編み目を止める方法

編み物を終えるときは、ほどけないように最後の一列の編み目を止める必要があります（伏せ止めとも呼ばれます）。編み目を止める方法はいくつかあるので、編んだものに合った止め方を選びましょう。一般的な編み目で止める方法や、ゴム編みで止める方法、Iコード編みで止める方法、ピコットをつけて止める方法があります。

方法 1

方法 1 の 4:

一般的な編み目の止め方

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初めに編んだ2目を左の針から右の針へ移動させます。
左の針の先端を右の針の1目めのループに差し込みます。
1目めを伏せ止めするために、1目めを針で持ち上げ、2目めにかぶせます。そして、左の針から糸をはずし、同じことを繰り返します。
左の針にループがなくなり、右の針のループが残り1目になるまでこの手順を繰り返します。
指で優しく最後のループを引っ張り、輪を少しだけ広げます。そして、その編み目の輪に糸端を通し、糸を引いてしっかりと絞りましょう。
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方法 2

方法 2 の 4:

ゴム編みの止め方

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ゴム編みで止めることで、一般的な編み目の止め方よりも、編み終わりに伸縮性をもたせることが出来ます。まず、最初の2目を同時に編みましょう。左の針の1目と2目の後ろに右の針を差し込みます。その針に毛糸を巻き付け、この両方のループから引き出しましょう。^{[1]X出典文献}
右の針に新しいループが1目できたはずです。この新しい目を右の針からはずし、左の針へ戻しましょう。^{[2]X出典文献}
このゴム編み止めの手順を繰り返します。もう一度2目同時に糸を通し、そして新しいループを左の針へ戻します。最後の一列すべて編み終わるまで続けましょう。^{[3]X出典文献}
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方法 3

方法 3 の 4:

Iコード編みの止め方

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すでにある目の隣に新しいループを3目編みます。通常の作り目の要領で新しいループを編みましょう。^{[4]X出典文献}
右の針を使い、2目編みます。針を手前から奥へとループに差し込み、糸をかけてループから引き出し、左の針から目をはずします。^{[5]X出典文献}
この閉じ方の場合、次の2目は同時に編みます。右の針を次の2目のループ両方に手前から奥へ差し込み、糸をかけ、ループから糸を引き出しましょう。その際に、左のこの2目を針からはずします。^{[6]X出典文献}
現段階では、右の針には3目のループがあるはずです。この3目を右の針からはずし、左の針へ戻します。この作業を繰り返します。^{[7]X出典文献}
作り目を3目編み、今行った手順を繰り返します。最後の一列すべて編み終わるまで続けましょう。^{[8]X出典文献}
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方法 4

方法 4 の 4:

ピコットをつける止め方

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ピコット（フリルのような飾り）をつける止め方は、袖口や靴下、ブランケットを編むときに最適です。まず、作り目を2目編みましょう。通常の要領で編みます。^{[9]X出典文献}
通常の要領で2目編みます。手前から奥へと針を編み目に差し込み、糸をかけ、新しいループを引き出すと同時に古い目を針からはずしましょう。^{[10]X出典文献}
先ほど作った2目を伏せ止めします。1目めを持ち上げて2目にかぶせます。この時に1目めを滑らせて針からはずします。^{[11]X出典文献}
ピコットを作るために、次の目を1目編み、再び1目のループをその新しいループにかぶせます。この手順を3回繰り返し、ピコットを作りましょう。^{[12]X出典文献}
この手順を3回繰り返したら、再び作り目を2目編み、すべての手順を繰り返します。最後の一列すべて編み終わるまで続けましょう。^{[13]X出典文献}
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ポイント

これらのどの方法で編み止めを行う場合も、糸は最後の編み目から5センチほどのところを切り、ほつれないように引っ張ります。糸をもう一度結んでしっかりと止めましょう。
残った糸を隠すには、結び目の近くで糸を切るか、毛糸針を使って編み目に織り込んでいきます。余った糸を針に通し、最後の段に通します。そして、しっかりと結び、余った糸を結び目の近くで切り落としましょう。