車のバッテリー交換後、パワーウインドウをリセットする方法

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パワーウィンドウの初期化

その他の解決策=

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簡単に窓の上げ下げができるパワーウィンドウは便利ですが、バッテリー交換後にうまく動かなくなることがよくあります。パワーウィンドウは、センサーと電機部品で窓の開閉を行う仕組みなので、車の電源であるバッテリーを交換すると、こうした電気系統の設定に不具合が起こるのです。次の手順でパワーウィンドウの初期化をしていきましょう。パワーウィンドウのスイッチを押して窓を全開にし、そのままスイッチを2～5秒長押しします。次に窓を閉めそのまま2～5秒スイッチを引き上げたままにしましょう。それでも直らない場合の解決策として、窓をシリコンスプレーで潤滑する、パワーウィンドウのヒューズを交換する、ドアパネルの内側にあるリールを掃除するという方法もあります。

ステップ

方法 1

方法 1 の 2:

パワーウィンドウの初期化

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   イグニッションキーを「ON」までひねる　エンジンはかけず、IG電源を入れてパワーウィンドウの操作ができるようします。IG電源を入れるために、キーを奥向きに回さなくてはいけない車種もありますが、大抵の車種では、エンジンがかかる「START」の手前の「ON」の位置で止めれば大丈夫です。ちなみに車の走行中は、パワーウィンドウの初期化作業はできません。

   • バッテリーの交換後にパワーウィンドウがうまく動かない場合、車のコンピューター内でパワーウィンドウの設定が消去され、書き換えられている可能性があります。

   ポイント：この方法はドイツ製、日本製の車で大抵の場合有効です。アメリカ製にも、有効な車種があります。
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   パワーウィンドウのスイッチを押して窓を全開にする　一度にすべてのパワーウィンドウの初期化はできないので、一つの窓ごとに操作していきましょう。窓が全開になるまでボタンを押し続け、全開になってもスイッチは押したままにします。
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   そのまま2～5秒待つ　スイッチを押したまま2～5秒待ってから、スイッチを離しましょう。

   • 2秒でリセットが完了する車種もあれば、5秒かかる車種もあります。2秒でうまくいかない場合は、再度5秒で試してみましょう。
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   スイッチを引いて同じ窓を閉める　開けたばかりの窓を、スイッチを上に引いて閉めます。窓が完全に閉まるまで指でスイッチを引き上げますが、そのまま指を離してはいけません。
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   窓が閉まってからそのまま 2～5秒待つ　窓が完全に閉まったら、スイッチを引き上げたまま2～5秒待ってから指を離します。パワーウィンドウの設定が初期化されているはずです。
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   残りのパワーウィンドウを初期化する　残りの窓のスイッチでも同様の操作を繰り返し、それぞれのパワーウィンドウを初期化していきます。作業中に誤って別の窓のスイッチを押してしまった場合は、押してしまったスイッチで同じ手順を繰り返せば大丈夫です。以上で車のコンピューターの時間間隔がリセットされ、パワーウィンドウの機能が復活します。
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方法 2

方法 2 の 2:

その他の解決策=

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   窓枠のトリムに防水シリコンスプレーを吹きかける　バッテリーの交換後に窓の開閉が途中で止まるなどの不具合が起こる場合、摩擦によるセンサーの誤作動の可能性があります。こうした場合には潤滑剤となる防水シリコンスプレーを使いましょう。窓をぴったり閉めて、窓枠を保護しているゴム製のトリムに、窓の内側と外側からスプレーを吹きかけます。その後窓を開けて、トリムで保護された内側の部分にも少しスプレーを吹きかけておきましょう。

   • はみ出した余分な潤滑剤は布かペーパータオルなどで拭き取りましょう。
   • パワーウィンドウは、窓が上まで閉じるとセンサーがそれを感知して窓の動きが止まる仕組みです。防水シリコンスプレーを吹きかけると摩擦が減り、センサーが窓が実際にしまったことを感知しやすくなって誤作動がなくなります。
   • 窓枠部分に防水シリコンスプレーを吹きかけることで、窓を動かすモーターとリールにも潤滑剤が行き渡り、全体の動きもスムーズになります。
   • 防水シリコンスプレーは、ホームセンターやカー用品店で購入できます。
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   ヒューズをチェックし、必要があれば交換する　作業の際は車のエンジンを切りましょう。取扱説明書をよく読み、ヒューズボックスの位置とヒューズの取り外し方を確認します。説明書にあるヒューズの一覧を見ながら、パワーウィンドウに対応しているヒューズを見つけ、引き抜くかペンチで取り外しましょう。マルチメーターのロータリースイッチを回して測定項目をΩ（オーム）に設定し、2 本のテストリードの先端を、引き抜いたヒューズの各端子に接触させます。表示された数値が1 よりより小さければ、ヒューズに問題はありません。

   • ヒューズを取り外す前にエンジンを切ります。
   • ヒューズを交換する必要がある場合は、メーカーに注文し、届いたヒューズを該当のヒューズスロットに差し込みましょう。
   • 手元に取扱説明書がない場合は、メーカーのウェブサイトからダウンロードできます。
   • 室内のヒューズボックスは多くの車種で、グローブボックスの裏や、運転席側の足元付近に設置されています。
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   パワーウィンドウのモーター内のリールを点検する　説明書の指示に従ってドアの内側のパネルを取り外します。モーターカバーの真ん中にあるボルトをレンチで外し、カバーをスライドさせて取り外すと、スポークの付いた車輪のようなリールが現れます。リールに錆や詰まりがないか点検していきましょう。スポーク部分にごみなどが詰まっていたら取り除きます。リールが錆びている場合には、防水シリコンスプレーを吹きかけます。

   • リールはパワーウィンドウの開閉時に回転する部品です。錆びていたり汚れが溜まっていたりするとうまく回転しなくなります。

   注意：ドアパネルの取外しは、自動車整備の経験者のみにしましょう。未経験者には少々難しい作業です。車のエンジンを切り、ペンチでごみなどを取り除きます。リールに指が入り、何らかの原因でエンジンがかかったりすれば、手に大けがを負う恐れがあります。

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必要なもの

その他の解決策=

• マルチメーター
• ドライバー
• 防水シリコンスプレー
• 布またはペーパータオル
• ペンチ