷を帯び、中性の窒素原子よりも電子の数は3個多い状態です。窒素の原子番号は7なので、計算すれば、このイオンの電子数は10個だとわかります。
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出典
このHow.com.vn記事について
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