草刈機のナイロンコードを交換する方法

伸びすぎた草で草刈機が止まったり草刈機のナイロンコードが絡まったりがしょっちゅうあるなら、コードを交換する必要があるかもしれません。どの草刈機も基本的には同じように機能するため、ナイロンコードが2、3本付いているタイプでも、コードの交換は簡単にできます。この記事では、ナイロンコードを交換するための、簡単でわかりやすい手順を紹介します。

知っておきたいこと

コードが巻かれているスプールを覆っているカバーを取り外します。カバーは、側面に付いている爪を押す、こじ開ける、または反時計回りに回すと取り外せます。
スプールを取り外し、残っているコードを外します。この際、コードがどのようにスプールに取り付けられているかを確認しましょう。
新しいコードを6～8mの長さで切り、古いコードと同じ要領でスプールに取り付けます。
スプールをケースに戻してカバーを取り付ければ、コードの交換は完了です。

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草刈機のカバーを取り外す

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古いナイロンコードが巻かれているスプールは、カバーで覆われています。まず、草刈機を裏返します。ナイロンコードカッター（草を刈る部分）のカバーにスプールが収納されています。次に、草刈機の電池を取り出して（コード式の場合はコードを抜く）カバーを外しましょう。カバーは、回して外すか、爪を押して外します。多くのタイプでは、ケースの側面に付いている2つの爪を押して外します。^{[1]X出典文献}
- ケースに付いている溝に指をかけ、カバーをこじ開けるタイプの草刈機もあります。
- 草刈機が古い、またはナイロンコードを長期間交換していないと、カバーがきつくなっていることがあります。その場合は、力を入れる必要があるかもしれません。
- 新しいタイプの草刈機には、カバーを外す必要のないものもあります。その場合は、古いコードを引き抜き、新しいコードを挿し込みます（リョービ製の草刈機など）。
- メーカーによって交換方法は多少異なりますが、大抵の草刈機はここで紹介した方法でナイロンコードを交換します。異なる交換方法については、製品の取扱説明書を参照しましょう。
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スプールを取り外す

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カバーの中のスプールを注意深く取り外します。カバーの中に入っているのはスプールだけで、すぐに取り出せない場合は、小刻みに動かしてみましょう。スプールをナイロンコードごと取り外し、草刈機は脇に置いておきましょう。^{[2]X出典文献}
- コードが引っかかってスプールが外れない場合は、その箇所でコードを切る必要があるかもしれません。ニッパー、ブリキバサミ、またはハサミなどを使って切りましょう。
- スプールを取り外す際、外側を向いている面はどちらかを覚えておきましょう。通常、カバーに入れられる向きは決まっていますが、覚えておくと簡単に取り付けられます。

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古いナイロンコードを取り外す

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古いコードをスプールから外し、コードがスプールに留められている箇所を確認します。最後の13～15cmほどのコードが、スプールにどのように留められているかを確認しましょう。新しいコードは、古いコードと同じ要領で留めます。通常、スプールにループや穴、または切込みが付いており、コードの端を通して固定します。^{[3]X出典文献}
- スプールにコードを通すループや穴がない場合は、スプールの中央に小さなクリップがあり、そこに留める場合もあります。
- 異なる長さのコードを2、3本使う場合は、違う長さのコードを2、3本挿し込む必要があるかもしれません。
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新しいナイロンコードをスプールに巻く

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新しいナイロンコードを、古いコードと同じ要領でスプールに留めます。新しいナイロンコードをパッケージから取り出し、ハサミ、ニッパー、またはブリキバサミを使って6～8mの長さで切ります。コードの端を持ち、古いコードと同じ方法で新しいコードをスプールに挿し込みます。^{[4]X出典文献}
- 丸いコードは、平らなプラスチックコードより長持ちしますが、草刈機によって使えるコードは異なります。使用するコードのタイプは、製品の取扱説明書を参照しましょう。
- 新しいタイプの草刈機には、あらかじめコードが巻かれたスプールを取り付けるものもあり、コードを交換する代わりにスプールごと交換します（ブラック・アンド・デッカー製など）。
- 2本のコードを使う草刈機で、スプールにコードを通す場所（切込みなど）が1箇所しかない場合は、コードを半分に折り曲げて同じ長さの2本のコードにし、折り曲げた箇所を切込みやフックに留めます。

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新しいコードをきつく巻き付ける

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ナイロンコードをスプールの周りに均等に巻き付けます。まったく隙間がないほどきっちりと巻く必要はありませんが、コードを均等に巻くことが大切です。通常、コードを巻く方向はスプールに矢印で表記されていますが、わからない場合は時計回りに巻き付けます。コードがピンと張られた状態で、スプールの縁のすぐ下までしっかりと巻きましょう。^{[5]X出典文献}
- 巻き付けたコードが、スプールの縁を超えないようにしましょう。
- コードを2本または3本使う草刈機の場合は、コードを巻き付ける箇所ごとに均等に巻きましょう（2本のコードには2箇所のスロット、3本のコードには3箇所のスロットがあるはずです）。
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余分なコードを切り取る

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草を刈る部分として、コードをスプールから10～15cmの長さで残します。草を刈るためには、ある程度の長さのコードが必要です。コードの端をスプールの外周の切れ目に通して固定します。ブリキバサミ、ニッパー、またはハサミを使い、ナイロンコードを切りましょう。そして、コードを巻いたスプールを手でしっかりと握り、草刈り機を持ってカバーとスプールを取り付けます。^{[6]X出典文献}
- 草刈機によっては、カチッと音がするまで爪を押したり、両側から強く押したりして、スプールを固定するタイプもあります。

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スプールを草刈機に取り付ける

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ナイロンコードカッターのケースにスプールを入れ、ケースの穴にコードを通します。草刈機を裏返し、スプールを注意深くケースに入れます。スプールの開口部をケース内の中心軸に合わせ、ケースの穴にコードを通します。その部分からコードが出て、回転しながら草を刈ります。^{[7]X出典文献}
- スプールを元通りにケースに戻しましょう。通常、外側になる面にロゴや表記があります。
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カバーを固定する

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外した時と同じ状態で、カバーを戻します。カチッと音がするまでカバーを軽く押す、カバーを回して締める、または爪と穴を合わせて組み付けます。外した時と逆の手順でカバーを元に戻しましょう。^{[8]X出典文献}
- カバーが固定されたら、ナイロンコードの交換は完了です。新しいコードで、新品のように草を刈ることができるでしょう。