赤ちゃんを泣き止ませる方法

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初めて親になった時、赤ちゃんを泣き止ませるのが難しいと感じることも多いでしょう。赤ちゃんは、特に生後数カ月の間は毎日のように泣きますが、これは当たり前のことです。その後数カ月の間は、赤ちゃんが自分で落ち着く時間を持たせつつ、早い段階で赤ちゃんが求めていることに対応する必要があります。まずは赤ちゃんの基本的欲求に応えてみましょう。それでも赤ちゃんが落ち着かない場合は、なだめるかあやしてみます。赤ちゃんが何を求めているかを把握し、どうすれば一番効果があるのかが分かるには少し時間がかかることを覚えておきましょう。

方法 1
方法 1 の 3:

基本的欲求に応える

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 おむつが汚れていたら取り替えましょう。
    泣く、臭いがする、濡れている、あるいはよく動くなどのサインを読み取り、おむつを確認します。おむつが濡れていたり汚れていたりすれば、おむつを脱がしておしりふきを使って赤ちゃんの性器や脚をきれいに拭いてあげましょう。拭いた部分が乾くまで待ち、鎮静用のクリームなどを塗ってから新しいおむつを履かせます。[1]
    • おむつかぶれを防ぐために2~3時間に1度おむつの確認をし、赤ちゃんが心地よくいられるようにしましょう。
    • おむつを交換した後は必ず手を洗いましょう。
    • 居間の床にきれいなタオルを敷いた上、あるいは授乳室のおむつ交換台の上などの温かく清潔な場所でおむつを替えましょう。[2]
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 お腹が減っているようなら授乳しましょう。
    お乳を与えるか、搾乳した母乳あるいは粉ミルクを哺乳瓶で飲ませます。固形物を食べられるようになれば、シリアルやベビーフードを与えることもできます。赤ちゃんがお腹を空かせているサインには次のようなものがあります。[3]
    • 舌なめずりをする
    • 泣く
    • 何かを探すような動きをする(赤ちゃんのほっぺたを触るとあなたの方へ頭を近づけて来る)
    • 口に手を入れる
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 授乳後は背中をたたいてげっぷをさせましょう。
    お乳を飲んだ後は、胃にガスが溜まっているせいで赤ちゃんが泣き出すことがあります。げっぷをさせるには、肩に赤ちゃんのお腹をもたれかけさせると良いでしょう。一方の手を赤ちゃんのお尻に添え、もう一方の手で頭と首を支えます。赤ちゃんがげっぷをするまでこの姿勢で抱きながら背中を優しくたたきます。[4]
    • 赤ちゃんを立たせた状態で抱えると、自分でガスを出すことができます。
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 赤ちゃんの脚を自転車をこぐように動かして溜まったガスを出しましょう。
    げっぷをさせようとしても赤ちゃんが泣き止まない場合は、ガスを出す手助けがもう少し必要です。柔らかい毛布の上に赤ちゃんを仰向けに寝かせ、両脚を優しく持ち、自転車をこぐように動かしましょう(あなたが自転車のペダルをこぐのと同じ動きです)。げっぷが出るか、泣き止むまでこれを続けます。[5]
    • ガスが上手く出ないことが頻繁に起こるようであれば、医師に相談しましょう。胃酸の逆流、乳糖不耐症、便秘、胃腸炎などが関係しているかもしれません。[6]
  5. How.com.vn 日本語: Step 5 何をしても効果がないならおしゃぶりを与えましょう。
    赤ちゃんは、特に7カ月まではおしゃぶりを強く欲しがります。おむつの交換後、授乳後、またげっぷをした後に赤ちゃんが泣いている場合は、何かしゃぶるものが欲しいだけかもしれません。おしゃぶりを与えるか自分の親指を見つけさせて、なだめることができるか様子を見てみましょう。[7]
    • おしゃぶりを与えると、寝付きもよくなることがあります。
  6. How.com.vn 日本語: Step 6 眠たそうならベビーベッドへ連れて行きましょう。
    問題はとても簡単に解決できてしまうこともあります。赤ちゃんは寝たい時にしばしば大泣きします。また、あくびをする、少々不機嫌になる、あるいは単純に眠ってしまうこともあります。ベビーベッドに連れて行く前に、しばらく腕の中で抱いてあげましょう。落ち着いたらベビーベッドに仰向けに寝かせます。[8]
    • ベビーベッドでは、毛布、枕、ぬいぐるみ、その他のものを置かないようにします。乳幼児突然死症候群にかかるリスクが増加します。
    • ベッドメリーを吊ったり歌を歌ったりすると、赤ちゃんをなだめて寝かしつけるのに効果があります。
    • 部屋を出る時は必ずベビーモニターをONにしましょう。

    ヒント:赤ちゃんが3週間以上にわたって1週間に3日以上、1度に3、4時間泣き続ける場合は医師に相談しましょう。これは疝痛の兆候であり、小児科医が赤ちゃんをなだめる方法を教えてくれるはずです。[9]

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方法 2
方法 2 の 3:

落ち着かせる・なだめる

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 布でくるんで温かさや心地よさ、安心感を与えましょう。
    きつくなり過ぎないようぴったりと赤ちゃんをくるむことが大切です。小さめの毛布を用意し、ひし形になるように床に置きます。上の角を下の角に合わせて折り畳みましょう。こうすると逆三角形のように見えているはずです。真ん中に赤ちゃんを寝かせ、腕を内側に持って来ましょう。[10]
    • 左の角を持ち、赤ちゃんのお腹を覆うようにして背中の下に入れてくるみます。
    • 右の角を持ち、左側へ持ってきます。同様に背中に下に入れましょう。下側の毛布も背中側に入れ込んだらおくるみの完成です。
    • 上から赤ちゃんの頭が完全に出ているようにします。毛布がきつそうに見えたら、少し緩めてあげましょう。[11]
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 抱きしめて安心感を与えましょう。
    赤ちゃんは、特に生後数カ月の間、たくさんの注意や愛情を必要とします。利き腕で赤ちゃんを抱いて、もう一方の腕で補助します。肘の曲がった部分に頭を乗せましょう。赤ちゃんを抱いている間は、揺らしたりはずんだり歩いたりします。赤ちゃんはあなたの心臓の鼓動を聞いたり顔を見たりするが好きなため、赤ちゃんがあなたに体を預けている状態であるようにしましょう。[12]

    ヒント: 赤ちゃんをくっつけて抱けるようにだっこひもなどを使い、両手を自由に使えるような状態にします。赤ちゃんの安全をしっかりと確保できるように、説明書に慎重に従いましょう。

  3. How.com.vn 日本語: Step 3 家の中で大きな音を立てないようにしましょう。
    中には大きな音が好きな赤ちゃんもいますが、静かで暗いのを好む子もいます。赤ちゃんの目に優しくなるよう、家の照明を落とします。テレビ、掃除機、ドライヤーなどの使用は控えましょう。[13] 効果がない場合は、扇風機を回す、なだめるための音楽をかける、雨の音や波のぶつかる音、あるいは似たような音を流しましょう。
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 マッサージをしましょう...
    マッサージをしましょう 赤ちゃんが特に筋肉や関節の痛み(一般的に「成長痛」と呼ばれるもの)を感じている時には、温かい手で触ると一瞬で安らぎを与えることができます。ソファやベッドなどの心地の良い場所に赤ちゃんを寝かせ、おむつ以外の服を脱がせます。ベビーオイルやベビーローションを使い、マッサージを行いましょう。優しくなでるように手を動かします。マッサージをし始めたら強く泣くようになった場合は、マッサージを止めて別のことを試しましょう。[15]
    • 顔、腕、脚、背中、お腹をマッサージしましょう。
    • ゆっくりと円を描くように、また手をたぐるようにしてマッサージしましょう。赤ちゃんの手と足へは、親指をたぐるように動かします。手の指と足の指を一本ずつ別々にマッサージします。
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方法 3
方法 3 の 3:

楽しませる

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 歌って気をそらさせましょう。
    赤ちゃんが泣いて寝てくれない時には、一番簡単な方法が効くかもしれません。子守歌を歌う、あるいは赤ちゃんを見つめながら鼻歌を歌います。赤ちゃんはメロディーやあなたの顔を見ることに集中して、最終的にはリラックスします。歌いながら赤ちゃんをベビーベッドに寝かせるか、腕の中で抱いて揺らしてあげましょう。[16]
    • 歌う歌は何でも構いません。子守歌や、あなたのよく知っている有名な歌を歌いましょう。赤ちゃんはただあなたの声を聞くのが好きなのです。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 赤ちゃんと遊びましょう。
    自分の目を手で隠してから手を開いて、「いないいないばあっ!」と言ってみましょう。顔をしわくちゃにして赤ちゃんに向かって面白い顔を作り、赤ちゃんが笑うまで待ってみます。赤ちゃんをカーペットに寝かせ、一緒になって床を這いまわりましょう。また、赤ちゃんの顔を手で隠し、赤ちゃん手を触ってくるまで待ってみましょう。[17]
    • 面白い声で赤ちゃんに話しかけるのもよいでしょう。顔を赤ちゃんの顔に近づけて話しかけましょう。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 ベビーカーで外に連れて行きましょう。
    赤ちゃんをベビーカーに乗せるか、だっこひもを肩に掛けて抱くかします。赤ちゃんは新しいものを見たり新鮮な空気を吸ったりすることを楽しみます。出かける時は、哺乳瓶、おしゃぶり、おむつなどを必ず持って行くようにしましょう。30分~1時間ほど赤ちゃんと散歩をします。ベビーカーの動きで赤ちゃんが落ち着くこともあります。[18][19]
    • 起伏が激しい場所には行かないにしましょう。
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 赤ちゃんを連れて友人や家族に会いに行きましょう。
    信頼している友人や家族の家に赤ちゃんを連れて行くことで、あなたと赤ちゃんの両方の気分転換になります。新鮮な空気を吸い、車に乗り、新しい場所へ行くことは赤ちゃんをワクワクさせ、泣くことも忘れさせるでしょう。[20]

    安全上の注意: 赤ちゃんを車に乗せる時は、後部座席に置いたチャイルドシートが前方座席の後ろ側に固定されているなど、適切な安全対策をとっていることを確認します。

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ポイント

  • 何をやってもうまく行かなくても落ち込まないようにします。いろいろなことを試し続けてみましょう。
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注意事項

  • 赤ちゃんをたたいてはいけません。赤ちゃんはまだ幼過ぎて、なぜたたかれているのか理解することができません。たたいても泣くのを長引かせるだけであり、また長期にわたって心理的なダメージを与えてしまうこともあります。
  • 赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。例え赤ちゃんが泣き止まない場合でも、隔離された場所や離れた場所に放置することは許されません。
  • 子どもを定期検診に連れて行きましょう。極端に長い時間泣く場合は、治療を必要とする深刻な問題を抱えていることがあります。
  • 決して赤ちゃんを揺さぶってはいけません。脳がダメージを受けたり、死に至ったりすることがあります。
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カテゴリ: 子供
記事のサマリーX

新生児を泣き止ませるには、まずは毛布でくるんでみましょう。赤ちゃんはぴったりと包まれて暖かく感じ、安心できるでしょう。さらに、時々赤ちゃんを抱っこして軽く上下に揺らすと、なだめることができますが、必ず優しく揺らすようにしましょう。また、音楽、雨音、送風機などの軽い背景雑音があると赤ちゃんを落ち着かせることができます。それでも赤ちゃんが泣き止まない場合は、お腹が空いていないかを確認しましょう。さらに、おむつが汚れていると赤ちゃんは不快に感じるため、おむつを交換してみましょう。何をしても効果がない場合は、「いないいないばあ」などの遊びを一緒にするだけで、十分赤ちゃんの気を紛らわすことができるので、泣き止む場合もあります。

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