洗濯機のドアパッキンを取り替える方法

ドラム式洗濯機のゴム製ドアパッキンは、次第にカビが生えたり、破損したり、もしくは劣化してしまったりすることがあります。洗濯機の機種にきちんと合うように製造されたパッキンを新たに購入すると、自分で取り替えることができます。機種によってはその作業はとても簡単ですが、正面カバーが取り外せない機種の場合は特に、自分でしようとすると数時間悪戦苦闘することになる可能性があります。

パート 1

パート 1 の 2:

古いパッキンを取り外す

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誤って電源が入り、事故が起きる可能性がないように、洗濯機の電源を抜きます。
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可能であれば、正面カバーのネジを緩める　どの機種でも可能なわけではなく、他の作業で必要になることもあります。自分の洗濯機の機種の「正面カバーの取り外し方」についてインターネットで検索しておき、自力でなんとかしようと悪戦苦闘しなくてもよいようにするか、正面カバーを強く引いても取り外せないなら、以下の箇所を順にあたってネジを探します。
- 正面カバーそのもの、もしくは正面カバー近くの本体側面や底部を探します。
- 洗剤投入ケースを取り外し、その後ろに隠れているネジを探します。　^{[1]X出典文献}
- キックパネル（大きな正面カバーの下）や正面にある他の小さなカバー等を取り外します。キックパネルは、フィルターをマイナスドライバーで手前に引き抜き、排水ホースを外してからでないと取り外せないことがあります。
- 天板のネジを緩め、その下で正面カバーを留めているネジを探しましょう。
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正面カバーが取り外せない洗濯機を扱う　正面カバーが取り外せない機種の場合、正面の開放部から作業することになります。作業スペースを広げるためにできることがいくつかあります。
- 天板のネジを緩め、取り外しましょう。^{[2]X出典文献}
- 可能であれば、ドアの蝶番を緩めます。
- 洗濯機本体を慎重に後ろに倒すと、ドラムが少し落ちてドアから離れます。
洗濯機にはたいてい、ゴム製ドアパッキンの手前側のへりに固着した小さなバンドがあります。これをマイナスドライバーを使って引き離し、パッキンから完全に引き抜きます。^{[3]X出典文献}
ドラムの縁に指かマイナスドライバーを滑り込ませ、ゴム製のドアパッキンを引き離します。ドラムの縁から奥に向かって折り曲げ、その下にある奥の固定バンドに手が届くようにします。何かに引っかかっていると感じたら、一旦作業を中止して、締め付け金具を固定している留め具がないか探してみましょう。通常、留め具は、締め付け金具を固定しているネジをドライバーで取り除くか、マイナスドライバーを差し込んで引き離せば、取り外すことができます。
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固定ばねやバンドを取り外す　ゴムパッキンは固定ばねやバンドで所定の位置に押さえられています。ばねを固定しているネジやナットを探して緩めると、パッキンが留め具から離れて取り外すことができます。場合によっては、次にあげる方法のうちどれかひとつを使ってネジに手が届くようにする必要があるかもしれません。
- 洗濯機の天板のネジを緩め、上部から手を入れます。
- 洗濯機の正面カバーを取り外し、ドラム周囲にある、大きな丸いカウンターウエイトのボルトを緩めます。^{[4]X出典文献}
- ごくたまに調整できないタイプの締め付けバンドもありますが、これはマイナスドライバーか指を使って押し出すことができます。下の方から始め、ドラムの両側に沿って作業していきます。
パッキンの下部にある排水用の小さな穴を探しましょう。きちんと排水できるように、新しいドアパッキンも同じ位置にしなくてはいけません。
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パッキンを引き抜く　パッキンをドラムのへりから引き抜き、取り外します。ドアパッキンが接着してあることがありますが、その場合も強めに引っ張ると取り外せるでしょう。
- 機種によっては、パッキンを引き出す前に、ドアロックのネジも緩める必要があります。ドアロックは新しいパッキンを取り付け後、同じ位置に正しい方向にむけてつけなければならないので、ドアロックを外す前に位置を確認しましょう。
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パート 2

パート 2 の 2:

新しいパッキンをつける

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新しいパッキンを取り付ける前に、濡らした布で接着部分の汚れやカビを取り除きます。
潤滑剤付きパッキンでない場合、パッキンのへり部分に台所用洗剤を少し塗ると取りつけが楽になります。パッキンに潤滑剤が付いていない場合は、ゴム製ドアパッキンに専用接着剤を使って、よりきっちりとはめ込む方法があります。ただし、パッキンを排水ホースに接着する必要がある場合を除き、たいていは必要ありません。^{[5]X出典文献}
ドアパッキンの奥側のへりを調整しながら、ドラムにはめ込みます。必ずパッキンの上下の位置を合わせて、新しいパッキンと古いパッキンの排水用の穴が同じ箇所にくるようにしましょう。ドアパッキンと洗濯機本体の両方に、三角形などの印があることが多いので、パッキンを取り付ける際は、この印を合わせましょう。
新しいドアパッキンを再びドラムに向かって折ります。ばねやバンドを元のようにひっかけて、パッキンの上で引き締めましょう。ドライバーやレンチを使って再び締め上げます。
カウンターウエイトや正面カバーを取り外していたなら、まず最初にそれを元に戻します。次にドアパッキンを再び引っぱり、外側の溝の上に手前側のへりをひっかけます。手前の固定バンドがある場合、これを手前側のへりの上に取り付け、しっかりと押して元通りにはめ込みます。
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その他の部品をすべて元の場所に締めつけ直す　ドアパッキンをつけるために外していた正面カバー、ドア、天板、その他の部品があれば、それを締めつけ直します。洗濯機の電源を入れましょう。
- 洗濯物を入れずに洗濯機を回して、水漏れがないか観察しましょう。ドアから水漏れがある場合、解体して、すべての部品がきっちりと取り付けられているかどうか確認する必要があります。
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必要なもの

マイナスドライバー
洗濯機の機種に合った新しいドアパッキン
台所用洗剤（新しいパッキンに潤滑剤がついていない場合）
洗濯機のドアパッキンに使用可の接着剤（パッキンを排水ホースに取り付ける場合以外は任意）
レンチ（一部の機種で使用）
プラスドライバー（一部の機種で使用）

ポイント

部品を取り外す前に写真を撮影しておくと、つけ直しが簡単になります。
ドアパッキンはインターネット上で簡単に購入できますが、正確な型番が必要です。自分の洗濯機の型番を調べましょう。
白物家電の修理、部品取替え、調整についての解説動画を参照する場合は、自分の家電について解説した動画1本だけでなく、必ず他の動画も視聴しましょう。解説動画によっては必要事項をすべて網羅しておらず、困った状況に陥ることがあります。