木材を接合する方法

PDF形式でダウンロードPDF形式でダウンロード

1本の木材の長さが足りない、または柱に梁を接合するなど、木材を継ぎ合わせる機会はたくさんあります。木材を確実に接合する方法には様々な種類があり、ここでは異なる状況で最も効果的にしっかりと接合する方法を、質問と答えの形式でまとめています。

Question 1 の 5:

2本の梁や根太をどのように接合しますか?

PDF形式でダウンロード
  1. How.com.vn 日本語: 木材の間にティンバーコネクター(timber connector)を挟み、ボルトで接合します。
    木材の端部分を約30cm重ね合わせ、その中心に12mmの穴を両方の木材にあけます。M12ボルトをワッシャーに入れ、片方の木材の穴に通します。そして、そこにティンバーコネクターを通して、両方の木材で挟みます。ボルトをもう一方の木材に通し、ワッシャーとナットを取り付けて、ナットをレンチでしっかりと締め付けます。[1]
    • 日本での入手は難しいかもしれませんが、ティンバーコネクターは、リングの両面に異なる方向に向いた鋭い歯が付いた金具で、歯が両方の木材に食い込んで固定します。
    • この方法は、デッキや床の下にある、目に触れない根太の接合に適しています。
    • この方法では、木材の端を繋げるのではなく、重ねて接合するため、仕上がりは1本のまっすぐな木材にはなりません。
    広告
Question 2 の 5:

2本の梁を柱に接合するには、どのような方法を使いますか?

PDF形式でダウンロード
  1. How.com.vn 日本語: Step 1 金属の接合金具で固定します。
    柱の幅と、2本の梁を合せた厚みに適合する金具を選びます。金具を柱の上に取り付け、金具の側面のネジ穴に木材用ネジまたは建築用釘を打ち込み、柱に留めます。2本の梁を重ね合わせて金具に設置し、金具の側面からネジまたは釘を打ち込みます。[2]
    • 例えば、厚さが5cmの2枚の梁を、13cm x13cmの柱に接合する場合、片方が10cmの幅で、もう一方が13cmの幅の金具を使います。
    • この方法は、市販の金具を使い、特別な測定や切断を省きたい場合に適しています。
    • 仕上がりは、金属の金具を載せた柱が、梁を固定して支える形になります。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 柱の上部を切り込み、ボルトで留めます。
    丸ノコを使い、梁の高さと幅(2本の梁の厚さの合計)と同じ切り込みを柱に作ります。そして、2本の梁を重ねて切り込みに設置します。梁の中心から左右対角線に1.5cmのドリル穴を2個、梁と柱にあけます。直径1.5cmのキャリッジボルトとワッシャーをそれぞれの穴に通し、ボルトの端にワッシャーとナットを通して、レンチでナットを締め付けます。[3]
    • 例えば、厚さ5cm、幅15cmの2枚の梁を柱に接合する場合は、高さが15cm、幅が10cmの切り込みを作ります。
    • この方法は、市販の接合金具が手元にない場合や、梁と柱の高さをまったく同じにしたい場合に適しています。
    • この工法を使うと、梁の上端と側面が柱と平坦になります。
    • 切り込みを作らずに、梁を柱の側面にボルトだけで接合してはいけません。下方への圧力が加わると、梁が外れてしまいます。
    広告
Question 3 の 5:

最も強い木材の接続方法は何ですか?

PDF形式でダウンロード
  1. How.com.vn 日本語: ほぞ穴とほぞで接合するほぞ継ぎは、最も強い木材の接合方法のひとつです。
    ほぞ継ぎをするには、片方の木材の接合部分に、木材の厚さの1/3の幅、2/3の深さでほぞ穴を彫ります。そして、もう一方の木材の端にほぞ穴と同じ幅と深さのほぞを彫り出し、木工用接着剤を付けてほぞ穴に押し入れます。2本の木材をクランプで固定し、接着剤を乾燥させます。[4]
    • 手彫り工具や電動工具を使うなど、ほぞ穴とほぞを彫る方法はたくさんあります。例えば、ルーターにアップカット・スパイラルビットを取り付けてほぞ穴を彫ったり、テーブルソーと冶具を使って彫ることもできます。
    • この方法は継ぎ目が美しく、金具が見えないため、目に触れる箇所の接合に適しています。
    • 木材の端と端を直角にほぞ継ぎすることもできます。
    • 接合部分は、木材同士を合わせただけのような仕上がりになります。
Question 4 の 5:

木材の端同士をどのように接合しますか?

PDF形式でダウンロード
  1. How.com.vn 日本語: 相欠き継ぎで接合します。
    テーブルソーまたは丸ノコを使い、両方の木材の端を半分の幅、同じ長さに欠き取ります。切り取った部分に木工用接着剤を付け、パズルのように両方の木材を継ぎ合わせます。接着剤が乾燥するまで、クランプで挟んで固定しましょう。[5]
    • この方法では、接合箇所がほとんど目立たないため、2本の木材を1本の木材のように接合できます。
    • 同じ形でぴったりと接合するため、1本の木材のような仕上がりになります。
    • 欠き取る部分の長さは自由ですが、木材が重なる部分が長いほど丈夫に接合できます。
    • 2本の木材の接合部分をボルトで締めると、さらに強く接合できます。柱に大きな荷重がかかる場合は、この方法が適しています。
    • 木材の端同士を接合する方法は他にもありますが、相欠き継ぎほど強くありません。それらの方法は柱の接合には適さなくても、それぞれの木工プロジェクトに合う方法があります。
    広告
Question 5 の 5:

木材を直角に接続するには、どのような方法がありますか?

PDF形式でダウンロード
  1. How.com.vn 日本語: 留め継ぎ(マイタージョイント)をします。
    マイターソーを使い、2本の木材を45度の角度で合うように切ります。切った部分に木工用接着剤を付け、クランプで固定します。留め継ぎをした両側から木工ネジまたは建築用釘を打ち、反対側の木材までしっかりと打ち込みましょう。[6]
    • 1本の木材の端同士をそのまま継ぎ合わせる方法はあまり強力ではないため、梁などの構造材の接合には、留め継ぎが適しています。
    • この方法は、木材を直角に強く美しく接合したい場合に向いており、ほぞ継ぎより簡単です。
    • 留め継ぎは、額縁の角のような仕上がりになります。 

このHow.com.vn記事について

How.com.vn 日本語: How.com.vn編集チーム
共著者 ::
How.com.vnスタッフライター
この記事は、経験豊富なHow.com.vnの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。

How.com.vnのコンテンツ管理チームは、編集チームが編集した記事を細心の注意を払って精査し、すべての記事がHow.com.vnの高品質基準を満たしているかどうかを確認しています。 この記事は10,062回アクセスされました。
カテゴリ: 趣味・DIY
このページは 10,062 回アクセスされました。

この記事は役に立ちましたか?

⚠️ Disclaimer:

Content from Wiki How 日本語 language website. Text is available under the Creative Commons Attribution-Share Alike License; additional terms may apply.
Wiki How does not encourage the violation of any laws, and cannot be responsible for any violations of such laws, should you link to this domain, or use, reproduce, or republish the information contained herein.

Notices:
  • - A few of these subjects are frequently censored by educational, governmental, corporate, parental and other filtering schemes.
  • - Some articles may contain names, images, artworks or descriptions of events that some cultures restrict access to
  • - Please note: Wiki How does not give you opinion about the law, or advice about medical. If you need specific advice (for example, medical, legal, financial or risk management), please seek a professional who is licensed or knowledgeable in that area.
  • - Readers should not judge the importance of topics based on their coverage on Wiki How, nor think a topic is important just because it is the subject of a Wiki article.

広告